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面接でよく聞かれる質問とその回答例、対処法などについてまとめました。

 2018年1月30日  Posted by  編集部

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面接というのは、求職者のあなたが、企業について知ることと同時に、素のあなた、つまり求職者の本質を、面接官が知る現場です。

ただ、素を表現すればいいからと言って、無為無策で面接に臨むのはあまりオススメしません。なぜなら、素のあなたを表現するのにも、一定レベルの準備や練習、知識が必要だからです。

ここでは、そんな一般的に面接でよく聞かれる質問のパターンやフレームワークを分析し、それに対する回答例や、対処法などについて書いていきます。これを参考にして、面接には入念な準備をして臨むようにしましょう。

面接で聞かれる質問の4つのタイプ「STAR質問」について

「STAR」とは、面接の際に求職者が聞かれる質問をフレームワーク化したもので、以下、それぞれの頭文字から成り立っている造語です。

「S」Situation:状況

まず最初の「S」は状況の説明です。今、求職者はどんな業界の中の、なんという組織(会社)の中にいて、どんな役割を担っているのか。置かれている現状の概要・大枠を簡潔明瞭に話すことが求められているフェーズです。淡々と事実あるがままを、澱みなく説明できるよう、準備しておきましょう。

「T」Task/Target:職務/目標

この質問は、求職者の職務や目標について問うものです。先の「S」は概要の説明ですが、こちらはより、現状の仕事を詳しく話す必要があります。日頃から自分の仕事について簡潔明瞭に説明できるように日々の仕事に取組み、適宜、業務の棚卸などするとよいでしょう。

また、日々の仕事にどんな課題をもって取り組んでいるか。ただ漫然と仕事をしていないか、というところをチェックする質問でもあります。こうした質問に流暢に答えられるよう、普段の仕事から課題や目標を意識して取り組みたいものです。

「A」Action:行動

「行動力があるか否か」が問われています。「積極性」や「自主性」、「自走する人か」や「リーダーシップはあるのか」という点を見られるという風に言い換えてもよいでしょう。「T」のTargetにおいて課題や目標を設定しただけでなく、実際にそれらを解決したり追求するために、行動に移したのか、そこが問われています。

別に、大きなプロジェクトでなくても構いません。日々の業務のちょっとした改善や、少人数のメンバーでもいいので巻き込んでリーダーシップを発揮して、解決に導いたなどの経験をエピソードを交えながら説明できると行動力をアピールできます。

「R」Result:結果

最後は結果について。課題を設定して、それに対して実際に行動し、どんなアウトプットがあったのか、できれば数字やファクトなどで定量化して話しましょう。(売上○%アップや、経費節減効果○%とか)

それだけではなく、これら一連の結果に至る過程の中で、どんな気づきを得たか。あるいは新しくどんな課題を発見できたか、そういう振り返りや自己反省にまで踏み込んで結果を締めくくると、あなたの成長への貪欲さや改善への志向性が見えるのでよいでしょう。

面接での質問の答え方「PREP」について

一方、「PREP」は質問への答え方・回答例をフレームワーク化したものです。STAR同様、以下の頭文字から成る造語です。

「P」Point:結論

質問されたらまずは、結論を簡潔明瞭に述べるように心掛けましょう。

たとえば「強みは何ですか?」と問われた際には、「私の強みは法人営業で培ってきた新規顧客の開拓能力です」というように、端的に結論から述べることを意識します。

結論から始めないと、論点が曖昧になり、何を言いたいのか、何を伝えたいのか自分でもわからなくなり、混乱してしまいますし、何より話が冗長で、聞き取りづらくなります。まずは結論。それからその結論に肉付けしていく話し方は、面接に限らず会話の基本とも言えるでしょう。

「R」Reason:理由

ここからが肉付け部分です。結論で表現した強みについて、それがなぜ強みと言えるのか、その理由を提示していきましょう。先の回答に対する理由づけとしては、
「私が法人営業を担当していた際には、常にお客様の課題やニーズを的確に相手から聞きだす努力を怠りませんでした。そしてお客様が自社の課題などについてお話されておられる際に、時にはお客様ご自身が認識していない会社の課題などを引き出すことなどもあり、それらが新規開拓獲得へ繋がって行ったと述懐しております」
というように、結論づけるに至った事実を、簡潔明瞭に表現していきましょう。

「E」Example:例示

結論をさらに肉付けするために、上に挙げた理由を補完していきます。

「たとえば、新規でアポイントメントを頂戴することに成功したA社のご担当者のもとには、足繁く通わせていただき、何度もお話をさせていただきました。その際、他メーカーなどに対する不満などをお聞きし、取引中のメーカーではできない、ボリュームディスカウントや小ロット納品が当社では可能なところまで社内調整を進めました。その結果、当社の作っている部品供給販路を、他メーカーからリプレイスすることに成功しました」

A社の社名まで出すことはないですが、部品名や製品名など、具体的な固有名詞が出てくることで話にリアリティが出てきますし、面接担当者も、興味を持ってくれるでしょう。

「P」Point:結論

最後は、再度、結論を言って締めくくります。
「こういった仕事経験を通じて、常にお客様の立場に立って課題やニーズ、ソリューションを考えるという思考を習慣化し、新規開拓営業が私の強みになりました」
結論のアピールポイントですから、印象や特徴付けをして、しすぎることはないでしょう。最後に再び結論を持ってくることで、「法人営業に強みがある」人材だということを特徴づけることができます。また、結論で締めくくる方が、話の終わり方も綺麗です。

こんなときどうする? 3つの質問例

予想外の質問をされたとき

面接は準備が大切だと書いてきましたが、実際の面接の現場では、唐突に予期せぬ質問がくることは往々にしてあります。しかし、想定問答集を準備していなかったからと言って、慌てて不用意な発言をすることは厳に慎みたいものです。

まったく予想外の質問をされ、即座に良い返答が思い浮かばない時は、無理をせずにこう言いましょう。
「少し考える時間をいただいてよいですか?」
そうして10秒間程度、落ち着いて沈思黙考してから、その場における適切な発言をするよう心掛けてください。

圧迫面接だったとき

何件も面接を受けていると、中には圧迫面接をしてくる面接官もいます。突然ぞんざいな言葉遣いや、横柄・横暴な態度を取られ、困惑したり、驚愕したりしてしまうとは思いますが、上記と同様、まず落ち着いて冷静に対処するよう心掛けてください。
「あ、今自分は、圧迫面接を受けている」
頭の中で、考えられるくらい冷静だととても良いと思います。間違ってもムッとした表情を作ったり、怒りを露わにするなど、感情的になってはいけません。

面接中にわからない言葉や話が出てきたとき

面接中に業務関係やビジネス関係でわからないフレーズや言葉、話などが出てくることもあるでしょう。当然、ある程度の勉強をして臨んでも、専門用語や業界知識などすべてを網羅するのは不可能です。

業界のベテランだとそれも許されない傾向は強いと思いますが、まださほど経験が多くない若手の求職者に対して、あまり多くの資質を求める面接官は多くないとは思います。(だから勉強をしなくてよいということではありませんが)

もし、分からないワードやフレーズなどが出てきた場合、わからないまま知ったかぶりして発言してしまうのは危険ですので、止めましょう。
「すみませんが、今仰られた○○とはどういう意味か、ご教授願えますでしょうか?」
と、むしろ教えを乞うのがいいでしょう。わからないことはむしろ聞くと言うのが謙虚ですし、真摯です。

面接には準備が大切だという話

ここまで挙げてきたように、どんな企業でも、面接でする質問というのはある一定の法則性やルールの中に集約されています。基本線としては、自己紹介、自己PR、志望動機、応募理由、退職理由、などという流れで面接は進んでいくからです。

こうして一般的なフローを書いて見てみると、簡単だと思うかもしれませんが、面接という非日常的な緊張状態の中に置かれてこれらをよどみなく、自分が言いたい通りに表現してくる、というのは実は思う以上に難しいことだというのは、面接を経験された方ならよくお分かりでしょう。

だからこそ準備や用意が重要になってきます。
典型的な質問フォーマットを知り、かつそれに対する典型的な回答フォーマットも知ることで、自己表現力が格段に違ってきます。
模擬面接などで、近しい人に面接官役をやってもらい、何度か面接の訓練などしてみるのもオススメです。


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