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成長のチャンス、充実した教育制度が期待できる「ポテンシャル採用」とは?

 2018年12月3日  Posted by  編集部


慢性的に人材不足になっている現代、「ポテンシャル採用」という採用方法を実施する企業が増えてきました。一体どのような方法で人を選び、どのようなことを期待しているのでしょうか。

企業が「ポテンシャル採用」をする理由

ポテンシャル採用とは?

ポテンシャル採用というのは、簡単に言うと「現在のスキルや能力よりも、本人の『将来性』に期待して採用を行う」という考え方です。社会人経験のない新卒はほとんどがポテンシャル採用となりますが、近年は第二新卒もポテンシャル採用の枠で採用されることが多くなっています。

それでは、以下に企業がポテンシャル採用を実施する理由を解説していきます。

人材の採用難

まずはやはり、少子化に伴う採用難が挙げられます。内閣府による資料を確認すると、このところ改善の方向に向かってはいるものの労働供給が追いついておらず、ほとんどすべての産業で人材不足が叫ばれていることが分かります。

この状況において、以前と同様に「スキルがある人に来てほしい」と呼びかけただけでは労働力を十分に確保することが難しく、少し間口を広げて「将来性のある人」も視野に入れる必要が出てきました。

参考:内閣府 人手不足感の高まりについて

年齢バランスの適正化

また、企業内の年齢バランスを適正にしようという考えからポテンシャル採用を行う企業もあります。将来性がある若手の人材を採用することは企業の経営継続の要となりますし、自社商品・サービスのターゲットが若い消費者の場合は、ジェネレーションギャップによる売上低下も防ぐことができます。

新卒や経験者では採用できない能力を持った人材を獲得できる

第二新卒をポテンシャルで採用すると起こる「化学反応」に期待しているパターンもあります。社会人経験のない新卒でもなく、同業種から来た経験者でもない「別の世界にいた若手社員」は、凝り固まった社風や業務内容に風穴を開け、企業を新しい方向に引っ張る存在になる可能性があります。

ポテンシャル採用を実施している企業に応募・入社するメリット

ポテンシャル採用は、企業にとってある程度「都合のよい」採用方法であることが分かりましたが、採用される側としてはどのようなメリットがあるのでしょうか。

未経験の分野にチャレンジできる

ポテンシャルを買われて採用されると、これまでに挑戦したことのない分野で自分の力を試すチャンスとなります。前職で培った「社会人としての経験」を活かしながら、まったく関わることのなかった分野にチャレンジできることは、自身の視野が広がり、成長に繋がる可能性があります。

研修や教育制度が整っている

現在のスキルではなくポテンシャルで採用するということは、翻せば「入社後にスキルを身につけてもらうよ」ということになります。教育を前提とした採用方法なので、研修などでしっかりと仕事を教えてもらえます。

それに対して「即戦力」として採用された場合はスキルありきの採用なので、分からないことがあっても「前職で教えられなかった?」と怪訝な顔をされてしまうことがあります。

新卒時には難関だった大企業に入社できる可能性も

また、新卒のときには手も届かなかったような大企業であっても、自分のポテンシャルで勝負すれば入り込める可能性が出てきます。

どんな企業でも新人の教育にはコストがかかるため「なるべく手のかからなそうな新卒」を採用することがあります。すると本当に欲しいのは「別の企業で社会人として教育された若手」であるとも言え、その条件にぴったりはまる第二新卒は重宝されるのです。

ポテンシャル採用でアピールするべきポイント

では、いざポテンシャル採用を目指して選考を受ける時には、どんなポイントをアピールすれば効果的なのでしょうか。

社会人としてのマナーや基礎的なビジネススキルが身についている

第二新卒の最大の強みは、さきほども述べた「社会人としての教育を受けていること」です。どんな業種・職種であっても基礎的なビジネススキルは必要とされるため、それを前職で身につけている人材は企業にとって嬉しい存在になります。

ですから、電話対応ができること、コミュニケーション能力があること、スケジュールを管理できること、納期を守れることなどの「基礎的な力」があることをアピールするのは効果的と言えます。

どんな環境にも柔軟に対応できる

環境の変化に耐えられる力、つまり「フレキシブルさ」は、ポテンシャルの有無を決定づけるものです。

異動や出向などの人事的変化、経営状況の変化、人間関係の変化は、どこかのタイミングでいずれ訪れます。それらに対してメンタルを崩さない姿勢、柔軟に対応する力をアピールすることで、採用側に安心感を持たせることができます。

扱いやすい(素直さや協調性がある)

転職先のコミュニティで意外と重視されるのが、素直さや強調性です。

ポテンシャルで採用された場合は教育制度が充実していることが多いと述べましたが、そこで成長していくためには「素直にスキルを身につける力」が必要となります。ですから選考においても、素直に協調性をもって挑むことが重要になります。

 

現在のスキルを問わない「ポテンシャル採用」を実施している企業は、それだけでも「教育にコストをかけるつもりがある」ことが伺えます。さらにポテンシャル採用で入社する新人は即戦力ではないため、ある程度は業務状況に余裕のある企業でないと難しい採用方法です。第二新卒として転職する際は自己分析が重要ですが、その時には自分のポテンシャルについても考えてみてくださいね。


Rebe career 編集部

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