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薬剤師の転職事情ってどうなの?最近の薬剤師人材市場をウォッチしてみた

 2018年1月8日  Posted by  編集部

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薬剤師であろうと一般企業の社員であろうと、誰しもが大なり小なり現職に悩みを抱えているのではないでしょうか。また、インターネット全盛期の今は転職市場が活性化している時代ですから割と簡単に転職情報にタッチできるという生活環境もあり、労働者の転職へのハードルはかなり低くなっています。

それではその人材の流動性が傾向的に高いと言われている、薬剤師の転職事情とは現状、どうなっているのか。それぞれの項目について、定量的、定性的なデータなどから分析しましたのでご覧ください。

薬剤師は転職回数が多くても問題ない?

薬剤師の転職回数は1回が33.3%、2回が29.3%と、1〜2回で60%以上を占めています。逆に言うと、3回以上転職している薬剤師は40%弱ということです。そもそも一般企業の従業員と比較しても、薬剤師は転職が多い傾向がありますが、それでも3回以上転職組となると、母数はガクッと減るということはお分かりいただけるでしょう。

どの職種でも同じですが、転職回数が多いと書類選考や面接において人事担当者にあまり良い印象を持たれない傾向はあります。なぜならば採用担当者は、できるだけ長く働いてくれる人材を探しているからです。そういう意味でいえば、薬剤師の転職においても、その転職回数はなるべく少なければ少ないほど良いというのは間違いありません。

もちろん、合理的かつ、やむにやまれぬ事情があって、転職を余儀なくされた人はその事情を説明することで、転職回数が多いことを採用担当者に理解してもらえば、その限りではないですが。

しかしあまり短期間でポンポンと職場を変わることは、ジョブホッパーのような印象を与えてしまうので、最低でもひとつの職場で3年間は頑張った実績を残したいところです。ということで、20代という比較的若い薬剤師転職志望者が世間的に許される転職回数は1~2回というところでしょうか。最悪でも3回。それを超えるとかなり転職は難しくなる可能性は否定できません。

薬剤師の転職理由

人間関係

薬剤師に限らず、どの職種でも共通しているのが、人間関係による退職と転職です。薬剤師という専門職ですと、職場の環境はかなり限定されますから、人間関係も固定されます。そんな固定された職場内において、人間関係が良くないとそれだけで精神的にしんどいでしょうから、人間関係を理由に転職をしたいと考えてしまうのは心情的にはとてもよく理解できます。

ただし面接の際の退職理由として、「人間関係をリセットしたい」から転職したい、とそのまま表現するのはオススメできません。

そういう退職理由だと、採用担当者としては、「ウチに入っても人間関係のトラブルがあるとすぐ辞めてしまのではないか?」ですとか、「人間関係を改善する努力を怠ったのではないか?コミュニケーション能力や社会性に問題があるのでは?」ですとか、「協調性がないのでチームワークに適正がないのではないか?」など、あまり良くない心証を持たれてしまいます。隠す必要はないですが、退職理由は志望動機と合わせてポジティブなモノを表現できるようにしましょう。

キャリアアップ

年収や福利厚生、勤務時間などの待遇改善を狙って行う転職です。もちろん日本は資本主義国家ですし、転職志願者も人間ですから、給料は良いほうがいいに決まっています。これも納得感の高い転職理由です。

しかし上記の人間関係と同様に、志望動機を「給料を上げたくて」と正直に端的に面接で表現するのはかなりリスキーな行為です。採用担当者としては、「給料さえ良ければウチでなくてもいいのでは」と考えてしまい、悪影響にしかなりません。

なぜならば、薬局や病院側も、優秀な薬剤師の求心力として業界の相場を見て、相対的に高い給料を提示しているという背景もありますから、それは暗黙の了解。敢えて口に出すのはヤボという考え方も一部あるのです。加えて、大人としてあまりお金の話をあけっぴろげにしないのが日本人の美徳と考える採用担当者はいますから、そこはお金以外のポジティヴな志望動機を表現する方が、勝算は高いと言えます。

キャリアチェンジ

一口に薬剤師といっても、活躍のフィールドは多岐にわたります。調剤薬局やドラッグストア、病院などの地域医療に関心がある人もいますし、一方で、製薬会社や公務員として広範囲における薬剤師のキャリアを構築したいと望む人もいます。

若い内はいろいろ知らない情報にタッチしていく度に、将来の選択肢が増えていきます。ドラッグストアで働いていたが、新薬の開発に従事したいと思うように変節し、製薬会社を志向するのは、何ら不思議なことではありません。

この退職・転職理由は「やりたいことができたからキャリアチェンジしたい!」という非常に前向きな理由なので、面接においても採用担当者の納得感が得やすい転職理由になります

調剤薬局では、都市部と地方どちらが働きやすい?

【給与】

意外に思われるかもしれませんが、地方の薬剤師の給与事情は、都市部のそれと比較しても、かなり優遇されているようです。

その理由としては、ズバリ人手不足です。特に若手の労働者は薬剤師に限らず、都市部へと出て行ってしまいます。そのため、薬剤師の成り手が絶対的に不足しているので、地方の調剤薬局などでは、高い給与を求心力に、若い薬剤師を集めざるを得ない状況に追い込まれているのです。市場原理がきちんと働いている好例といえるでしょう。

【待遇】

このような状況ですから、当然、待遇も良いようです。地方の調剤薬局などは、新人研修や社内研修会、外部講師研修会や、資格取得支援制度や学術大会への参加など、とりわけ社員教育にも大きく投資をしているようです。加えて住宅借り上げ制度などもあり、家電の購入費用補助、車の購入費用補助、引っ越し費用なども負担してくれるところも中にはあるようです。

かといって、都市部の調剤薬局と比較して、仕事がとてつもなくハードであるとかそんなこともなく、そこはむしろ人の多い都市部の方が忙しかったりするケースもあるようです。これらの手厚い待遇はとりもなおさず、上に書いたように、若い労働力を確保し、定着させるため。地方の僻地と呼ばれるようなところでは、若い労働力は減っても、高齢者などの薬局に依存する人口は都市部とそれほど変わらず、ニーズは高いままなのでしょう。

【人間関係】

ただし、人間関係はイチから構築しなければならないのでそれは大変そうです。実際、縁もゆかりもない土地へ転職した場合、周りに知り合いはほとんどいないでしょうから、休日などはしばらく孤独を味わう可能性は高いでしょう。独りでいることがそれほどストレスにならないという人にはうってつけの求人かもしれません。

また、地方の僻地ですから、都市部と比較すると、生活インフラは相対的に貧弱です。コンビニまで行くのに、車を使わないといけない、などなど比較的不便な生活環境の可能性はあります。

都市型の生活に慣れきった人が、そう簡単に田舎の生活に対応できるのかというと多少疑問は残ります。また、家族などがいるようだと、子供の学校の問題などもありますから、そのあたりの課題が地方転職にはあるということは理解しておいてください。

薬剤師としてのキャリアを見つめなおすことが先決

薬剤師の転職事情について書いてきました。

転職回数や転職理由、キャリアアップ、キャリアチェンジ、地方への転職など、薬剤師の転職市場が発達し、かつ活性化しているお蔭で、薬剤師のキャリアの選択肢はかなり広がっています。何も、現在勤めている調剤薬局に固執する必要は、もはや今の時代ないということです。

しかしそういう選択肢の多い時代だからこそ、給料が良いですとか、人間関係に耐えられない、というような安直な理由で簡単に目の前にある案件に手を出すことはあまりオススメできません。(もちろん当事者からすれば安直な理由ではないのでしょうが、転職市場はそうは評価しません)

将来の自分が薬剤師として、どのようなキャリアを構築していきたいのか。それを真剣に見つめなおすという意味で、転職市場に我が身を置き、クールダウンして熟考していただくキッカケにしていただければと考えます。


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