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ベンチャー企業が登壇するモーニングピッチとは?意味や内容を解説

 2018年9月12日  Posted by  編集部


モーニングピッチとは、デロイトトーマツコンサルティング社が主催する早朝イベントの名称です。毎週、満席になってしまうほど人気のあるモーニングピッチとは、どんなイベントなのでしょうか?モーニングピッチの意味や開催内容をご紹介します。

毎週朝7時からおこなわれるモーニングピッチとは

モーニングピッチはデロイトトーマツが主催するイベント

モーニングピッチは毎週木曜朝7時から野村ビルで行われる、デロイトトーマツコンサルティング社が主催するイベントです。メンバー登録をしている大企業・ベンチャーキャピタル・メディアなどの前で、5社のベンチャー企業がピッチ(ビジネスモデルや展望のプレゼンテーション)を行い、質疑応答や名刺交換の時間を設けたうえで、事業提携のきっかけを作ります。

参考:モーニングピッチ公式サイト

大企業の面々で会場は毎週満席に

会場は150人程度が入れるイベントスペースですが、毎週大企業からの参加者でほぼ満席。熱気に包まれた会場からは、各企業の視点から見た鋭い質問が登壇者に投げかけられます。初めて開催された時から参加者が増え続け、現在は席が足りなくなるほどの盛り上がり。ピッチの内容がいかに濃密であるかを伝えています。

登壇者は毎週のテーマに沿って選ばれるフレッシュなベンチャー企業

「教育」、「フィンテック」、「IoT」など、毎週決められたテーマにあったベンチャー企業が5社選抜され、ビジネスモデルのピッチを行います。最先端の技術を使ったものや、ベンチャー企業ならではのアイディアを持つものなど、社会を変えるきっかけになり得るソリューションを持った企業のピッチは、熱量のあるものです。

モーニングピッチが行われるのは何故?

大企業とベンチャー企業の事業提携の場にしたい

モーニングピッチは、大企業とベンチャー企業の事業提携を結ぶためのきっかけづくりとして開催されています。資金やリソースは持っているものの、現代の課題をスピーディーに解決できない大企業と課題を解決するためのスピード感や野心があるものの、それを実現するリソースが足りないベンチャー企業。双方が出会うことで、日本のさまざまな問題を解決する動きが生まれることが望まれています。

朝7時に集まる企業を対象にするからこそ本気度が違う

朝7時に開催されている理由は、企業勤めの会社員でも参加しやすい時間であることと、「本気で事業提携について考えている」人に集まってほしい、というデロイトトーマツコンサルティング社の願いが込められています。

また、ベンチャー企業のメンバーは朝が弱い傾向があるらしく、活用できていない朝の時間を活用してほしいという理由もあるのだそう。

一見参加しづらい時間帯のように見える早朝開催のイベントですが、そうした理由もあるためか、会場には独特の熱気が感じられます。

日本のベンチャー企業が成長できない壁を打開する

主催であるデロイトトーマツ社は、世界最大の会計事務所として名をはせる大企業ですが、モーニングピッチはすべて手弁当で小規模な開催からスタートしたイベントです。

大企業のリソースをベンチャー企業が活かせない理由は、新しいアイディアの受け入れに抵抗を示す人間がいることと、ベンチャー企業の熱意や成長の伸びしろが伝わりきらないこと。その双方を打開するために、新しいアイディアを受けて時代を動かそうという心意気のある大企業の社員に、ベンチャー企業がプレゼンテーションする場を設けたのが、モーニングピッチです。

モーニングピッチから生まれた事業提携

株式会社SAGOJO

株式会社SAGOJOは、旅を仕事にしたい旅人と、旅人にしかできない仕事の求人をしている会社のマッチングをする求人サイト「SAGOJO」を提供しています。

宿泊施設や食事などのメリットを生かしながら地方の記事執筆や写真撮影で生きていく立場と、その発信によって地域活性化が進んだり、集客ができたりする地方。双方がメリットのあるマッチングをはかるSAGOJO社は、今後の海外観光客の増加に伴ってさらに需要が高まるでしょう。

参考:SAGOJO

株式会社FUN UP

オリジナルアクセサリーを簡単にデザインできるサービス「monomy」を提供する株式会社FUN UPは、ものづくりをより身近にするとともに、リスクのない商品販売というモデルを実現しました。

店舗販売をする際にかかるコストやプロセスを簡略化し、デザインに興味のあるユーザーの欲求も満たすwinwinな関係を築ける「monomy」は、今後、広告主となるブランドとの連携なども考えているそうです。

参考:株式会社FUN UP コーポレートサイト

かっこ株式会社

ビッグデータをどのように活用するか、そのソリューションを含めて提案するかっこ株式会社では、特に企業の課題を解決する点においてサービス開発を進めています。不正注文の検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」や、インターネットバンキングなどの不正ログイン防止策「O-motion(オーモーション)」などが主な提供サービスです。

こうしたサービスの提供によって、企業が目指す次のアクションにスムーズに移行できるよう手助けすることが、かっこ株式会社の目標です。

参考:かっこ株式会社 コーポレートサイト

社会に貢献するベンチャー企業のビジネスモデルから刺激を受ける

さまざまな分野の課題解決に挑むベンチャー企業のピッチと、そのピッチを受けて事業提携という大きなステップを踏み出そうと検討する大企業。双方のやりとりが交わされるモーニングピッチは、まさに次世代に起こる革新の芽吹きを感じられるイベントです。会員である企業の社員となるか、自身が起業して登壇するかが、そのピッチへの参加の道です。あなたが本当に解決したい課題があるのならば、いつか参加する日が来るかもしれませんね。


宿木雪樹

広報/企画分野での企業経験を経て、フリーランスへ。ニーズに応じた企画/執筆を担当。2018年1月よりMAMORIOチーフエディター。一緒に仕事した方を"幸せにする”がモットー。”幸せになる考え方”をコンセプトにしたブログ「宿木屋」運営中。

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