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稼ぐのは意外と難しい!?第二新卒で未経験からライターになるには

 2018年1月8日  Posted by  編集部


自由な場所で時間に縛られずに働く、フリーランスという働き方が注目されています。中でもライターは特別な資格を必要としませんが、第二新卒がライターとして仕事を受けたり、稼ぐことは可能なのでしょうか。ライターの種類やライターを目指す方法などをまとめました。

「ライター」にはどんな種類がある?


ライターとひと口に言っても、掲載される媒体やジャンルによって種類があります。

コピーライター

商品やサービスのキャッチコピーなどをつくる仕事です。広告のコンセプトをつくり、企画書を作成した後、オリジナリティのある表現で広告を見た人の心に刺さる・心を動かすキャッチコピーを考えます。一般的な広告のキャッチコピーとボディコピーのほか、商品や映画のネーミングやサービスのブランディング、CMの企画を考えるなど、「書く」だけに捉われずに仕事の幅を広げていくことができます。

テクニカルライター

家電やパソコン、事務機器や医療機器などの取扱い説明書を書く仕事です。新製品の機能などについて開発担当者から説明を受けるものの、それだけでは不十分です。技術を理解したうえで分かりやすく説明する能力が必要とされます。

ルポライター

社会問題や事件などを取材し、事実を記事としてまとめる仕事です。ライターが独自に取材を行って出版社に持ち込むか、新聞社や出版社から依頼を受けるかの、いずれかのケースがあります。記事が当たれば書籍化されることも多く、ライターとして最短で名前を売ることができます。

Webライター

Webサイトに掲載する記事を書くライターです。コラムやインタビュー記事をはじめ、ブログやメールマガジンから、ECサイトの商品説明文までジャンルが多岐に渡ります。今、一番ニーズが高いライターではありますが、1文字0.1円以下など単価が安いことが多く、注意が必要です。

ブックライター

芸能人やスポーツ選手など、名のある人に代わって執筆する仕事です。以前は「ゴーストライター」と呼ばれていましたが、最近はブックライターと称するようになりました。報酬形態は印税ではなく、1冊当たりの報酬を設定して契約することが多いようです。

ゲームシナリオライター

その名の通り、ゲームのシナリオを書く仕事です。メインストーリーの他に複数のサブストーリーを書いたり、キャラクター設定を行ったりする必要があり、企画段階から参加するのが一般的です。

第二新卒でライターになるのは難しい?


では実際に、第二新卒がライターとして活躍することはできるのでしょうか?現実問題として難しい、というのが答えです。その理由をお伝えしたいと思います。

1.専門性を売りにできない

ライターとして著名な人、継続して仕事をもらえる人のほとんどは、「グルメ」「健康」「仮想通貨」「Apple製品」「貧困問題」「恋愛」など、何かしらの専門分野を必ず持っているものです。第二新卒であっても、子どもの頃から続けてきていることもあるでしょうし、仕事の経験が多少でもあれば、専門性がある、と称することは可能です。

しかし、生きてきた年数でも社会人経験年数でも、30代の経験あるライターにはとても敵いません。つまり、若いこと=経験がない=専門性がない、という大きなデメリットになってしまうのです。

短期間で無理に専門性をつけようとするのは、意味がありません。まずは、自分の興味のあることに絞り込んで知識をつけることから始め、「未経験だけど勉強させてください」というスタンスで積極的に仕事を受けることで、実績ができ、自然と専門性も身についていきます。

2.人脈・コネがない

クラウドソーシングなどを利用すれば、誰でも簡単にライターを名乗ることができ、仕事をすることができるようになりましたが、物をいうのはやはり、人脈とコネです。特に、雑誌記事や大きなメディアの記事などは、クライアント側がライターの「顔が見える」状態を望む傾向にあり、実際、知り合いの紹介などで声がかかることが多いです。

3.ライターの数が飽和状態

今のようにインターネット上にメディアが溢れていない時代は、ライターと名乗る人は、雑誌記者やゴーストライター、インタビュアーなど、ごく一部の人に限られていました。しかし現在は、Webメディア全盛期。日本語は誰にでも書くことができますし、医師のように資格が必要な仕事でもありません。となると、ニーズに合わせて供給もどんどん増えていきます。

周りの状況を見ていると、一つでも記事を書いたことがある人や、「書きたい」という意思がある人など、ほぼ「未経験」でもライターと名乗っており、ライターの市場は飽和状態になっています。その証拠に、クラウドソーシングでの文字・記事単価は、留まることなく下がり続けています。

未経験からライターになる方法


しかし、第二新卒が未経験からライターになる方法が、まったくないわけではありません。

1.クラウドソーシングに登録する

クラウドソーシングサイトを利用するには、ユーザー名や氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、職種などの登録が必要です。なりすましを防ぐために本人確認書類の提出を行うサイトもあります。登録後はできそうな仕事を探して応募し、クライアントから依頼を受けると仕事を受注できます。納品もサイト上で行い、クライアントが検収を行うとクラウドソーシングサイトを通じて、報酬の支払いを受ける流れです。クラウドソーシングサイトは、文字単価が安く書きやすいライティング案件から、専門性やクオリティが求められる高単価案件まで掲載されています。単価の安い案件からスタートして、実績を積んでいくことで、スキルアップを図ることが可能です。

ただし、生計を維持できる収入をはじめから得ることは難しいですので、副業が問題ない会社であれば、退社前からライターの仕事をやってみるのも選択肢のひとつです。

2.未経験OKの求人に応募する

数は多くありませんが、未経験でもOKのライターの求人もあります。第二新卒くらいまでの若さであれば、吸収力もあり、成長性があることから、育ててもいいという企業が多いようです。

ポイントは、クラウドソーシングで「未経験OK」の案件に応募をするのではなく、あくまで正社員や契約社員として企業に応募するか、個人でライターを専業にしている人に弟子入りするような形でライターの経験を積むことです。クラウドソーシングを運営している会社では誰も育成してくれませんし、それはクライアントも同じです。求人広告のライターやテクニカルライターは未経験OKのところも多いので、探してみてください。

3.広告業界の営業から挑戦してみる

おすすめは、まずは広告業界の営業へ転職することです。その理由は、営業であれば、広告の企画、プランの提案、ワークフローの設計、クライアントとのパートナーシップの構築など、広告や記事のすべてに関わることができるからです。

そうなると当然、ライターやデザイナーといったクリエイターたちと協働する中で、コンセプトを一緒に考えたり、キャッチコピーのアイデア出しを求められることもあります。実際、筆者が求人広告をつくる際には、クライアントのことを一番よく知っている担当営業とブレストをすることで、いい案が出てくることも多かったです。

営業であれば未経験でも入社しやすいですし、こうしてクリエイティブワークに携わる中で、実績や経験を積んだり、社内で異動できる可能性もでてきます。

4.自分のブログでアフィリエイトを始めてみる

アフィリエイトとは、「自分のサイト(ブログ)で企業の商品(サービス)を宣伝・販売するネットビジネス」のことです。例えば、「うちのハンドクリームを売れば購入1回につき3000円の報酬を渡します」という依頼があったとします。ハンドクリームをブログ内で宣伝し、ブログに商品の広告を貼り付けて、ハンドクリームが売れるように集客をします。企業の代わりにライターが商品を宣伝して、それが売れれば分け前がもらえるというわけです。

実はこのアフィリエイトで生計を立てているブロガーがいます。イケダハヤトさんです。イケダさんはブログ内で自身がアフィリエイトでどのくらい稼げているかも公表しており、2016年6月時点ではアフィリエイトだけでなんと単月での収益が300万円を超えたと公表しています(参考:まだ仮想通貨持ってないの?「アフィリエイト売上が300万円を超えたよ!まだサラリーマンで消耗以下略」)。イケダさんは四国の田舎町で、会社には勤めずブログなどで生計を立てているため、雇われずに稼ぎのある一種のプロライターと言えるでしょう。

また近年Webメディアではこういった有名ブロガーに寄稿をお願いすることがあったり、ライターを採用する際には応募者のブログなどでの情報発信を行なっていたかどうかを聞かれれる場合があります。ライターは経験者の採用が多いですが、実はブログの運用実績などがあれば、それらをポートフォリオとして評価してもらえる場合があります。ブログでコツコツ情報発信していたことにより、“経験者”として見なされる場合があるのです。

まとめ

第二新卒がライターだけではじめから食べていくのは難しいことが多いです。副業からはじめるなど無理のない形でライターを目指しましょう。


Rebe career 編集部

Rebe career編集部です。若手ビジネスパーソン向けに、スキルアップの方法論や今後のキャリア選択の参考になる良質なコンテンツを毎日配信しています。

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