物流ってどんな業界?業界の動向と仕事内容、志望動機の例文も紹介!
2018年12月28日 Posted by 編集部


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輸出入を担う飛行機や船、工場からコンビニへ商品を届けるトラック。私達の生活は、想像以上に「物流」に支えられています。最近ではAmazonなどのネット通販も主流になり、より物流の需要が高まっています。
では、物流業界はどのような現状にあり、どんな仕事があるのでしょうか。また、物流業界へ転職する際の志望動機の例文もご紹介します。
物流業界とは?物流業界の現状と将来性
陸・海・空でヒトまたはモノを運ぶ
物流業界の仕事を一言で説明するなら、「陸海空のいずれかで、ヒトかモノを運ぶ仕事」となります。陸は「自動車」と「鉄道」、海は「船」、空は「飛行機」のことを指します。
日通総合研究所によれば、2018年度の輸送量は0.3%増しが見通されており、総輸送量は3年連続のプラスになるとのこと。消費関連、生産関連、雑貨の輸送量はプラスを維持しており、全体的には好調であることが伺えます。
3PLとは
物流業界を説明するときに頻出する、「3PL」というワードがあります。これはサードパーティーロジスティクスの略で、「企業の物流業務をすべて物流会社が担う」という意味です。
メーカーと物流会社が長期的な契約をすることになるため、物流会社からすれば「営業活動などの労力が減らせる」、メーカーからすれば「物流関係の設備に投資せずに済む」というメリットがあり、多くの物流会社が経営の基盤にしています。
国内物流市場は伸び悩んでいるがEC、3PL市場は拡大基調
日通総合研究所の調査は、物流業界が基本的には好調であることとともに、業績伸び率の鈍化も示しています。これにはEC(ネット通販)に始まる新規事業者の参入、取扱件数の増加による人材不足などが影響していると考えられます。
ただしその分ECと3PLの市場は拡大しており、三井住友銀行の調査によると2017年のEC市場は2010年の2倍以上、2016年の3PL市場は2010年の1.6倍以上となっていることが分かります。
参考:
日通総合研究所 2017・2018年度の経済と貨物輸送の見通し
三井住友銀行 物流業界の動向
物流業界の仕事
「物流」と聞くとトラックや船で物を運んでいるところを想像しがちですが、もちろんそれだけではなく、物流プランを提案したり管理したりする仕事もあります。
企画営業
物流業界にも他業種と同じように企画営業の仕事があります。
クライアントとなる企業の物流関係を調整するために最適なプランを提案したり、事業所や物流システムを組む部署とコミュニケーションを取ったりする仕事です。取り扱うものが物流であるという特徴があるだけで、他の業種における企画営業と大きな違いはありません。
システムエンジニア
現代では物流にもIT技術が多く活用されており、当然それを動かすシステムエンジニアの仕事も存在します。
梱包や出荷など、物流に関わるシステムをクライアントのニーズに合わせて構築する仕事です。企画営業がプランニングしたものを的確に受け取り、現場のことを考えながらシステムを組みます。
物流管理
商品を適切な品質、量、時期、場所、価格で届けるにはどうしたらいいかを考える仕事です。確実に商品を届けた上で自社に利益をもたらしつつ、さらに、コスト削減も目指すことが求められています。
物流業界の志望動機の例文
最後に、面接で物流業界の志望動機を話すときの例文をご紹介します。(物流業界未経験、類似職種からの転職を想定しています。)
企画営業
*1 物流業界でも活用できそうな前職の経験を述べます。
*2 共感したビジョンなどを示し、「なぜウチの会社なのか」に答えるようにします。
システムエンジニア
*1 物流と社会を結びつけ、なぜ物流業界に志望したのかを伝えます。
*2 会社だけでなく社会に貢献できることに働く意味を見出していることをアピールします。
物流業界は、日本社会を支える大きな役割を担っています。現代では最新技術も導入され、過去と比べてもかなり効率的になっており、各社でさらなる最適化が目指されています。人材不足ではあるものの人気業界のひとつなので、きちんと準備して選考に挑むべきでしょう。

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