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営業事務ってどんな仕事? 一般事務との違いや、未経験でもチャレンジ可能か解説!

 2018年11月30日  Posted by  編集部


事務職で仕事をしたい人が、求人を探すと「営業事務」という募集を見かけることがあると思います。通常の一般事務とはどのように違うのでしょうか? 今回は営業事務と一般事務の違いや仕事内容、営業事務に求められている能力や、未経験からでもチャレンジできるのかを解説します。

一般事務とどう違う?営業事務の仕事

営業事務って何? 一般事務との違い

事務職で求人を探していると、一般事務のほかにわざわざ「営業事務」と銘打った募集が出ているのを見かけることがあると思います。一般事務とは一体なにが違うのでしょうか? 明確に違いを表した定義があるわけではありませんが、一般的に以下のような認識をされています。

営業事務
企業における営業部門で、自社製品や自社サービスの受発注や見積書・請求書作成、売掛金管理、データ入力など、「営業活動」に関わる事務を担当する。

 

一般事務
部門に関わらず、ファイリングや電話応対、文書作成などの事務の仕事を担う

 

営業事務は、「営業部門つきの事務職」という見方をされることが多いようです。もちろん、営業事務という名前で募集がかかっていなくとも、一般事務として採用されて入社したら営業部門の配属だった、という可能性もあり得ます。

営業事務の仕事内容

上記でも軽く触れましたが、営業事務にはどのような仕事があるのか、詳しく解説していきます。

管理業務

営業の人が受注してきた案件の受発注や、顧客から期限までに入金されているかの確認など、営業に関わる事務的な手続きに関することが仕事となります。

その他、契約や売り上げ、納品や在庫の管理、アポの日程調整や、交通費の清算までを担う場合もあります。

書類作成

営業がクライアントに出す見積書や提案書、取り引きで必要となる請求書や納品書などの書類を作成します。また、データの管理や伝票の作成など、営業に関わる書類作成も行います。

クライアント対応

営業事務は事務仕事だけ……と思われている方もいらっしゃいますが、時にはクライアント対応をすることもあります。

新商品のカタログやサンプルを送ったり、クライアントから注文や在庫状況の問い合わせを受けたり。営業担当が商談・契約に注力できるように、それ以外の対応を任される場合もあります。そのため、営業と同じくらい自社の商品やサービスについて精通している必要があります。

営業事務ならでは!仕事のやりがいやメリット

チームの成績や売り上げに貢献している実感ができる

事務職は一般的に、個人作業が多くなりがちな職種です。他方、営業事務に関しては先にご紹介したように、「営業」という会社として利益を上げなければならない部分のチームの一員として仕事をすることが多いです。そのため、同じ部署の営業が「仕事を受注してくる = 営業成績が上がる」ことが、自分の喜びにもなります。

また自らもクライアントの対応をすることで、対応力を評価されたり、受注に繋がることもあります。このように、チームの一員として売り上げに貢献しているを感じることができるのが、大きなやりがいのひとつです。

キャリアの選択肢が広がる

企業経営の中でも、営業部門は利益の根幹を担っている部門です。その部門で仕事をしてきた経験は、その後のキャリアの選択肢を増やすことにも繋がります。営業の感覚を身に付けられることはもちろん、他の事務職と異なり、多くのクライアントと直接コミュニケーションを取る機会にも恵まれます。また、クライアントの要望を汲み取って対応する能力が自然に身につくのは、営業事務ならではかもしれません。

「いきなり営業職や企画職へは転職が難しい」という人にとって、営業事務は良いステップとなってくれるでしょう。

「未経験可」の求人が多い

営業事務の仕事をするにあたって、特別必要な資格や経験は問われない場合が多いです。そのため、未経験からでもOKな募集が多いところはメリットと言えます。

採用の際に重視されるのは、クライアントの要望を的確に汲み取ったり、社内・社外の人とスムーズに仕事が進められるなど、主にコミュニケーション能力です。また、仕事上どうしてもパソコンを使うことが日常的にあるため、最低限のパソコンスキルが求められます。

営業事務に必要な能力と適性

スケジュール管理能力

営業事務の仕事の中心は、事務的な手続きに関するものです。受発注や入金など、締め切りや期限が設けられている仕事が多いため、スケジュールを管理する力が非常に重要だと言えます。

また、同時にいくつかの案件を並行して進めていることがほとんどです。そのため、単純に1つの仕事に対する締切や納期さえ気にしれいればいいというわけではなく、マルチタスク的な能力が問われます。

臨機応変に対応できるコミュニケーション能力

突発的に状況が変わった時にも、臨機応変に対応できるコミュニケーション能力が求められます。

受発注の数が変わったり、トラブル対応をしなければならなくなったりと、すぐに対応しなければならないことは頻繁に起こり得ます。「私は事務だから、わからない……」のではなく、営業部門の一員として、その時に最も求められている対応ができるかどうかが大切です。

チームワークを大切にできる

前述したとおり、営業事務は営業部門というチームの一員として仕事をしています。そのため、全体の状況やチームを組んでいる営業の人などの仕事の状況を把握しながら、自分の仕事を進めていく必要があります。

単なる事務の仕事ではなく、「チームの目標達成のために自分は何ができるか?」「どんな工夫をしていけるか?」を考えて動ける人が必要とされています。

未経験でも営業事務にチャレンジするには?

営業事務の求人倍率

厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況(平成30年9月分)について」によると、「営業・販売関連事務の職業」の有効求人倍率は0.93倍となっています。有効求人倍率は1.0倍より高ければ「仕事を探している人」の数よりも「企業が求める人数」のほうが多いという数字の見方になります。つまり営業・販売関連事務の職種では、仕事を探している人の数のほうが多いということになります。

一方、いわゆる一般事務では有効求人倍率が0.38倍と、さらに下回っています。この2つのデータから、一般事務よりも営業事務の方が求人数が多く、仕事に就きやすいということがわかります。

ちなみに営業職の求人倍率は1.87倍。企業が求めている人の数が多いので、営業事務から営業職へキャリアチェンジを考えている人にとっては、現状は嬉しい状況だと言えるでしょう。

営業事務未経験でも、こんな経験があると採用されやすい!

ここまで読んでいただいて「営業事務は経験したことはないけど、チャレンジしてみたい!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで、どのような経験があると採用の可能性が高くなるのか、考えてみたいと思います。

営業事務の経験はなくとも、「営業」もしくは「一般事務」いずれかの経験があると採用されやすいようです。

営業経験者であれば、営業がどのような仕事をし、その中でどのような手続きや事務が必要となるかを理解しています。事務の経験がなくても、営業の知識や流れがわかっていることで、活躍できそうだと思われるのです。

一般事務経験者の場合は、書類の管理や作成などの経験を活かして、営業のサポートをしてくれるだろうということを期待されるようです。

また、営業でも事務職でもありませんが、「販売」などの接客経験があるのも評価されるようです。販売を通して得られたお客様への対応力や、ニーズを汲み取る力などが、サポートに向いていると判断してもらえるためです。

いずれにしても未経験の場合は、営業事務に求められている能力と、今までの自分の経験をリンクさせ、営業部門でどのように活躍していけると考えているかをアピールしていくことが必要となります。

未経験でもキャリアアップのために営業事務にチャレンジできる

営業事務と一般事務の違いや仕事内容、営業事務に求められている能力や、未経験からでもチャレンジできるのかを解説しました。チーム一丸となって会社の利益の根幹を支える仕事は、大変でもやりがいは大きいはずです。キャリアアップのための選択肢として検討してみてはいかがでしょうか?


大森由理

大森由理

ニーガタのオーモリ。既婚29歳の派遣事務とライター業。大学院まで運動生理学が専門、卒後は研究員として働く。キャリアに興味があり、人材紹介会社で1年営業をする。キャリア、教育、スポーツ、研究界隈が好き。近頃は「やってみるをやってみる」実行中。

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