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自分らしく働く!「プチ起業」を成功させるための3つのポイント

 2018年10月10日  Posted by  編集部


自分の働き方を見直す人が増える中、「プチ起業」という選択肢が出てきています。起業って大変じゃないの? プチ起業って普通の起業とどう違うの? 今回は自分らしく働くための新しい選択肢「プチ起業」についてご紹介します!

自分らしく働く「プチ起業」とは?

「プチ起業」とは何か?

プチ起業とは、その名のとおり小さな事業を自分で立ち上げることを指します。「事業」というと大そうなことに聞こえますが、通常の「起業」とは一線を画しています。

プチ起業の特徴は自分が立ち上げ、行う事業をいきなり「=収益を得る」にとどまらず、「意義」に主軸を置くところが起業との違いです。「私らしく働く」「もっと意味ある社会貢献がしたい」「地域のコミュニティを活性化したい」など、自分がやってみたいことをとにかく事業として実践してみるかたちを言います。

女性の「プチ起業」に追い風!融資が増えている

平成25年6月に政府が出した「日本再興戦略」の中で「女性の活躍推進」をキャッチフレーズに掲げており、個人向けの起業・創業補助についても書かれています。実際に、女性への融資をしてくれるところはいくつかあります。

中小企業庁が運営する「ミラサポ」では、プチ起業のための補助金が申請できます。補助金を受け取るにはさまざまな条件がありますが、必要な資金の3分の2まで、最大200万円が補助されます。こちらは補助金なので、返済の必要がありません。

また、ミラサポの補助金が受けられなくても日本政策金融公庫による「女性、若者/シニア起業家支援資金」など融資をしてくれるところもあります。実際に日本政策金融公庫では、平成28年度の女性に対する融資が6364件と、前年比で15%も増加しています(参考:日本経済新聞「日本公庫の融資先、若者・女性向け拡大 16年度」)。

内閣府男女共同参画局が平成28年1月に出した「女性起業家を取り巻く現状について」のデータによると、起業時に感じる不安で最も多かったのが「収入の減少・生活の不安定化」でした。お金に関する不安は起業する時のハードルになるため、こういった補助金・融資の制度があるのはプチ起業に心強いですね。

何で企業しよう?プチ起業の種類

自分のお店を出す!サロン・ショップ系起業

サロンやショップなど、実店舗を出すタイプの起業です。主にネイルやエステ、カイロプラクティックなどのサロンや、美容室、雑貨屋さんなどのショップなどがあります。

メリット

フランチャイズであれば、開業準備や運営方法についてアドバイスがもらえる可能性があるので、1人で後ろ盾がないまま始めるよりも心強いです。

またプチ起業の中でも「お店を出す」という比較的大きなビジネスになるので、収益が気になる点もありますが、その分やりがいも大きいです。

デメリット

店舗をどこに出すか? という問題があります。自宅の一部スペースを利用して始められることができればその分費用もかかりませんが、新たなスペースを探して始めるとなると時間も費用もかかります。

また、お店を「経営する」ことになりますので、事業を続けるためには利益をどう出していくかなども考えなければなりません。ビジネス寄りの考えをあまりしたくない人には向いていないかもしれません。

Webで出店!ネットショップ系起業

実店舗を持たずに、ネット上でショップのサイトを立ち上げて起業する方法です。ネット上でよく見るショッピングモールのように、商品や価格を掲載して決済してもらい、商品を発送する方法です。

無料で簡単にネットショップを立ち上げることができるBASEなどのサービスもあるため、初心者でも参入のハードルは高くありません。自分で作った小物を売ったり、既製品を仕入れて販売するなど、さまざまなやり方があります。

メリット

パソコンさえあれば実店舗を持たなくて良いため、その分の費用などはかなり抑えられます。サイトには商品写真と価格を載せておけばよいので、在庫も売れ行きを見ながらコントロールできます。

専業で行わなずともスキマ時間で対応していくことも可能なので、時間の融通を効かせながらプチ起業したい人におすすめです。

デメリット

在庫を抱えすぎてしまうなど、実店舗と同様の苦労があります。また、サイトを介してお客さんとやりとりをしたり、商品を発送するなど、実店舗とは違った手間がかかります。

特技や趣味を伝授!講師・教室系起業

趣味や特技としてやってきたことを、自宅や貸しスペースで教室・習い事として誰かに教えるという形の起業です。料理、フラワーアレンジメント、アロマ、ヨガ、整理収納アドバイザー、学習塾、英会話、音楽など、趣味の発展形から起業することができます。

メリット

前述したとおり、趣味や特技の発展で事業を興せるので、単純にやっているだけで楽しいと思います。また、自分が得意なことを人に教えることで喜ばれるので、やりがいや充実感も大きいでしょう。

デメリット

講師・教室系起業で難しいのは、開いている講座や教室に人を集客しなければならない点です。せっかく講座をつくっても、参加者が集まらなければ意味がありません。始めは友達づてや自分で宣伝をして、集客する必要があります。

専門知識を活かす!コンサル・カウンセリング系起業

前職の経験や持っている資格の専門知識を活かして起業するのがコンサル・カウンセリング系の起業です。ビジネスコンサルタント、心理カウンセラー、占い、キャリアコンサルタント、結婚相談など該当します。

メリット

自分が持っている知識やスキルが商品であるため、場所や費用がかからず始めやすいでしょう。カウンセリングや相談などは、Skypeなどを利用してオンラインでも実施できるため、通勤や移動の手間も少ないです。

デメリット

始めやすいということは、ライバルも多くいるということです。同業他社が多いので、自分がどういったコンサルやカウンセリングを得意としているのかなど、強みをアピールしていくことが必要になります。

自宅で働く!在宅ワーク系起業

クリエイティブな職種で自分のスキルを活かして、多くの場合は在宅でする起業です。システムエンジニアやプログラマー、WebデザイナーなどIT系の職種や、イラストレーターやライターなども在宅で仕事をする人が増えてきています。

またランサーズクラウドワークスのようなクラウドソーシングも多数あり、未経験からでもできる案件があるので最も始めやすい起業のタイプと言えます。

メリット

パソコンやネット環境さえあればすぐに始めることができるため、初期費用や準備が少なくて済みます。また勤務場所や時間に縛られることがなく、融通の効きやすい働き方です。

デメリット

良くも悪くも自分次第のため、仕事を見つけてきたとしても、良い単価で働けるかどうかは個人差があります。クラウドソーシングに仕事の案件はたくさんありますが、単価は高くないためお小遣い稼ぎ程度にしかならない場合もあります。

「とにかく安定した収入がないと不安!」という人には、あまりおすすめできません。

ここに気をつけて!プチ起業を成功させるためのポイント

公私混同しない!

プチ起業をする人の中には「働き方」を見直したくて始める人もいるでしょう。「通勤電車が嫌」「子どもや家族のための時間がもっと欲しい」「定時に縛られたくない」など、理由はさまざまだと思います。

プチとは言えど起業したら、最初はうまくいかないことも多いでしょう。しかし、子どもや家族、プライベートを理由にして仕事がうまくいかなくなっては意味がありません。また職場が自宅になる場合、会社勤めの時以上に仕事とプライベートの境目が曖昧になります。

公私混同を避けるために、仕事とプライベートとの線引きをどうするかルールを決めて取り組みましょう。

戦略を立てて臨む

趣味や特技、好きなことの延長として臨むかもしれませんが、ビジネスの一端を担っているのですから、できれば収益をあげて続けていきたいですよね。

そこで大切になるのが「戦略」です。「月に〇万円稼げるようになるぞ!」と目標を決めて、そこからいつまでに何を達成すべきなのか計画を立てましょう。そして、目標に向けて計画どおり実践・行動をしていくのです。

趣味や特技、好きなこともできてお金が稼げるという状態を作り出すためには、やはりそれなりに計画と行動が必要なのです。

「経営者は自分」という覚悟を持つ

起業するということは、自分自身が経営者になるということです。どのように収益を出すか、クレームが来た時の対応をどうするか、今後どのように事業を展開していくかを決めるのも、自分自身です。「自分が舵取りをしなければ何も進まないし、まわらない」ことを意識して取り組みましょう。

また、プチ起業は1人で始められる方が多いかもしれません。しかし事業が伸びて収益が出てくると、人を雇用する可能性だってあります。最初から「自分が経営者なんだ」という覚悟を持って臨むことで、事業が大きくなったり働く人が増えても、ぶれずに経営を続けることができるでしょう。

覚悟を持って臨めば、自分の「好き」でお金をもらうことができる!

自分らしく働くための新しい選択肢プチ起業についての現状や、働き方の種類、成功のポイントをご紹介しました。何でも「始める時」はそれなりに大変です。しかし覚悟を持って臨み、続けることで成功し続けることができます!ぜひチャレンジしてみてください!


大森由理

大森由理

ニーガタのオーモリ。既婚29歳の派遣事務とライター業。大学院まで運動生理学が専門、卒後は研究員として働く。キャリアに興味があり、人材紹介会社で1年営業をする。キャリア、教育、スポーツ、研究界隈が好き。近頃は「やってみるをやってみる」実行中。

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