キャリアアップマガジンTOP  >   英検とTOEIC、転職に有利なのはどっち?それぞれ何級、何点から履歴書に書ける?

英検とTOEIC、転職に有利なのはどっち?それぞれ何級、何点から履歴書に書ける?

 2018年8月7日  Posted by  編集部


英検やTOEICで英語力をアピールしたいとき、履歴書には何級から(何点から)書くことができるのでしょうか。また、転職において英検とTOEICとではどちらのほうが有利なのでしょうか。

履歴書の資格欄で英検はどう書けばいい?

英検の正式名称

「英検」の正式名称は、「実用英語技能検定」です。履歴書に記載する際は必ずこちらの正式名称を使うようにし、「英検」という言葉は避けましょう。

英検には「ビジネス英検」「観光英検」など様々な種類がありますが、書類で用いる際はすべて正式名称で書くようにしましょう。

履歴書に書いていいのは2級から

ところで、英検は何級から履歴書に書けるのでしょうか。

英検は5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の7グレードに分かれているのですが、大卒の方であれば上位3つ、2級以上から記載することがデフォルトです。

たとえ5級〜準2級でも正式な検定試験なので履歴書に書けないことはないのですが、英検を取るときには「2級が目標」とされやすいため「2級が合格できなかったのかな?」と思われる恐れがあります。応募先企業のレベルなどに合わせて、調節すると良いでしょう。

各級のレベルと合格率

ではここで、英検各級のレベル&合格率を確認してみます。

5級

中学初級程度。初学者向け身近な話題が出題されます。

合格率:80%

4級

中学中級程度。5級より少し実用的な出題になります。

合格率:70%

3級

中学卒業程度。海外の文化など、あまり身近でない話題がテーマになることが増えてきます。

また、3級からは面接(スピーキングテスト)が試験内容に含まれます。

合格率:55%

準2級

高校中級程度。アカデミックなテーマの長文問題が含まれるようになります。難易度がセンター試験と近いため、センター英語対策にもなります。

合格率:35%

2級

高校卒業程度。社会的で難しいテーマの読解が出題されます。2級からはビジネスシーンでも英語力をアピールできるようになります。

合格率:35%

準1級

大学中級程度。実践的な英作文が出題されます。準1級からは「使える英語」として知られています。

合格率:15%

1級

大学卒業程度。面接でスピーチ&質問への回答を求められ、本格的な英語力が試されます。

合格率:10%

参考:日本英語検定協会 各級の目安

履歴書の資格欄でTOEICはどう書けばいい?

TOEICの平均点以上(600点)ならアピールできる

TOEICは、英検と異なり点数がそのままアピールポイントとなるわけですが、その基準は「平均点以上」です。TOEICを受験する人の中で平均点以上が取れていれば、ある程度の英語力が示せることになります。

参考までに、過去のTOEICの平均点を確認してみましょう。

  • 231回:578点
  • 230回:579点
  • 229回:575点
  • 228回:569点
  • 227回:589点

過去5回の平均は、578点でした。つまりだいたい600点から「平均点以上である」と言えるようになってくるため、「履歴書には600点以上から記載可能」というのが一般的な感覚になっています。

スコアの目安

TOEICは、取得スコアで「英語力の目安」が分かるようになっています。受験勉強の参考にしてみてください。

  • 400点台:お店の看板を見れば、「何となく、どんな店か」が分かる
  • 500点台:ごく簡単な質問を理解することができる
  • 600点台:簡単な仕事上の指示が理解できる
  • 700点台:仕事上の指示がおおむね理解できる
  • 800点台:英語で書かれたインターネットのページの内容がわかる
  • 900点台:英語で書かれた高度な専門書が読める

スコアは2年以内のものを記載する

厳密には、TOEICのスコアに有効期限のようなものは存在しないのですが、合格を証明する認定証の再発行期限が2年以内と定められています。

履歴書に書く際も、なるべくこの「2年」という期限は守ったほうがよいでしょう。TOEICは1年を通して開催されているため、新しいスコアのほうが英語力の目安として示しやすくなります。

転職に有利なのはどっち?英語力を効果的にアピールするには?

企業が重視するのは英検よりTOEIC

結論から言えば、企業はTOEICの方を重視します。

TOEICを実施している国際ビジネスコミュニケーション協会のプレスリリースによれば、2017年度のTOEIC(リーディング&ライティング)の受験者数は248万人以上と、かなりポピュラーな試験になっていることがわかります。

企業が必須資格として提示することが多いのもTOEICなので、どちらか1つを受験するのであればTOEICを選ぶとよいでしょう。

参考:国際ビジネスコミュニケーション協会 2017年度TOEIC® Program総受験者数は約270万人

資格だけでなく「英語を使った経験」もアピールしよう

ただし、TOEICは基本的にリーディングとライティングのテストです。スピーキングのテストがなく、実際に英語を活用するような場面できちんと使えるかどうか(つまり、実践的な英語力があるかどうか)は、TOIECの点数からは分かりません。

そこで、過去に英語を使った経験がある場合はそちらも併せてアピールするべきです。たとえば外国人への接客・電話会議、海外赴任などの「実際にビジネスで使った経験」はもちろん、学生時代に留学の経験があればそれも記載すると効果的です。

 

英検やTOEICは、「試験における英語力」を伝える際に効果があるものです。応募先企業の属性によって求められるものが異なるため、受験する前に企業の事業内容や採用情報をチェックしておくと良いでしょう。


市根井

市根井

1994年生まれ群馬県在住、新卒でいきなりフリーライターになりました。 群馬メディア「gooma」、観光メディア「SPOT」などで記事を書いています。得意分野は地方・フリーランス・WEBなど。 http://gooma.jp

関連する記事

”初めて転職”で不安な方へ。
20代の転職に強いキャリアエージェント

近々相談したい(登録1分)

;