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薬剤師って何をする人?薬剤師になる方法や働き方、やりがいとは

 2018年1月7日  Posted by  編集部

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医薬品の専門家である薬剤師。名前は聞いたことがあるけど、実際には、日々どんな仕事をしているのか知らない人も多いのではないでしょうか?今回はそんな薬剤師の仕事やなるまでに辿る道、また働き方などをご紹介します!

薬剤師って何をする人?

1.薬剤師の仕事って?

薬剤師とは、医薬品に関する専門知識を持つ専門家であり、現在さまざまな分野で需要が出てきています。たとえば身近なところだと調剤薬局や病院に勤めて、医師の処方に基づき患者さんに薬の調剤をする人でしょうか。薬の飲み方まで窓口で丁寧に教えてくれますよね。また、製薬会社で新薬開発のために研究や実験をしていたり、新薬の販売について薬の効果や使用法を全国の医師や薬局に知らせる役目を果たすMR(医薬情報担当者)という薬剤師もいます。一口に「薬剤師」と言っても、その活躍の場所や求められる職種のスキルには幅があります。高齢化社会が進んできている現在、その需要はどんどん広がりを見せています。

2.薬剤師のやりがいって何?

患者さんに対して薬に関することの手助けをするのが薬剤師の仕事です。患者さんは自分の病気がどのように治るのか、自分が飲む薬にはどのような効果があるのか不安に思っている人も多くいます。また近年はインターネットなどの情報網が発達していることもあり、自分の使う薬についての情報も手軽に手に入る一方で「何が本当なの?」と不安に思う人も多くいます。薬剤師の役割は、そんな人たちの不安や疑問に対して薬やその効果についてわかりやすく説明することにより、治療中の患者さんを安心させてあげることです。

また、時には医師や看護師など他の医療従事者から、薬に関する意見を求められることもあります。特に病院などではチームで患者さんの治療を行うことになるため、「チームで患者さんのために動いている」ということを実感できるのも仕事のやりがいになるでしょう。他の専門家から意見を求められるというのは責任も伴いますが、そのぶん患者さんが快方へ向かう姿を見られるのは「仕事をやっててよかったな」と思えるのではないでしょうか。

薬剤師になるために必要なこととは?国家資格と国家試験の難易度

薬剤師になるためには「薬剤師国家試験」に合格する必要があります。この試験に合格すると「薬剤師」という国家資格を得られるわけです。

1.薬剤師になるための第一歩!薬科大学や薬学部に進学する

国家試験の受験するには、主に次のような受験資格のいずれかを得る必要があります。

  • (1)学校教育法に基づく大学において、薬学の正規の課題を修めて卒業した者。
  • (2)外国の薬学校を卒業し、または外国で薬剤師免許を得た者で、厚生労働大臣(1)に掲げる者と同等以上の学力および技能を有すると認定を受けた者。

(2)については日本国外で薬剤師免許を得ている人が条件になるので、日本にいる限りは主に(1)が受験資格を得る要件となりそうです。6年制の薬科大学や、薬学部のある大学などで学び、薬剤師国家試験に受験資格を得て、試験に合格できれば晴れて薬剤師となります。

大学に入学すると、1~4年次で薬学に関する専門知識を学びます。4年次の終わりに「薬学共用試験」を受験して合格すると、5年次に病院と薬局でそれぞれ11週間というとても長い実務実習へ行くことになります。最終学年の6年次になると卒業研究をしながら、薬剤師国家試験の準備をして受験に向けて準備…となるので、学生の間はめいっぱい勉強や実習をすることになりそうです。

そして、年に一度行われる薬剤師国家試験に合格して、厚生労働省に薬剤師免許の交付申請し薬剤師名簿に登録されます。ここまでの過程を経て、晴れて薬剤師として仕事をすることができるようになるのです。

2.薬剤師の国家試験とその難易度

薬剤師の国家試験は年に1度だけ、全国の主要都市を中心に2月下旬から3月上旬に2日間にわたり実施され、3月に合格発表が行われます。北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県で開催が一般的だそうです。その年によっては変更になる場合もあるので、しっかり確認して受験しましょう。

年に1度しか試験がないため、不合格になった場合は翌年に再受験となります。ただし、学生の就職活動などは「資格取得見込み」の状態で就職先を決めるため、国家試験に不合格で薬剤師の資格が得られなかった場合は内定取り消しになる場合もあります。

国家試験を受ける前に大学で実施される試験に合格しないと受験ができないというのが一般的で、そもそも大学側でまず合格できる可能性の高い人に受験者を絞り込みます。そのために厚生労働省の発表によると、合格率は例年の平均が70~90%と高いようです。いずれにしても学生の間でしっかり勉強に励むことが必要になります。

どのくらい稼げるの?薬剤師の平均的な給与

働き方や職場が多様ある薬剤師は、どこで働くかによっても給与が変わってきます。それぞれいくらほどもらえるのでしょうか?

業種別に年収が高い順番でいくと、以下のとおりになります。

  1. 製薬会社 (650~1,000万円)
  2. ドラッグストア (450~750万円)
  3. 調剤薬局 (450~700万円)
  4. 病院 (400~650万円)

薬剤師として働いていて給与が最も高くなるのは、民間の製薬会社で勤める薬剤師です。初任給こそ学士で226,600円と平均的な数字ですが、研修期間などがが終わってから配属される部署の仕事によっては年収に差が出てきます。創薬や生産技術の研究、臨床開発、医薬情報担当者(MR)、安全性管理担当(PV)などさまざまな職種があるため違いはありますが、総じて年収が高いようです。

ドラッグストアは通常の基本給などとは別に、薬剤師手当がつくこともあります。店長クラスになると年収がかなり上がる人もいるようです。反対に、調剤薬局や病院は薬局長など役職に就いたとしても頭打ちになる金額が他の業態より低いため、将来的にどんどん収入を伸ばしていきたい人には不都合かもしれません。

どんな人が向いている?薬剤師に必要な3つの能力

薬の専門家としてのスキルを求められる薬剤師ですが、医薬品の専門知識以外にはどのような能力が求められるのでしょうか?

1.正確性と集中力

医薬品を取り扱う仕事のため、治療に深く関わる薬剤師は人命を常日頃左右していると言っても過言ではない職業です。そのため、日々の薬の調剤について処方箋どおりに、数ミリグラム単位で正確に調合に誤りがないようにしなければなりません。時には一度に多くの調剤を行うこともあるため、集中力を切らさないことが大切です。

2.薬学の勉強をし続ける興味・関心

医学と同様、薬学は日進月歩な分野です。日々新薬が出たり、それによる新しい治療法も出てくるため、国家資格を取得したからといって勉強を怠ることはできません。薬剤師として仕事をし続ける限りは勉強も仕事の一環となります。

3.コミュニケーション能力

薬の調剤は、患者さんひとり一人に合わせたオーダーメイドなものです。その人の症状を見極めて調剤をすることはもちろん、どの症状にどのように効果があるのか薬についてわかりやすく説明できることも重要です。また調剤薬局や病院の薬剤師であれば、他の医療従事者と連携を取る場面も多く出てきます。専門家としてわかりやすく的確な情報を提供するために、コミュニケーション能力は欠かせないと言えます。

薬剤師の将来性ってあるの?社会での需要と薬剤師数の推移

薬剤師の資格をせっかく取得しても、「仕事がない!」となっては困りますよね。今現在、薬剤師という職業の需要や将来性はあるのでしょうか?

1.どんどん増えてる!薬剤師の数

厚生労働省の「平成28年(2016年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」によると、平成28年12月31日現在の全国の届出「薬剤師数」は301,323人となっています。そのうち、男性が116,826 人と全体の38.8%、一方女性は184,497 人で全体の61.2%を占めています。

薬剤師全体の数としては前回の調査と比較すると、13,172人・4.6%増加しているようです。日本全体の人口は減っていますが、薬剤師の数は年々増え続けています。今後、高齢化社会がますます進んで2020年には高齢化率は29.1%、2035年には33.4%に達し、人口の3人に1人が高齢者になると推計されています。このため医療従事者の需要も多くなり、薬剤師もそれと伴って必要とされてきているのです。

また、薬剤師は全体の男女比率は約4:6と、女性が多い職業です。この後詳しくご説明しますが、薬剤師は働き方や職場がさまざまな形態であるために、ライフイベントの影響を受けやすい女性も働きやすく、また選ばれやすい人気の職種となっているようです。

2.今後の薬剤師には将来性しかない!

現在、薬剤師が主に就職先として考えられるのは下記の6つです。

  1. 病院
  2. 調剤薬局
  3. ドラッグストア
  4. 製薬会社
  5. 大学などの研究機関
  6. 公務員

ますます高齢化が進む日本で、病院や調剤薬局は今後も薬剤師の必要性が増していきます。また、高齢者の在宅ケアが増えつつあるため薬剤師にも訪問薬剤管理指導(居宅療養管理指導または在宅患者訪問薬剤管理指導)という新なサービスが出てきています。これは、薬剤師が患者さんや利用者もしくは施設を訪問して、薬や服薬の管理・指導を行う介護保険サービスです。

また、近年鼻炎や皮膚炎、喘息などのアレルギーを持つ人が増加傾向にあることが厚生労働省の調査でわかっています。アレルギー持ちの人が今後増加傾向が続くようであれば、それに伴い薬剤師も新たに需要が生まれると考えられます。

民間企業でも、製薬会社以外に化粧品会社などでも薬剤師の需要が増えており、職場を選ぶ選択肢も増える傾向にあります。薬剤師のニーズと需要は今後もしばらくは伸びる傾向がありそうです。

薬剤師の資格、取得は大変だけど仕事は一生もの!

いかがでしたか?薬剤師の資格取得には長い学生期間と実習、国家試験に向けた勉強と大変なことが多そうですね。でもがんばったぶん、勤務先を選べて給与水準が高く、さらに今後の将来性も抜群です。将来性のある職業に就きたい方にはおすすめですね!


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