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ビジネスにおける強い武器!信頼を形づくる要素と信頼される人の特徴

 2018年11月19日  Posted by  編集部


あなたはどのような人なら信頼できますか? 信頼できる人は、ビジネスにおいても仕事を任せたり相談事をしたりと、何かと頼りたくなりますよね。今回は信頼を構成している要素と、信頼される人の特徴をご紹介します。

信頼されるってどういうこと?信頼を構成している2つの要素


「あの人は信頼できる人だ」と思える人が、ビジネスや日常生活の中でもいると思います。よく使われる「信頼」という言葉ですが、そもそもどういった意味なのでしょう? また「信頼」を形づくっているものとは何なのでしょうか?

「信頼」と「信用」の違い

信頼とよく似た言葉で「信用」というものがあります。普段使っていても、あまり違いを意識することはないかもしれません。デジタル大辞泉で言葉の意味を調べると、下記のように出てきます。

【信頼】
[名](スル)信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。「信頼できる人物」「両親の信頼にこたえる」「医学を信頼する」

【信用】
[名](スル)
1 確かなものと信じて受け入れること。「相手の言葉を信用する」
2 それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。また、世間が与える、そのような評価。「信用を得る」「信用を失う」「信用の置けない人物」「店の信用に傷がつく」
3 現在の給付に対して、後日にその反対給付を行うことを認めること。当事者間に設定される債権・債務の関係。「信用貸付」

「信頼」はその人のことを精神的に信じたり、信じる気持ちを持つこと。一方で「信用」は、信じるために根拠となる成果物が必要になります。「信頼」のほうが根拠などを必要としない、つまり無条件なぶん、より強く相手のことを信じている、ということになります。

信頼は「能力」と「人間性」で構成されている

根拠なく相手を信じる「信頼」は、いったいどこから生まれてくる気持ちなのでしょうか?

社会心理学の分野では信頼について長年研究されてきており、信頼を形づくる要素の1つに「能力」が挙げられています。これは、その人の持っている専門性などを意味しています。

たとえば、テレビの中の天気予報士が「今日は夕方から雨が降るので、傘を持っておでかけされたほうがいいでしょう」と言えば、傘を持って出かける人が多くいると思います。これは、天気予報士の「能力」や「専門性」を信じているからです。

もう1つ、信頼を形づくる要素として「人間性」が挙げられます。天気予報士としてのスキルをどんなに持っていても、汚い言葉遣いややる気のない態度、だらしのない服装で天気予報を伝えられたらどうでしょう? 丁寧な言葉遣いでハキハキとお天気を伝えてくれる、スーツをきちんと着こなした天気予報士のほうが、より信じられると思いませんか?

真面目さや、勤勉さ、正直かというような「人間性」によって、人は相手を信頼できるかどうかを判断しているのです。

信頼される人の特徴(1)能力編

専門分野を持っており、実績がある

前述したように、特定の分野における専門的な知識やスキル・実績を持っていると、より信頼されるようです。

専門分野というと、「自分は研究職でもないしなぁ」と思ってしまうかもしれません。しかし、ここで言う専門分野とは、営業職であれば「この商品に関する知識は誰にも負けない」「業界についての知識や人脈がある」などのことを指します

「〇〇ついてはあの人に聞いたら間違いない」と周囲に思われていることがあるなら、信頼を勝ち得ているも同然でしょう。

相手をコントロールではなく、マネジメントする

特に、管理職などの立場にある方は気をつけていただきたいことです。チームや部署を統制しようとしすぎるあまり、上からの物言いや命令口調が強くなってはいませんか? 人によってはマネジメント(管理)ではなく、コントロール(支配)しているように感じられてしまう恐れがあります。「自分はあの人にコントロールされている」と感じている相手に対して、果たして「信頼」の気持ちが湧くでしょうか?

信頼される管理職を目指すのであれば、声かけやコミュニケーションを取り、相手をマネジメントすることを意識してみましょう。

時間や納期を守ることができる

社会人として基本的なことですが、納期や締切、待ち合わせなど時間に対する約束事をきちんと守れる人は、それだけで信頼度が上がります。

仕事というのは自分1人で行うのではなく、相手がいたりチームでやることがほとんどです。そのため否が応でも自分のしている仕事が誰かの仕事に影響が出るので、納期や締切を守れる人は重宝されます。

信頼される人の特徴(2)人間性編

誰に対しても同じ態度で接する

相手によって丁寧だったり粗雑だったり……いちいち態度が変わってしまう人を、あなたは信頼できるでしょうか?

「この人は本当は何を考えているんだろう?」「もしかすると私にも、“私だけに取っている態度”があるのかも」と疑われてしまいます。疑念や疑問を抱かれたままでは、信頼を得ることは難しいでしょう。

誰とでも同じ態度で接することができれば、「あの人はああいう人なんだ」というキャラクターも印象づけることができ、信頼してもらえるようになるはずです。

困っている人を助ける目配り気配りができる

信頼できる人は、ちょっとした目配りや気配りのできる人が多いです。また、誰かが困っていることに気がつくだけではなく「何か手伝いますか?」と自ら声をかけることもできます。

人は、困っている時や大変な時に助けてくれた人のことを、忘れることはありません。「気配りのできるいい人だ」と、あなたに対する印象も良くなるでしょう。

自分も人を信頼して頼ることができる

誰かに信頼されるということは、反対に、誰かを信頼できる力があるとも言えます。

自分のプライドにばかり気にしてしまうと「誰かに頼るのが恥ずかしい」と思ってしまいます。ですが、信頼されている人たちが目指しているのは、あくまでも仕事において高いクオリティを出すことです。その目的のためなら、誰かに頼ったり相談することを惜しみません。

あなたが信頼してくれていると思えるからこそ、相手もまた信頼して何かを頼んだり相談したりすることができます。こうして信頼関係が築かれていくのです。

相手にも自分にも、いつでも誠実でいれらるかが信頼されるための鍵

信頼を構成している要素と、信頼される人の特徴についてご紹介しました。信頼とは根拠がないぶん、自分自身が普段周囲にどのようにコミュニケーションを取っているかが重要です。相手に対しても自分に対しても、いつでも誠実な自分でいられるように心がけましょう!


大森由理

大森由理

ニーガタのオーモリ。既婚29歳の派遣事務とライター業。大学院まで運動生理学が専門、卒後は研究員として働く。キャリアに興味があり、人材紹介会社で1年営業をする。キャリア、教育、スポーツ、研究界隈が好き。近頃は「やってみるをやってみる」実行中。

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