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「コミュ障」はどんな人を指す?コミュ障に向いている仕事、克服する方法を紹介

 2018年12月4日  Posted by  編集部


「コミュ障」という言葉が一般化してからしばらく経ちますが、概念が広まったことにより「コミュ障の人」が揶揄されてしまい、余計に生きづらい社会になってきました。そしてどちらかと言えばコミュ障側の筆者は、この状況に問題を感じています。コミュ障を分析し、適正な仕事もしくは改善する方法を見つけていきましょう。

コミュ障にも種類がある?ダウナー系コミュ障とアッパー系コミュ障

コミュ障とは?

言葉上は「コミュニケーション障害」の略称ですが、実在する障害であるコミュニケーション障害とは異なる用法で使われます。

他者(特に友人以外)とのコミュニケーションが非常に苦手で、苦痛に感じる人。または苦痛に感じることはなくとも、以下に説明するような「まちがったコミュニケーション方法」を取ってしまうような人もそう呼ばれることがあります。

ダウナー系コミュ障

コミュ障として代表的なものが、こちらのダウナー系コミュ障です。強い人見知りで、他人に意見を伝えることが難しいタイプの人です。電話は即答を強いられているように感じるため受話器が取れなかったり、話しかけられてもうまく対応できなかったりします。

「劣等感」や「空気を読む」あたりがキーワードとなり、「自分に対する自信のなさ」にが原因になっています。

アッパー系コミュ障

ダウナー系のコミュ障は自分がコミュ障であることを自覚していますが、こちらのアッパー系コミュ障は自覚がないどころか「自分はコミュニケーション能力に長けている」と思い込むタイプの人々です。他人との距離を掴むことができず、自分の話を一方的に続けてしまったり、自分が正しいと思っている価値観を他人にも押し付けてしまったり。

こちらはダウナー系コミュ障とは真逆で、「有能感」や「空気が読めない」がキーワードとなります。つまり、劣等感/有能感、空気を読みすぎる/読めないが片方に偏ってしまうとコミュ障と呼ばれてしまうわけですね。

コミュ障に向いている仕事の3つの特徴

担当業務を一人で行う(ライター、プログラマなど)

名前の通り対人コミュニケーションに難があるのなら、メインの業務が一人で黙々と進められるような制作系の仕事がおすすめです。特にライターやプログラマなどの「黙々とパソコンに向かう仕事」であれば、せめて制作中は誰ともコミュニケーションを取らなくても良い場合がほとんどです。

事務職もパソコンに向かう仕事という点では共通していますが、「人間が使う資料の作成」は上司や先輩に相談しながら進めることも多いため、あまりおすすめできません。

決まった会話だけをすることが多い接客業(飲食店、スーパー・コンビニなど)

接客業は、意外にもコミュ障に向いています。なぜなら接客には基本的にマニュアルが用意されており、決まった会話だけをすれば良い場合が多いからです。

対して営業などのマニュアルのないコミュニケーションは「相手に合わせた会話」をその場その場で展開しなければならないため、コミュ障にはハードルが高くなってしまいます。

持ち場に一人になることが多い(警備、ドライバー、倉庫作業など)

仕事中に一人になる時間が多い仕事は、単純に他人とコミュニケーションを取る時間が短くなるため、コミュ障におすすめです。たとえばトラックのドライバーは業務時間のほとんどが一人での行動で、多少のコミュニケーションを取るとしてもルーティンの決まった作業ができれば問題ありません。

コミュ障は、「自分の時間」を確保できないことに大きなストレスを感じます。一人でいる時間が長ければ空気を読む必要もないため、比較的気楽に働くことができるでしょう。

仕事をするには最低限のコミュ力が必要!コミュ障を克服する3つの方法

しかし、いくら1人でできる作業が多いとはいえ最低限のコミュニケーション力がないと仕事をするのも困難になってしまいます。ある程度の力を身につけるために、克服する方法も確認していきましょう。

先入観を持たない

初対面の相手に対して、人はどうしても先入観を持ってしまいます。しかし会話してみなければ相手がどんな人かは分からない(もっと言えば、会話しても分からない)わけですから、勝手な想像で相手の性格を決めつけるのは不誠実です。

なかなか簡単なことではありませんが、まっさらな状態でコミュニケーションを取るための訓練をしてみましょう。慣れてくれば、次第に先入観を取り払うことできるようになります。

会話のハードルを下げ、自信を持つ

ダウナー系コミュ障の方に関しては、少し自信過剰になるのもアリです。「会話で相手を楽しませなければいけない」と思うとハードルが高くなってしまうので、そのような思い込みを捨てて「ただ会話する」だけで問題ありません。

そして、むしろ相手が自分と話したがっていると思い込んでみましょう。あなたが話すことで迷惑だと感じる人は、想像以上に少ないのです。

相手に興味を持つ

そして重要なのが、自分の話を聞いてもらうためには自分も相手に興味を持つ必要があるということ。これは、自分の話を延々と続けてしまうアッパー系コミュ障の人々に足りていない部分です。

自分が自分以外の誰も知らないような情報を持っているのと同じように、他人は自分の知らない情報を持っています。お互いがお互いに興味を持ち、リスペクトすることで奥の深いコミュニケーションが生まれます。

 

コミュ障を克服するのは、簡単なことではありません。社会にはコミュニケーション力をあまり必要としない仕事も多いので、適正を見つけるのも一つの方法です。もし、どうしても克服したいのであれば、ご紹介した3つの方法を軸に徐々に意識的な訓練を続けることから始めてみましょう。


市根井

市根井

1994年生まれ群馬県在住、新卒でいきなりフリーライターになりました。 群馬メディア「gooma」、観光メディア「SPOT」などで記事を書いています。得意分野は地方・フリーランス・WEBなど。 http://gooma.jp

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