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元いた会社に戻りたい?出戻り転職のメリット・デメリットと成功させるコツ

 2018年12月14日  Posted by  編集部


人手不足の昨今、出戻り転職のケースが増えてきたと言われています。出戻り転職とはそもそも何かを説明したあとに、実際に出戻り転職を成功させるためにはどのようなポイントが大切なのかをご紹介します。

出戻り転職ってあり?

出戻り転職とは、一度転職して去った職場に再び転職してくることを指します。では、出戻り転職は一般的に行われていることなのでしょうか?

出戻り転職を受け入れている会社は約半数

各企業の人事担当を対象にしたアンケートでは、出戻り転職の経験がある人材は49%と約半数にのぼります。出戻り転職は決して珍しいものではないということです。

再雇用制度として「Welcome Back制度」を採用しているエン・ジャパンや、採用のひとつのジャンルとして「カムバック採用」を押し出している良品計画など、出戻り転職を歓迎する姿勢を全面的に歓迎している会社もあります。

会社が出戻り転職を歓迎する理由

会社が出戻り転職を歓迎する理由はいくつかあります。1つめは、企業文化や業務内容を理解している点が即戦力になりうる点です。教育コストを下げるだけでなく、期待ハズレだったりマッチングしないといったリスクも軽減できます。

また、他社での経験を生かして出戻り転職をした人が活躍してくれれば、新しいノウハウを取り入れることができます。特に同じ業界内であれば、他社での経験が自社に生きる可能性は、十分にあるのです。

出戻り転職をする人のメリット

よく知った環境に転職するため、まったく新しい環境に慣れようとするよりはストレスなく転職することができます。また、一度転職したことで培ったスキルや価値観を取り入れて以前の職場で働けることで、成長と変化を感じられるでしょう。

メリットだけじゃない!出戻り転職のデメリット

出戻り転職は合理的な転職の手段だと感じるかもしれませんが、実際は良い点だけではありません。

周囲が受け入れてくれない可能性がある

職場に戻ると、周囲から冷たい視線を送られる可能性があります。また、戻った職場はあなたが知る環境と大きく変わっているかもしれません。時間の空白があったことで違和感を感じたり、トラブルが起こる可能性もあることは覚悟しておいたほうが良いでしょう。

出世ルートから外れてしまっている

たとえば、あなたが一度転職して別の企業で実績を積む間、同じ会社で努力していた他の人がいれば、その人のほうが出世ルートを進むのは当然のことでしょう。一度辞める決断をしていることで、管理職などのポジションを取るには信頼が足りないかもしれません。

業種や企業規模によりますが、出世やキャリアアップのビジョンがある人の場合は、出戻り転職をしてもあまり期待できないでしょう。

以前より待遇が悪くなる可能性がある

待遇は交渉できますが、出戻り転職という点で交渉力がやや落ちることは否めません。採用側が出戻り転職という点を理由に待遇を下げた場合、それを覆すことが難しいかもしれません。

出戻り転職を成功させるポイント

出戻り転職を選択するならば、成功するための事前準備を入念に行うことが大切です。出戻り転職を成功させるためのポイントをご紹介します。

元上司・同僚に推薦してもらう

出戻り転職の大きなデメリットになりうる人間関係の不和については、先に信頼できる元上司や同僚などに相談し、推薦してもらうことで解決するかもしれません。また、業務内容や待遇についても、交渉に協力してくれる仲間が社内にいると心強いでしょう。

離れていたからこそ学んだこと、成長したことをアピールする

他社で勤めていた期間あなたが学んだことは、出戻り転職をすると自社のプラスになることがおおいものです。これは面接でも伝えるべき点です。具体的に他社で何を学び、どう感じたのかをまとめておきましょう。アピールの仕方によって、さらに活躍できる人材になったと判断してもらうことができるでしょう。

ポジティブな志望動機を考える

転職した際には、おそらく自社に何らかのマイナスポイントがあったのでしょう。しかし、面接時その点に触れることはあまり良くありません。なぜ出戻り転職をしたいのかについて、ポジティブな理由を考えましょう。

そもそもあなたが出戻り転職を考えているのは、転職した先よりも前職の職場が良いと考えたからでしょう。その理由はどこに紐付いているのか分析することが重要です。志望動機があやふやなままだと、同じ理由で再び辞めたくなる可能性もあるのでご注意ください。

より良く働く選択肢としての出戻り転職

出戻り転職は決してネガティブな選択肢ではありません。会社側も、条件がそろえば出戻り転職を歓迎してくれています。あなたがより働きやすい転職を考えているならば、転職時に出戻り転職を検討してみましょう。


宿木雪樹

広報/企画分野での企業経験を経て、フリーランスへ。ニーズに応じた企画/執筆を担当。2018年1月よりMAMORIOチーフエディター。一緒に仕事した方を"幸せにする”がモットー。”幸せになる考え方”をコンセプトにしたブログ「宿木屋」運営中。

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