仕事でイライラする!原因を知り、「分析と分類」で解消しよう
2018年9月12日 Posted by 編集部

仕事をしていると、どうしても仕事内容や人間関係に不満を感じてイライラしてしまうことがあります。イライラは仕事が手に付かなくなる原因にもなりますし、健康にもあまり良くないため、原因をつきとめてから解消していきましょう。
仕事でイライラしてしまう3つの原因
人間関係
心理学者アルフレッド・アドラーが「人の悩みはすべて人間関係によるものである」と語っているのは有名ですが、やはり仕事上のイライラは人間関係によるものが大きいです。
たとえば上司から「今日中にやっといて」などの曖昧な指示を受けて、「どうやればいいの?」「誰に報告すればいいの?」と頭を抱えたことはないでしょうか。仕事の遅い先輩に対して「何でこの人はこんなに仕事ができないんだろう」とイライラすることはないでしょうか。このような悩みは、まさに対人ストレスと言えます。
仕事の質
「つまらない資料作成を延々とやらされる」「何のためにやっているのか分からない」……このような仕事を続けていると、イライラが募ってきます。やはり仕事とはいえ楽しくないことは辛いし、出勤するのも嫌になってきますよね。
またモチベーションが下がるとミスも増え、かつミスが気に障るようになってきます。次第にデスクも汚れてきて、書類も見つからなくなり、負のスパイラルに陥ってしまいます。
仕事の量
仕事の量が自分のキャパシティを超えることによっても、イライラは発生します。もっとも分かりやすい例は飲食店などの「瞬間的ピークがある仕事」で、厨房は今いるお客の注文でいっぱいいっぱいになってしまっているのに、どんどんお客が入店してくる……。こんな状況に置かれると、ほとんどの人がイライラして気が荒くなってきます。普段は許せる後輩のミスが許せなくなったり自分もミスが増えたりと、忙しすぎることで発生するイライラはさらなるイライラを呼び寄せます。
職場でできる!お手軽イライラ解消法
たくさん食べる、スポーツをする、友達に愚痴を言うなど、みなさんはそれぞれ、いろいろな方法でイライラを解消しているかと思います。しかしこれらをオフィスでするのは難しいため、「仕事上でのイライラ」に特化した解消法をご紹介します。
その場から離れる
イライラが発生した場所から離れることで、物理的な距離を置くという作戦です。進まない仕事、嫌な上司などの「イライラの原因」が目に入っている状況では気分を変えるのも難しいですが、その場から離れてしまえば気分転換しやすくなります。
またデスクワークの場合、少しでも体を動かすことで筋肉の緊張がほぐれて気分がよくなるという作用もあります。
ガムを噛む
筋肉の緊張をほぐすということであれば、口を動かすだけでも効果があります。ちょっとした休憩の時間にアゴを使う食べ物(ガムなど)を噛むことにより、精神を安定させるホルモン「セロトニン」が分泌されてリフレッシュすることができます。
環境を整える
仕事が進まなくてイライラする!という時こそ、デスクやPCの整理整頓を心がけてみましょう。イライラして仕方がない時にはとにかく「一旦離脱する」ことが重要ですし、環境を整えておくことによって次のイライラの芽を摘むこともできます。
たんぱく質を摂る
イライラを解消するものとして最近注目されているのが、タンパク質です。筋肉などをつくるものですが、セロトニンを伝達する物質の原料にもなるため摂取したほうがよいとされているのです。ランチに牛乳を飲んだり、間食として大豆バーやプロテインバーを食べたりすることで積極的にタンパク質をとり、セロトニンの分泌を助けましょう。
イライラを分類するとイライラしなくなる!?
さきほど紹介したものは、あくまで一時的に感情を落ち着かせるための対症療法です。ひとまずイライラの気持ちを解消できたら、次は根本的に解決することにつとめましょう。
イライラを4つに分類する
まずはイライラの原因について考えてみます。「重要度高」「重要度低」、「自分でどうにかなる」「自分ではどうにもならない」のマトリクスチャートを作成し、どこに当てはまるのかを確認してみましょう。
たとえば「上司からの指示が曖昧すぎて仕事がうまく進まない」というイライラは、「重要度高」で「自分でどうにかなる」もの。「仕事の遅い先輩にイライラする」は「重要度低」で「自分ではどうにもならない」もの。当てはまる位置によって、解消の方法が異なります。
対処が必要なのは2種類だけ
「重要度高」で「自分でどうにかなる」ものは解決策を自分で考えればよく、「重要度高」で「自分ではどうにもならない」ものは「他の方法を考える」という対処を取ることができます。先ほどの例で言えば「上司からの指示が曖昧で仕事がうまく進まない」は「上司に聞く」が解決方法となるので、それ以外の選択肢を消去します。
そして重要度が低いものについては、「考えないようにする」または「あとで解決する(今は置いておく)」という対処が有効です。仕事の遅い先輩にイライラする気持ちは分かりますが、チームに悪影響があるほどでなければ気にしないのが一番です。
自分の感情に正直になり、ひとまず落ち着いてからイライラの原因を分析してみることで、根本的な解消を目指していきましょう。仕事をしていて自分の思い通りに行かずにイライラしてしまうのは仕方のないことですから、その都度、適切な対処をしていくことが大切です。
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