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成功者の共通点「やり抜く力」を育てたい!「やり抜く力」に直結するステップや役立つテクニック

 2018年8月7日  Posted by  編集部


書籍やメディアで“もっとも成功するために必要な力”として紹介され、注目を集める「やり抜く力」。そもそもやり抜く力とは何なのか、どうしたらやり抜く力が身につくのかをご紹介します。また、やり抜く力を支えるテクニックもご紹介しますので、「なかなか続かない」と悩んでいる方はぜひご覧ください。

やり抜く力とは?

「やり抜く力」とはどのような力を指しているのでしょうか?「なんとなく想像がつくけれど、具体的に説明できない」という方に、やり抜く力が注目されるきっかけとなった書籍と共に、やり抜く力の定義をご紹介します。

やり抜く力の定義

やり抜く力とは、「情熱と粘り強さを持って取り組み、何かを達成するまであきらめない力」のことを指します。

29万部を突破するヒット作となった「やり抜く力 GRIT(グリット)」は、やり抜く力に関わる調査結果や科学的根拠を元に、業界問わず成功者が持つ特徴から得られる力としてやり抜く力を紹介しています。

自分のやり抜く力を計測するグリット・スケール

では、自分自身はやり抜く力があるのでしょうか。“やり抜く”という言葉は少し抽象的で、なかなか自信をもって「私はやり抜く力がある」とは判断しづらいでしょう。

先ほどご紹介した書籍で紹介されている「グリット・スケール」は、10の質問に答えることで自身のやり抜く力の度合いが5段階でわかるものです。今までの自分を振り返りながら答えてみましょう。興味のある方は下記の参考記事にて簡単に診断できます。

(参考記事:「「成功する人」の共通点は「やり抜く力」だ」)

やり抜く力をわかりやすく伝える方程式

やり抜く力がどのような構造によってできているかをわかりやすく伝える方程式が、「才能×努力=スキル」→「スキル×努力=達成」です。やり抜く力は才能だけで成り立つものではなく、才能と努力によって磨かれたスキルに、さらなる努力を重ねた結果、手に入れる達成によって自覚できる力です。

やり抜く力は、点として自分を見つめた時にはなかなか見えてこない力なのかもしれません。長い時間をかけて努力することをやめなかった人だけが、結果的に身につけられる力と言えるでしょう。

やり抜く力を伸ばすための4つのステップ

では、実際にやり抜く力を伸ばすためにはどのような努力をすればよいのでしょうか。ポイントは正しい努力の仕方をしっかり継続することです。やり抜く力を伸ばすことに役立つステップをご紹介します。

ステップ1.何をやり抜くかを決める

第一に、限られた時間の中で「何を」やり抜くのか決めることが大切です。あいまいな目標を抱いたまま「何かをやり抜こう」と走り出しても、すべてが中途半端になってしまうでしょう。やり抜くことを決めるときは、下記のようなポイントを元に自己分析してみてください。

  • 自分の好きなことは何か?
  • 自分が大切にしていることは何か?
  • 自分が絶対にやりたくないと思うことは何か?
  • 自分がしていて楽しいことは何か?

すべて主観で判断できることなので、箇条書きにしてノートにまとめたり、過去のエピソードを振り返ったりしてみましょう。

具体例として、筆者の場合は「書くことが好き・楽しい」ということを軸として、「自分が理由に納得できないことには関わりたくない」という信念と「将来について考える時間が大切」という優先順位から、「ライターとしてフリーランスで活動する」という「やり抜くこと」を決めました。

ステップ2.何のためにやり抜くのかを考える

次に、「何のために」やるのか明確にしましょう。つまり、目的をもってやるということです。ステップ1で決めた「やり抜きたいこと」が、社会や周囲にどのような影響を与えるのかを考えます。

うまくイメージがわかない人は、自分が達成した時に「こうなっていたい」と思える他者を分析してみてください。おそらくその尊敬できる人は、社会(少なくともあなた)に対して何らかの影響を与える成果を残しているのでしょう。どんな成果を残しているのか理解できていれば、あなたがどのような目的をもつべきかわかるはずです。

ステップ3.どのようにやり抜くか意識する

やり抜く力は、日々の積み重ねによって育っていきます。「やり抜く力」について研究するアンジェラ・ダックワース教授の定義ではこの過程は「練習」と呼ばれ、ただがむしゃらに時間を費やすのではなく、目標をもって日々集中することが重要と言われています。

特に、練習内容を反省し、改善していくことによって反復練習に効果が生まれます。修正しないまま続けていても、やり抜く力は育ちません。

ステップ4.自分を信じ、希望を持つ

挑戦したことのない目標に向けて進むと、多かれ少なかれ挫折や失敗を経験します。そして、多くの人がそこであきらめてしまいます。

やり抜く力を支えるのは、ミスや痛みを経てもなお「やったら絶対できる!」と自分を信じ続ける“希望”です。「自分なんかできない」と考えがちな人は、やり抜くどころか挑戦することにも尻込みしてしまうでしょう。

一つのポイントとして、「どうにかなる」というおおざっぱな捉え方は役立ちます。あきらめてしまいそうな心を支えるために、うまく自分の楽観的な考え方を引き出せると、あきらめずに続けることができます。

何かをやり抜くために役立つテクニック

やり抜くためには「できる」ことが想像できる「できない」ことに挑戦せよ

たとえば、経験のない人が「新しいサービスをつくって起業し、社会貢献しつつ経済的にも成功したい!」という目標を立ててやり抜く力を育てようと奮闘したとします。ですがこれではあまりにも現実味がなく、努力を的確に積み重ねていくことはできないでしょう。

しかし、そこに至るまでのプロセスを掘り下げ、「年内に興味のある業界で起業したトップの考え方やビジョンをリサーチし、中でも魅力的な10人に直接会って話を聞き、そのあと自身の事業計画を立てて……」とスモールステップに区切れば、一つひとつ達成していけます。

最終的に大きな達成したいことを掲げるのは大切ですが、それを実現していくために、今までできなかったけれど、がんばれば“きっと”できるという小さな目標を立てて挑みましょう。

根拠のあるものは、やり抜く勇気を与えてくれる

やり抜く力は、自分の内側から生まれる情熱だけで支えられているわけではありません。自信を失うときや不安になるとき、役立つのは“根拠”です。たとえば、自分が努力していることが社会的に何パーセント必要とされているのかというリサーチ結果や、自分自身の成果を残したログなどは、目標を明確にさせてくれます。

変わることを恐れず、広い視野を持つ

やり抜く力を育てるためには、自分の生き方や働き方を変えることを恐れないでください。何かをやり抜くためには、何かをあきらめなければ前に進めない時が訪れます。

また、自分がやり抜くと決めた業界以外の動向や素晴らしい成果に目を向けることも大切です。思わぬアイディアをもらうことや、自分の目標に向けて役立つ情報が手に入ることがあります。

時代は常に変化し続けているのですから、何かをやり抜くと決めたあなた自身も柔軟に変わっていかなければ、自分のやり抜くと決めたことを曲げなければならないかもしれません。何を変えず、何を変えるのかを考えましょう。

やり抜く力を手に入れて、何かを達成しよう

やり抜く力は成功者の共通点として注目されていますが、何よりも自分自身を信じることに大きな意義があります。ひとつ何かを達成することで、他にも挑戦したいさまざまことに一歩踏み出すことができるようになるはずです。

とは言え、やり抜く力を自覚するのはそう簡単なことではありませんし、時間もかかります。まずは今日、そして明日できることを積み重ねることからスタートしてみましょう。


宿木雪樹

広報/企画分野での企業経験を経て、フリーランスへ。ニーズに応じた企画/執筆を担当。2018年1月よりMAMORIOチーフエディター。一緒に仕事した方を"幸せにする”がモットー。”幸せになる考え方”をコンセプトにしたブログ「宿木屋」運営中。

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