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【例文あり】職務経歴書の『活かせる能力』の書き方と職種別に必要な能力は?

 2021年12月12日  Posted by  編集部

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近年、転職の職務経歴書では『活かせる能力』という枠を設けることが主流になっています。その人独自の強みは採用担当者が最も注目する部分ですが、応募した企業や職種で活かせるものでなければいけません。逆に、強みを魅力的に伝えられれば、書類選考が通るのはもちろん、面接試験の受け答えもグッと楽になります。

そこで今回は、職務経歴書で活かせる能力、その書き方について解説します。

職務経歴書の活かせる能力の書き方のポイント

職務経歴書の『活かせる能力』の欄では、どのようなことを書くべきなのでしょうか。3つのポイントがあります。

経験した仕事から自分の強みを抽出する

まずは自分のこれまでの経験から、強みとなりそうな部分を書き出します。いわゆるキャリアの棚卸しです。ただし、「強み」と考えるとなかなか出てきませんので、まずはこれまで経験した仕事と実績を時系列で思い出し、何も考えずに書き出してみましょう。それぞれの項目が「本当に強みとなるか?」「どう伝えるか?」というのは、次のステップで考えていけばよいのです。

例:前職が営業だった場合

✕ 営業ノルマは一回も達成してないし書けないな….
〇 ノルマ未達成だったけど月5件の契約を決めた→書き出す

応募先企業や職種に合わせて書く

続いて、書き出した強みを応募先企業のニーズに合わせて選びます。実績すべてがアピールになるわけではないということに注意しましょう。ここでは、企業が求めている人材や職種に当てはまるかどうかで判断し、またそう見えるように意識して書くことが大切です。

例:事務職→営業職へ応募した場合

✕ 事務をしていたので仕事の正確さには自信がある→営業で活かせる強みとは言えない
〇 受け身になりがちな事務職でも積極的に改善策の提案を行っていた→提案力は営業で活かせる

実績を踏まえて書くことで説得力アップ!

採用担当者は応募者のことをよく知りませんから、強みに説得力がなければ、口で言っているだけになってしまいます。そこで、実績をアピールすることで、強みと思うだけの根拠があることを示しましょう。具体的な数字や、主体性のある行動により(周りとは違う)結果に繋がったことがあれば、エピソードのかたちでアピールしていきましょう。また、上司から褒められた経験なども有効です。

例:営業職→営業職へ応募した場合

✕ 営業をしていたので営業は得意→抽象的で説得力なし
〇 週10件以上の訪問をこなし、月5件以上の契約を安定して取っていた→具体的で信用できる

職種別!アピールするべき活かせる能力

強みを魅力的にアピールするには、応募職種のことをよく知ることが大切です。職種によって、どのような点がアピールしやすいのかを見ていきましょう。

営業・販売

営業・販売において何より優先されるのは売上です。ですから、

  • 売上目標を達成した実績
  • 売上目標を達成するために行った工夫
  • 売上目標を達成する意欲の高さやコミュニケーション力など

を示せると良いでしょう。ノルマを達成していればそれだけで強いアピールになりますが、ノルマ未達成であれば、その事実を無理に書く必要はありません。アポイントメント数や契約数など、示せる数字に自信を持てばよいのです。

エンジニア

エンジニアは、何よりも技術力をチェックされます。具体的なスキル・保有資格などを盛り込みつつ、「資格欄」にも忘れずに記載します。具体的には、

  • 具体的に持っている開発スキル(得意なプログラミング言語など)
  • 自発的に新たなスキルを身につけようとする姿勢
  • プロジェクトのリーダー経験など

を示せると良いでしょう。IT技術は日々進化していますので、現状に満足せず、学ぶ意欲が高いことを示すと将来性を感じさせることができます。

事務

事務職は、決まった仕事を淡々とこなすイメージがある分、受け身になりがちです。だからこそ、課題を自分で発見して、主体的に動ける人材が魅力的に映ります。

  • 事務処理能力やコミュニケーション能力
  • 課題を見つけて改善しようとする姿勢
  • エクセル、ワードなどのPCスキル

などを自己PRに加えられるとよいでしょう。また、「能力が認められてこんな仕事を任された」という経験があれば、エピソードとして加えておくのも有効です。

【例文あり】職務経歴書の活かせる能力の書き方

職務経歴書に強みを記載するときには2つの書き方がありますが、どちらでも構いません。「読みやすさ」や「面接のときに説明しやすいか」などの視点で選ぶとよいでしょう。

箇条書き方式・文章方式それぞれの特徴

箇条書き方式は、シンプルで見やすいため採用担当者が理解しやすいです。また、項目ごとに質問しやすいので、読み手に配慮した書き方と言えるでしょう。ただし、シンプルになりすぎて言葉足らずになるリスクがあるため、言葉はよく吟味する必要があります。

文章方式は、強みをエピソードで詳しく伝えることができ、状況や背景をイメージさせやすいというメリットがあります。その反面、冗長になりがちなので、担当者からは「一番アピールしたいのはどこ?」と思われてしまう場合もあります。あくまで簡潔に伝えることを第一に考え、詳細は面接で答えるつもりで記載しましょう。

以上を踏まえ、営業職から他社の営業職へ転職するケースで例文を紹介します。

箇条書き方式の記載例

【活かせる経験・能力】

  • ITシステムの営業を5年経験し、月平均7件のセールス経験
  • 1週間単位での行動を見直し改善する自己管理能力
  • 顧客のニーズに応えるためのリサーチ力と信頼構築能力

文章方式の記載例

【活かせる経験・能力】

  • 売上目標に向けた達成意欲
    法人向けに自社のITシステム・ツールの営業を行ってきました。お客様から寄せられる幅広い疑問・質問にできる限り答えられるように、セールストークの改善はもちろん、休日には個人的に業界研究セミナーへの参加、顧客候補へのヒアリングを徹底して行いました。1日100件を目標としてテレアポを行い、月平均7件の契約を安定して獲得しました。
  • 自己管理能力
    1週間単位で目標と実施した施策の見直しを行い、受注件数・訪問件数などを全て具体的な数値に落とし込んで、次の施策に活かしました。また、顧客リスト作成や管理等を、裁量の範囲内で外部アシスタントに代行してもらう事で効率化を図り、自分が売上にコミットできる環境づくりを心がけました。
  • 信頼構築能力
    私の顧客対応のスタンスは、「先方ご担当者の社内評価が上がるように尽力すること」です。そのためには、自社サービスの良さを伝えるだけでなく、担当者にどんなメリットがあるのか?という視点からセールスを行い、ヒアリングの際もその点を意識して聞いていました。この考え方で、多くのお客様と長期的・継続的な取引を実現でき、安定した契約件数の達成にも繋がりました。

企業や職種に合わせたアピールをしよう

応募する企業・職種によって、活かせる能力や伝え方は変わってきます。また、相手のニーズに合わせた書き方をすることで、職務経歴書が「使い回しではない」ことも伝わるでしょう(意外に大切なことです)。ぜひこの記事を参考に、強みを誇張することなく、出し惜しみもせず、あなたの魅力が100%伝わるような書き方を工夫してみてください。

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