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メーカーとクライアントとの板挟み!商社が激務になってしまう理由

 2018年11月20日  Posted by  編集部


商社は人気業種のひとつですが、同時に激務であることでも有名です。そもそも商社とはどんな仕事をしており、なぜ激務になってしまうのでしょうか。そして、ハードワークであるにも関わらず人気がある理由も考えてみます。

商社が激務になってしまう理由(1)業務の特徴

メーカーとクライアントのパシリ

商社の仕事は、簡単に言うとメーカー(売りたい人)とクライアント(書いたい人)を繋ぐものです。管理職のように上と下に挟まれて両方の言うことを聞かなければならないわけで、メーカーとクライアントのパシリ役に徹しなければなりません。すると必然的に仕事量が多くなり、激務になってしまうのです。

取り扱う商品・顧客数が多い

商社は取り扱う商品の数がメーカーと比べて圧倒的に多いため、営業の仕事は特に大変です。商品数が多ければ求められる知識も増え、常に勉強することになります。

さらに顧客自体も多く、それぞれから色々なプレッシャーを受けるため、自身の業務管理をしっかりしないと混乱してしまいます。

海外出張・転勤が多い

多くの商社はグローバルな事業展開を進めているため、社員は海外に行く頻度が多くなります。通常の業務だけでも激務なのに、長い移動時間に耐え、場合によっては「ほとんど毎日ホテルで寝る」という生活も覚悟する必要があります。

旅行が好きな人であれば海外出張はメリットと感じるかもしれませんが、穏やかに過ごしたい人にとってはストレスになってしまうようです。

商社が激務になってしまう理由(2)仕事もプライベートも人脈が命

頭を下げることで人間関係がうまくいく

さきほど商社は「メーカーとクライアントの板挟み」ということを述べましたが、両方にいい顔をしてもらうために、商社である自分が頭を下げる必要が出てきます。社名を背負っているということもあって意見することが許されず、「こんなの、どう考えてもメーカーが悪いじゃないか……!」と思っても「そこをなんとか」と頭を下げ続けることが求められます。

飲み会で人間関係を構築

さらに、商社の仕事には飲み会がつきまといます。商社はメーカーとクライアントを繋ぐ仕事ですから、とにかくコミュニケーションが重要。日本の企業ですから、取引先との距離を一気に縮めるには「飲み会が最適」となってしまうわけです。

近年では一気飲みを強要するような異常な飲み会は少ないようですが、やはり「出世するためには何度も飲み会に顔を出せ」というのは常識となっているようですね。

人脈を維持+拡大し続けなくてはならない

以上のように、「飲み会で拡大させた人脈を頭を下げて維持する」というサイクルを継続させなければなりません。年齢が上がり、役職がついてくると、これまでに展開してきた人脈の維持で精一杯になります。

するとどうなるかと言えば、仕事のほとんどが「飲み会」と「ゴルフ」で構築されることになるのです。しかもこれらは「やらなければならない接待」なので、この働き方が楽しいものであるとは決して言い切れません。

どんなに激務でも商社で働くことのメリットとは?

これだけ激務であっても、商社は就活生からの人気が常に高い業種です。ハードワークな要素を超えるほどのメリットとは、どんなものなのでしょうか。

収入が多い

まず、商社は年収が高いという特徴があります。DODAによる平均年収ランキング2017【業種別】を見ると、総合商社の平均年収は478万円。これは比較されている業種の中で最も高いものになっています。

また年齢別ランキングを確認すると、全業種における20代の平均年収は346万円であるのに対し、商社の20代は385万円。実に40万円程度高くなっています。

世の中にインパクトを与える大きな仕事ができる

商社の仕事は基本的に規模が大きく、案件ごとに動く金額がとても高額です。つまり一つの仕事が社会に大きなインパクトを与えることになるのです。

激務であるぶん大きな仕事を体験できるため、それを担う社員も誇らしい気持ちで働くことができます。収入以外にも「働く意味」を見いだせるという点で、大きなメリットとなるのでしょう。

モテる

そして、「収入が高く」「大きな仕事をしている」人間がどうなるかといえば、間違いなくモテるでしょう。

商社マンといえば、合コンでモテる属性として有名です。収入が高いので家庭を持っても安心、誇りを持って仕事をしているので自信があり堂々としている、普段からハードワークなためスケジュールもきっちり守る。さらに商社には体育会系が多いとも言われており、「モテ」のほとんどの要素を満たしているのです。

 

以上のように、商社の仕事は想像以上にハードワークなようです。しかしそれを覆すほどの「収入が高くモテる」という大きなメリットがあるため、人気業種として毎年ランクインしています。激務でもいい!と考えるなら、非常に魅力的な商社への就職・転職を検討しても良いでしょう。

 


市根井

市根井

1994年生まれ群馬県在住、新卒でいきなりフリーライターになりました。 群馬メディア「gooma」、観光メディア「SPOT」などで記事を書いています。得意分野は地方・フリーランス・WEBなど。 http://gooma.jp

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