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第二新卒が大学の就職課と使うメリットと学び直した社会人の転職

 2018年1月10日  Posted by  編集部


最近は第二新卒向けに転職を支援する大学や一度就職した社会人が大学や大学院への進学を希望する人が増えてきました。第二新卒の人が大学の就職課を利用するメリット、大学中退者や進学した社会人の転職活動について一緒に確認していきましょう。

第二新卒向けのレア求人がある大学の就職課

大学の就職課は在校生しか利用できないと思っていませんか。最近は多くの大学の就職課で卒業してから3年以内の第二新卒向けに就職支援サービスを行っています。第二新卒の転職活動で卒業した大学の就職課を利用する最大のメリットは、転職サイトやハローワークなど一般に公開されていない求人を紹介してくれるところです。

2018年卒業予定の大学生・大学院生の有効求人倍率は1.78倍(平成29年度全国キャリア・就職ガイダンス(厚生労働省若年者雇用対策室))。空前の売り手市場で学生にとって有利な状態ではありますが、新卒の採用人数が予定通り集まらない企業も少なくありません。若手社員の不足を補うために、第二新卒を積極的に採用する企業が増えてきました。

転職サイトやハローワーク経由が一般的な求人の募集方法ですが、不特定多数の応募者のなかから必要な人材を選ばなければならないため手間がかかります。しかし、大学の就職課経由で求人を募集すれば応募者を絞り込め、効率よく必要な人材を確保できます。特に難関大学には優良企業の求人が集まる傾向にあります。また、25歳以下の第二新卒であれば新卒の求人へ応募できる企業も少なくありません。転職先の選択肢を増やすためにも、一度母校の就職課を訪ねてみるとよいでしょう。

また、転職エージェントほどのノウハウはありませんが、大学によっては卒業生であっても模擬面接や個別面談の相談に乗る就職課も増えてきました。転職エージェントはちょっと敷居が高いという人は積極的に活用してみてください。

大学中退者は第二新卒で応募できる?

大学中退の経歴を持つ第二新卒でも大学の就職課は使えるのでしょうか。残念ながら中退した人は大学の就職課は利用できません。大学の就職課はあくまでも在校生と卒業生向けの就職・転職支援を行うところだからです。大学中退は学歴も高卒扱いとなるため、大卒の新卒枠で就職することもできません。

大学中退者は就業経験がなくても企業から高卒既卒者として扱われるため、中途採用枠で就職活動を行う形となります。そのため、第二新卒を募集する企業への応募は可能です。ただし、多くの企業が中途採用に対して一定の社会人経験を求める傾向にあるため、すでに就業経験のある若手社員がライバルとなります。未経験者も応募可能な求人ならともかく、経験者を積極的に採用する企業では就業経験のない大学中退者は不利になることを覚えておきましょう。

また、大学中退者が就職した会社を3年以内に退職して第二新卒として転職活動を行うことに難色を示す企業も少なからずあります。病気や家庭の事情などやむおえない事情で中退したのならともかく「大学も途中で辞めて会社もすぐに辞める長続きしない人」と企業の採用担当者から思われてしまうからです。大学中退者は就職先を決める段階で長続きできる会社を選ぶことが重要です。

しかし、「体調を崩した」「入社時に提示された条件や業務内容があまりにもちがう」など短期間での退職を選ばざるおえない人もいることでしょう。不利な状況のなか、1人で転職活動を行ってもうまくいきません。転職エージェントを使って専門家にサポートしてもらうとよいでしょう。

社会人の大学卒業後の転職は有利?不利?


文部科学省が行う「大学・専修学校の社会人入学者数の推移」を調査によると、ここ数年で大学や大学院で学び直す社会人の数が少しずつ増えています。大学に進学すると4年、大学院だと2年のブランクができてしまいます。専門知識を身に着けるためのブランクですが、そのような経歴でも企業は積極的に採用してくれるのでしょうか。

残念ながら、現在の日本の企業では大学や大学院で学び直しをした社会人を積極的に受け入れる態勢が整っていません。25歳以下の社会人なら、一度就業経験があっても新卒枠で採用してくれる場合もあります。25歳以下の人は大学で学んだ知識に加えて、応募先企業で活かせる職務経験を積極的にアピールするとよいでしょう。

一方、25歳以上の社会人だと中途採用とみなされるケースがほとんどです。前職でSEだった人が大学院で2年間経営学を学んだあとに経営企画職を目指して転職活動をしたとします。しかし、企業が注目するのは大学院に入る前のSEの実務経験。経営学の専門知識があっても実務経験がないため企業からあまり評価されません。学び直しによるブランクを「仕事を積極的に覚えなければならない20代の貴重な時間を棒に振った」とマイナスに考える企業もあります。

退職しないで大学や大学院へ進学する方法はないのでしょうか。夜間や土日に授業がある学校や通信教育を行う学校であれば、平日の仕事に支障をきたす心配はありません。卒業後の転職活動が不利にならないようにするためにも仕事と勉強の両立ができる進学先を選ぶことをおすすめします。

まとめ

第二新卒でも大学の就職課が使える理由と大学中退者や学び直しをした社会人の転職に関する疑問について解説しました。それぞれのメリットやデメリットを踏まえたうえで、自分の納得のいく就職先や進路を決めるようにしましょう。


Rebe career 編集部

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