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使えない部下のタイプ別!特徴とすぐできる対処法

 2018年10月16日  Posted by  編集部


「こ、こいつ使えないな……」そんな風に感じてしまう部下は、あなたの周りにいるでしょうか? 一口に「使えない」と言っても、その中身にはさまざまな特徴があります。今回はタイプ別の使えない部下の特徴と、すぐにできる対処法をご紹介します!

使えない部下の特徴と対処法(1)性格編


まずは、使えない部下の性格に問題がある場合の特徴と対処法をご紹介します。

仕事に対するやる気がない

もしかすると、このタイプがもっとも難しいかもしれません。なぜなら多くの場合、部下本人が自分自身のやる気のなさを自覚していないことが多いからです。そのため、なぜやる気がないのか? どうしたらやる気が出るのか? を一緒に探していく必要があります。

仕事が楽しくなかったり健康上に問題があってやる気がないなら、一緒に問題を解決する方法を考えてサポートをしていく必要があります。または、その部下がどのような時にやる気が出るのかを探り、仕事をさせることを考えなければなりません。「事務作業よりミーティングの時のほうが生き生きしている」のであれば、普段の業務から雑談などコミュニケーションを挟みながら仕事をしてもらうほうがいいのかもしれません。

その人が何に対してなら「やる気」を出したり、「興味」を持つのかを探して引き出してあげることが必要です。

あらゆる点で心配性

とにかく心配性であれやこれやと気にかけて、肝心なところの注意が散漫になってしまうタイプです。たとえば、1つ仕事をするにしても細々とした細部が非常に気になってしまい、本来的に必要ではない資料をたくさん作ったりして、無駄な作業が多くなってしまいます。

このタイプの部下の場合は一緒に仕事の内容を整理し、「やらなくていい仕事」を明確化することが必要です。細部を心配する気持ちは尊重しながら、「なぜその仕事は今やる必要がないのか」「やらなくていい仕事の代わりに、集中すべき仕事は何か」を都度、話し合って仕事を進めていきましょう。

都度話し合うのは面倒な気もしますが、部下の心配が軽減されるほか、仕事の進捗状況を把握できるため、定期的に話をする機会があるのは良いことです。

思考がネガティブ

どんな提案や意見を言っても、ネガティブな言葉が返ってくる部下もいるはずです。「それは無理ですよ」「自分にはできません」など、できない理由を並べたり、どうしたらできるようになるか? という発想を持てないタイプです。

ネガティブ思考の強い部下とコミュニケーションを取る際には、前向きに考えざるを得ない質問の仕方をするといいです。たとえば意見を乞う時にも「あなたはこの事業を成功させるためには、どうしたらいいと思う?」など、「成功」や「できる」ことを前提とした聞き方にするのです。

こちらの聞き方を少し変えるだけで、部下の思考や考え方も少しずつ変化していくかもしれません。

使えない部下の特徴と対処法(2)行動編


次に、使えない部下の特徴を行動の面から見ていきましょう。

一般的な社会常識に欠ける

新卒で入社してきた新社会人に多いのが、社会人としての一般常識に欠けるタイプです。新卒なら「仕方がない」と思えるかもしれませんが、中途採用などで入社してきた人に常識がないとがっかりしてしまいますね。

常識のない部下に対しては指摘すべきポイントが出た時に、その場ですぐに指導するのがコツです。後から指摘すると「なぜ今?」と、部下も素直に指摘を受け入れることができなくなってしまいます。

根気のいる作業ですが、一般常識がなくて、ただ単に「知らないだけ」という可能性もあります。1つ1つ指導していくことで、改善されていくかもしれません。

報連相が圧倒的に足りない

いわゆる報告・連絡・相談が足りてなかったり、できないタイプの部下です。あとから問題が発覚したりすることがあり、上司としては「なぜ早く言ってくれなかったの?」と後から困ってしまうこともあります。

報連相のない部下の場合、「いつ・どのタイミングで・何を報連相したらいいのかわからない」ということが多いです。なので、どのような時に報告をしなければならないか、タイミングだけでもきちんと決めてコミュニケーションを取る機会を設けましょう。問題が発生し解決策が必要になったとき、何かを決定する必要があるとき、などです。

タイミングがつかめるまでが難しいかもしれませんが、これも経験してもらう中で覚えていってもらうしかありません。慣れるまでは「今日は何かあった?」とこちらから聞きに行ってもいいかもしれません。

周囲との協調性がない

常に自分の思い通りに仕事をしたがるタイプです。このタイプの部下は、仕事ができない人ばかりではなく、仕事ができる人の中にも一定数存在します。「俺は仕事ができるのに、周りのやつができないのが悪い」「自分1人で作業したほうが早い」などと思っているケースもあります。

こういった協調性に欠ける部下の場合は、何かしらのリーダー職に就かせてみるのも1つの手です。特に大きなプロジェクトや事業を動かす際のリーダーの場合、どうしても1人では仕事がまわらなくなることが出てきます。チームのメンバーを上手に動かすにはどうしたらいいか? を考えることで、チームワークの大切さに気がつき、協調性が出てくる人もいるでしょう。

使えない部下の特徴と対処法(3)仕事の進め方編


最後に、使えない部下のイケてない仕事の進め方について、特徴と対処法をご紹介します。

同じような失敗を繰り返す

何度指導しても、同じようなところで失敗を繰り返してしまう部下はいませんか? 教えている側も手間や労力が何倍もかかりますし、イライラしてくるかもしれません。こういった部下は「なぜ失敗するのか」「失敗しないためにどうしたらいいのか」を実は正しく理解していない可能性があります。

失敗に対して指導をする時には「なぜ失敗したのかわかる?」と、部下本人に考えさせてアウトプットさせます。そして改善策を伝えたあとに、「改善内容を自分の言葉で言ってみて」とアウトプットさせます。なかなか言葉にするのが難しいタイプの場合は、改善内容をメモにとらせてもいいでしょう。とにかく、こちらが求めている改善内容を「理解」してもらうことが大切です。

また、ミスと改善点についてばかり言及するのではなく「ミスが起こることで何に困っているか」を伝えるのも効果的です。仕事の全体像がわかれば、「ここでミスをしてはいけない」「ミスをしないようにするためには」と自発的に考えられるようになるかもしれません。

仕事が遅い

仕事を頼むと期日までに仕上がってこないし、遅れるという相談もない……部下がそんな状況では、周囲のメンバーの業務に悪影響が出てしまうこともあります。仕事が遅い部下の場合は2パターンの原因が考えられます。

  1. 仕事の効率を上げる方法がわからない
  2. 時間に対する感覚がルーズ

1つ目の仕事の効率を上げる方法がわからない場合ですが、仕事に対する経験が少ない人ほど、どのタスクをどの順番、どのくらい手厚くやったら効率がいいかという予測が立てられません。そこで、最初のうちは自分が知っている効率のいい手順を教えてあげましょう

人から教えてもらった手順をこなすうちに「これは省略できるな」「あれはもう少し工夫ができる」など、自分で時間や労力の配分を考えることができるようになるでしょう。

2つ目は時間に対する感覚がルーズな場合です。学生気分を引きずったままなのか「締め切りを過ぎてもどうにかなる」と、周囲のことなど考えずに自分の感覚でのみ仕事をしている人はいませんか?このようなタイプには、納期や締切を守らないことに対する危機感を持たせましょう

たとえば面談などで、「納期を守らないため、あなたのことが信頼ができない」ことを伝えましょう。そして今後も納期や締切を守れない場合には、ポジションや給与の降格もあり得るなど、現実的に部下の身に降りかかる事態をはっきりと伝えるのです。

時間や納期を守るのは、社会人として当たり前のことです。できないことに対して、周囲やあなたがどう思っているのかをはっきり伝えたうえで、本人の行動の改善を見守りましょう。

勝手に進めてしまう

自分で仕事を進められることは悪いことではありません。ですが、その業務を行う本来の方向性や目的が不明確なままに、自分勝手に進めてしまっては意味がありません。やる気はあるけど相談が少ない部下は、勝手に仕事を進めてしまい、軌道修正が難しいところまでいってしまう可能性もあります。

部下が暴走しないように、定期的にコミュニケーションを取り、確認する場を設けることが確実です。こういった部下の場合はやる気はあるので、しっかり道筋さえ間違わないように確認してあげれば、仕事は進めてくれるでしょう。

こちらからコミュニケーションをとることをを忘れず

タイプ別の使えない部下の特徴と、すぐにできる対処法をご紹介しました。「こいつ使えないなあ……」と思っているだけでは状況は何も改善しません。「この人がうまく仕事ができるようにするためには?」を考えて、こちらからコミュニケーションをとっていきましょう!


大森由理

大森由理

ニーガタのオーモリ。既婚29歳の派遣事務とライター業。大学院まで運動生理学が専門、卒後は研究員として働く。キャリアに興味があり、人材紹介会社で1年営業をする。キャリア、教育、スポーツ、研究界隈が好き。近頃は「やってみるをやってみる」実行中。

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