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5割の企業が「新卒採用管理システム」の必要性を認識。応募者との連絡ツールではLINEへの期待が高く、8割以上が連携した新卒採用管理システムに感心を示す

 2018年11月4日  Posted by  編集部


新卒採用においては、優秀な人材の確保や自社と学生のマッチングはもちろん、効率化とコストの削減も大命題です。

しかし、昨今は応募チャネルが多様化するなど採用業務は煩雑なものとなり、採用する側の人的・時間的リソースを大きく圧迫しているのが実情。そんな中、求人・応募・連絡・選考……といった採用業務全般を一気通貫で効率的に管理する“採用管理システム”への注目度が高まっています。

そこで今回、株式会社リアライブは「新卒採用における管理システム導入」についてアンケートを実施。その結果から、各企業が採用管理システムに対して大きな期待を抱いていることが明らかになりました。

大企業では、もはや新卒採用管理システムは必須のツール

『新卒採用活動において、採用管理システムを導入されていますか?』という質問に対しては29%が「導入済み」と回答。「導入予定」「導入していないが、関心は高い」を合わせれば50%となり、半数の企業が採用管理システムの必要性を実感していることになります。

規模別にみると、社員数1001名以上の大企業では採用管理システムの導入率が半数近くにのぼっていることがわかります。採用人数が多い企業において、管理システムは必須のツールとなりつつあるようです。

『業務効率化、成果向上の観点で採用管理システムに期待する機能は次のうちどれですか?』という質問(回答は複数選択式)に対しては、実に80%もの企業が「応募者の一元管理」と答えています。

また社員数301~1000名規模の企業では「面接調整予約」など、より多くの機能に期待していることもわかります。この規模の企業では、少ない採用担当者で対応している場合も多く、業務効率化へのニーズが高いことがうかがえます。

コミュニケーション手段としてのLINEへも期待が高まる

新卒採用業務においては、応募者との密接な連絡が不可欠です。そこで『応募者との密なコミュニケーション手段としてLINEが活用され、採用管理システムとの連携にも注目が集まっていますが、どのようにお感じですか?』との質問を設けました。

「利便性が高そうなので利用してみたい」が9%、「効果はわからないが、利用してみたい」が45%。「効果はわからないが、興味はある(情報を知りたい)」の30%も合わせると、80%以上の企業が採用時のコミュニケーション手段としてLINEを利用することに関心を示しているといえます。

アンケート時の意見でも、採用時のコミュニケーション手段にLINEを使うことを前向きに捉えていることがわかりました。たとえば「学生にとってはハードルが下がるのではと期待する」「メッセージをLINE形式の画面でやり取りできるとスムーズだと思います」といった声が挙がっています。

一部では「LINEのセキュリティが心配」「今の学生にとっては使いやすいかもしれないが、“友達”ではないため、その線引きが曖昧になるリスクが気になる」など、セキュリティ面や運用面で課題を感じている声があったものの、応募者への一斉連絡・個別連絡に単一のプラットフォームで対応できるLINEの利便性に着目し、期待を寄せていることがわかる結果となりました。

新卒採用管理システムに「次のステップ」を期待する声も

採用管理システムに関する所感を各企業に尋ねたところ、費用対効果を知りたい」「コスト次第」との声は当然あったものの、

・選考・採用人数が多ければ多いほど、個々への対応が難しくなる。それをカバーできる機能があれば活用したい

・データをもとに傾向と対策を練ったり、社員の行動特性を分析したりするためにはシステムで管理することは重要

…など、おおむね前向きな姿勢・意見で占められていました。とりわけ目立ったのは、複数のメディア・採用チャンネルからのエントリーを一元管理できるという採用管理システムの強みを評価する意見でした。

また新卒採用管理システムに「採用後・入社後の人事管理にも役立てられるシステムがあれば」など、さらなる多機能化を望む意見のほか、操作性の向上を求める声もみられました。これらは、管理システムのベンダーが今後取り組むべき重要課題といえるでしょう。

LINEについては、企業と学生のキャラクターによって、あるいは新卒採用者を“どう育てたいか”という理念によっても、利用の是非に対する考え方は変わってくるようです。自社と応募学生のキャラクターや連絡内容などに応じて複数のツールを使い分けるなど、コミュニケーション手段の多様化が求められることになるのかも知れません。

そうした採用管理システムに対する各企業の意見を、最後に紹介いたします(抜粋)。

新卒採用管理システムでの「一元管理」に期待する声

・リクナビやマイナビ、自社HP経由の応募者など、異なるサイトの応募状況やメッセージ、進捗状況を一元管理できると便利(1001名以上、運輸・不動産・エネルギー)

・今まで採用ナビ以外で出会う学生と、ナビ経由の学生を一元管理することができなかったので、その点では非常に役立つと思います。また、分析機能もついていることから、次の採用戦略を立てやすくなると思います(301~1000名、メーカー)

新卒採用管理システムに、さらなる多機能性を求める意見

・ナビを利用した一括採用と、エージェントなどを利用した通年採用をどちらも管理できるシステムがほしい。新卒と中途を一元管理するシステムがなくて困っている(1001名以上、情報・通信)

・日程調整が煩雑なため、採用管理システム上で候補者との調整が完結するとありがたい(300名以下、マスコミ・コンサル)

・選考通過者の履歴から通過しやすい人間をスクリーニングしてくれる機能が今後できてくれると楽(300名以下、メーカー)

・採用管理システムにAIが搭載され、よくある質問には自動返信などができる機能が付加されるとありがたいです(1001名以上、メーカー)

採用後の人事業務とのシームレスな連携に期待する意見

・内定後の入社手続きに関しても継続して管理できるとよいと思います(301~1000名、情報・通信)

・入社手続き・社員管理DBへの連携がスムーズに進むとより助かります(1001名以上、情報・通信)

・採用のみで使用するのではなく、入社者については入社後の基本情報・評価・教育管理にも使用できるようになれば、採用~退社まで一貫して1人の情報を管理でき、今後の採用・評価・教育の検証に役立つためありがたいと考えております(300名以下、情報・通信)

・応募経路から選考フローはもちろん、採用後も一元管理できれば助かります。面接時の評価と入社後の評価の乖離や、面接担当者ごとの目利きもわかりますので(300名以下、マスコミ・コンサル)

操作性の向上を期待する意見

・人事の現場担当のみで対応するには操作にスタミナがかかってしまうことがあります。機能面の充実に加え、操作がさらに簡易なもの(どんな世代でも操作できる程度)を期待します(301~1000名、メーカー)

・設定項目が多くなるのは理解できるが、できるだけ利用者(企業側)がわかりやすい・操作しやすいフォームに期待します(300名以下、メーカー)


Rebe career 編集部

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