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履歴書の本人希望記入欄に書くべき内容と書き方のポイント、希望条件の伝え方

 2018年10月12日  Posted by  編集部


転職活動などで履歴書を作成する時に書き方に困るのが、「本人希望記入欄」だと思います。けっこうスペースがありますが、本当に自分の希望を書いてもいいのでしょうか? 今回は本人希望記入欄の書き方とポイント、自分の希望条件の伝え方などをご紹介します!

本人希望記入欄に書くべき内容とは?


履歴書にある「本人希望記入欄」には、どのようなことを記載するのが一般的なのでしょう? はじめに本人希望記入欄に書くべき内容について解説します。

働く上で譲れない条件

自分がその職場で働くにあたって、譲れない条件について記載します。ただ、あまりにも正直に給与や休み、勤務時間についての希望を赤裸々に記載してしまうと採用されるかどうかに大きく影響してしまいます。

記載する場合は、希望として記載するに相応しい正当な理由がある場合のみにしましょう。たとえば「育児のため、10時から17時までの勤務を希望しています」などです。

募集職種や勤務地が複数ある場合の希望

1つの求人情報に対して募集されている職種や勤務地などが複数選べる場合に、自分の希望を記載する必要があります。

職種の場合は「企画営業職を希望しています」などと記載します。勤務地は引っ越しなどが難しい場合、「自宅から通勤できるエリアでの就業を希望しています」など記載しましょう。特に希望の勤務地がない場合は、「勤務地は貴社規定に従います」と記載すればOKです。

入社希望日や入社可能日

いつからうちの会社で働いてもらえるのかは、応募先企業の採用担当者が特に気にするポイントの1つです。退職交渉をまだしていない場合や、引継ぎなどの都合で少し先になりそうな場合は「引き継ぎの関係上、〇月〇日より就業が可能です」と記載しておくのが無難です。

在職中での転職活動での入社可能日の伝え方や、入社日を先に延ばす場合の交渉方法などはこちらの記事も参考になります。ぜひあわせて確認してみてください。

参考:在職中の転職活動で大切な入社日の伝え方と目安は?

連絡可能な曜日や時間帯

今の職場で仕事をしながら転職活動をする場合、勤務時間中に電話連絡などが来ても、なかなかすぐに出られる状況ではない場合があります。合否連絡などの大切な連絡が来る場合もあるため、自分が電話に出やすい曜日や時間帯を記載しておくとよいでしょう。

ただし応募先企業にも業務時間がありますので、なるべく先方の業務時間内で自分が連絡可能な曜日や時間帯を記載するようにしましょう。

本人希望記入欄に記載する時のポイント


かなり広いスペースが設けてある本人希望記入欄ですが、実際に希望を記載する際にはどのような形式で記載すると、相手にわかりやすいのでしょうか? 記載する時のポイントについてご紹介します!

箇条書きにしよう

わかりやすく相手に見てもらうことを意識しながら、項目ごとに箇条書きにしましょう。すでに項目が印字されている履歴書の場合はそれに従って記載してください。項目がなくフリースペースのみの履歴書については、自分で項目を書いてから希望内容について記載しましょう。

〇入社可能日
平成●年●月●日より就業が可能です。

〇希望勤務地
東京都内の支店
父の介護があり、引っ越しをともなう遠方での勤務が難しいため。

〇勤務時間
午後7時以降の残業不可
子どもの保育園の送り迎えがあるためですが、3日前までにわかれば延長保育の申し込みが可能です。

 

文章量は8割までが目安

どんなに文章量が多くなっても、本人希望記入欄の8割程度にすべてが収まるように記載しましょう。

履歴書は、企業と自分が最初にコンタクトを取るものでもあります。本人希望記入欄に長々と条件が書かれているのは、企業側からするとまだ知りもしない相手から一方的に条件を言われているようなものです。より簡潔に記載し、のちの面接や内定後の面談などでしっかり話ができるようにしましょう。

特に書くことがない場合

特に自分から希望するような条件がなく、特に本人希望記入欄に書くことがない場合には「貴社の規定に従います」とだけ、記載をしましょう。空欄にしておいたり、「特になし」など記載するのは失礼です。やる気がないように見えたり、粗雑な印象を与えてしまう恐れがあります。

これはダメ!本人希望記入欄に書かないほうがいい内容


本人希望記入欄は、基本的には就業する上での自分の希望条件を書いてもいい欄です。他方、率直に希望を書きすぎると悪い印象を企業側に与えてしまいます。「こんなことは本人希望記入欄に書かないほうがいい!」というものをご紹介します。

給与額の希望

転職するにあたって気になる人が多いのが、転職先企業での自分の給与額です。もちろん現職よりも下がってしまっては転職する意味がないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そうはいっても、履歴書の本人希望記入欄には給与額の希望などは書かないほうがよいでしょう。「待遇面ばかり気にする人なのか?」と、まだ直接会ってもいない段階から悪い印象や誤解を抱かれてしまう可能性があります。

給与額に関しては、面接中や内定後の面談などで話題に上がったり、契約書の内容を見て確認することが可能です。合否にも影響するので、企業側から話が出ない限りは話題にしないほうがいいでしょう。

結婚や出産の予定など特別な事情

企業のカラーや転職理由にもよりますが、よほど関わりがない限りは転職後にすぐ結婚する予定などは書かないほうがよいでしょう。採用の合否に影響が出る可能性もあります。

ただし、結婚を機に転居を伴う転職をする際には、配偶者を「有」として「〇月に結婚予定」と書いておきましょう。結婚と同様の理由で、転職後にすぐ妊娠・出産をするようなことを匂わせるのもNGです。

上手に伝えて好印象!本人希望記入欄での希望条件の伝え方


どうしても叶えたい希望がある場合には、相手に対して失礼のないような伝え方をしたいですね。そこで最後に、悪い印象を抱かれないような本人希望記入欄での希望条件の伝え方を解説します。

勤務時間の希望

都合があってどうしても残業ができないなどの理由がある場合、背景なども踏まえてしっかり記載することをおすすめします。

〇勤務時間
同居している父親の介護があり、19時以降の勤務が難しくなっております。

 

勤務地の希望

基本的に勤務地の希望を出してほしいと言われていない場合について、あまりこちらから詳細に勤務地を指定することはおすすめできません。

希望を出す時には「関東エリア」や「関西エリア」などのように、通える範囲の広域エリアを指定するか、もしくは「自宅から通勤可能な範囲」などのような書き方に留めましょう。

職種の希望

1つの募集要項で複数職種を募集している場合には、必ず希望職種を書き添えましょう。その際、企業側が出している募集職種名と同じ書き方をしてください。たとえば「営業事務」を募集しているのに、本人希望記入欄に「希望職種:営業アシスタント」と書いては混乱を招きます。

相手のことを思って、わかりやすく記載することが大切

本人希望記入欄の書き方とポイント、自分の希望条件の伝え方をご紹介しました。履歴書は企業と自分が出会う最初のツールです。相手のことを思ってわかりやすく記載し、詳細な話はしっかり面接や面談でできるよう準備しておきましょう!


大森由理

大森由理

ニーガタのオーモリ。既婚29歳の派遣事務とライター業。大学院まで運動生理学が専門、卒後は研究員として働く。キャリアに興味があり、人材紹介会社で1年営業をする。キャリア、教育、スポーツ、研究界隈が好き。近頃は「やってみるをやってみる」実行中。

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