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人脈を生かしてOB訪問。転就職に有用なOB訪問を積極的に活用しよう。

 2018年2月1日  Posted by  編集部


OB訪問というと、新卒の学生がやるものというイメージが強いかもしれませんが、別段そんな決まりはありません。人脈があるなら、既卒者転職でもどんどんOB訪問を活用して構わないのです。

実際リクルートの行った「転職の場合もOB訪問をお願いできるか?」という各社人事部に対するアンケート調査でも、YESと回答した企業が64%というデータもあります。

ここでは、OB訪問のメリットやそのOBの探し方、アポイントメントの取り方などをまとめています。

転職活動でもOB訪問はすべき?OB訪問をするメリット

転職活動でもOB訪問を積極的にやったほうがいい理由、メリットを紹介します。

仕事の内容を詳しく聞ける

志望している企業の仕事・業務内容を詳しく教えてもらえるというのが、OB訪問のメリットです。

企業ホームページなどを見て企業研究をしてみても、ある程度の基礎知識や、業界経験がないと、読んだだけではわからない業務内容などがあります。これは、若いビジネスパーソンであれば致し方ありません。

しかし、業界の先輩なら分かりづらいことも噛み砕いて教えてくれる人もいるでしょうから、その企業や業界を理解するのに、OB訪問は有用です。

リアルな内情・生の声を聞ける

目的の企業や業界のリアルな内情・生の声・裏話が聞ける、というのもOB訪問のメリットです。

企業ホームページや表面的なニュース記事では知りようもないことが、現場で実際に働いているビジネスパーソンからは聞く事ができ、目から鱗が落ちる、という経験ができるかもしれません。

一方で、憧れていた職種に失望させられることも多いでしょう。あるいは、期待していなかった仕事に希望を見いだせるかもしれません。それを入社前にスクリーニングできるのも、OB訪問の利点と言えるでしょう。

面接・採用で有利になることもある

実はこれが、一番のOB訪問のメリットと言えるかもしれません。

あなたが面接官に志望動機などを問われた際に、OB訪問で生の声に触れて入社したいと考えた、というと説得力が違います。まず自ら行動して、生の声を拾いに行った、という行動力が感じられますし、人脈を作れるその社会性なども表現できます。

それらも含めて、他の求職者と差別化を図りやすいという点で、OB訪問は面接で極めて有利なアピールポイントになりえます。

OB訪問のやり方(1)OBを見つける方法について

OB訪問のメリットが分かったところで、では実際にどうやってOBを見つけていくのか、その方法について考えていきましょう。

新卒と違って就職課はあてにできない

新卒ならば、大学の就職課やキャリアセンターは有用でしたが、既卒者の場合はそうとも言い切れないようです。というのも、個人情報保護の観点から、在学学生以外の人間に、OB、OG情報を閲覧させることを大学側が嫌うからです。

そうでない大学もあるかもしれませんが、既卒者には紹介を断られるケースがあるかもしれないということだけは承知した上で、大学側に問い合わせてみましょう。

人事部に紹介してもらう

志望している企業の人事部に直接連絡し、当社のOB、OGを紹介してもらう手法もあります。

実は人事部宛てに、この手の連絡はそう珍しいことではないのです。(冒頭でご紹介した通り、リクルートが実施した人事部によるアンケートによると、「転職の場合もOB訪問をお願いできるか?」という質問に対し、YESという回答が64%というデータもあります。)

現状、多くの企業は人手不足に喘いでおり、良質な若年求職者は通年ウェルカムの状況です。OB、OG訪問したいと企業の人事部に直接連絡をしてくるような若年労働者は、意欲や熱意も高い傾向があるとは人事部も知っていますから、仮にOB、OGを紹介してくれなかったとしても、そんなビジネスパーソンを人事部は歓迎します。企業はそんな行動力がある若手ビジネスパーソンを切望しているのです。

先輩や知人に紹介してもらう

あなたが先輩や友人、知人などの人脈があるのならば、お目当ての企業の社員さんを紹介してもらうという方法もあるでしょう。

最近は「リファラル採用」といって社員の知人や友人を紹介・推薦してもらうことでする採用も広がってきています。紹介を受けた社員さんと強いコネクションを作れれば、そこから採用という話に発展する可能性もないとは言えません。

就活もビジネスも積極的に行動する者が勝つようにできているのでしょう。

OB訪問のやり方(2)訪問の依頼方法

無事、OB、OGの連絡先を入手できたら、今度はアポイントメントを取ります。

ここでは人事部を通した場合と、先輩・知人の紹介の場合のケースを分けて、メールあるいは電話で連絡することを想定して考えてみたいと思います。

人事部を通した場合

■メール
メールと電話ならば、メールでアポイントメントを取る方が先方の時間を取らないのでお互いにストレスがありません。ですから、なるべくならメールにしましょう。

宛名を忘れずに記載し、その後に名乗ります。以下の例文のような流れにするとスムーズです。

「突然のご連絡で恐れ入ります。○○と申します。御社人事部の△△様よりご紹介いただきました」

「私は現在、主に〇〇業界を中心に転職活動中で、御社に大変興味を持っております。つきましてはご多忙中に大変恐縮ではありますが、お話お伺いできれば幸甚に存じます」

なお、日程調整をする際に希望を伝える場合には、3日ほど提示すると、相手も調整しやすいです。

■電話
メールの連絡先がない場合は、電話しかありません。電話ですから、まずは常識的な時間にかけることを意識しましょう。できれば、会社の就業時間内が望ましいでしょう。

相手が電話に出たら、以下のような例文を参考に話を切り出します。

「突然のお電話で大変失礼いたします。○○様でしょうか?」
「御社人事部の△△様よりご紹介いただきました、××と申します。今お電話の時間頂戴しても大丈夫ですしょうか?」

ここで先方が大丈夫という返答でしたら話を続けます。この後の会話については上記したメールと同様です。人事部からの紹介である旨を伝えた上で、お話を聞く機会をいただけないかどうかを、丁重にお聞きするようにします。

電話をする前に、3つ程度の日時は用意しておくのを忘れないようにしてください。

先輩・知人の紹介の場合

■メール
基本的な文面については、上述した人事部を通した場合と変わりません。しかし、紹介元は違うので文面を変えます。

「〇〇様の御友人の△△様からご紹介いただきました、××と申します」という具合に、紹介元を明らかにすることを忘れないようにしてください。また、こちらから都合の良い日程を提示するのは変わりません。

■電話
向こうは仕事で忙しいので、電話は手短に。先方の都合が悪そうならばすぐに切るようにしましょう。上と同様に、OB訪問したい旨を告げます。

「〇〇様の御友人の△△様からご紹介いただきました、××と申します」と紹介元を明らかにするのも同様です。

人脈を生かして、行動するが吉です。

OB訪問にはメリットがたくさんあります。現場の社員からしか聞けない生の情報を取得できたり、業界の話を体系立てて説明してもらえたりします。

そして何よりも、「OB訪問をした」という事実が、あなたがその企業に興味が深い何よりの証左ですし、面接でも、志望動機として披露できるという点は、面接試験における大きなアドバンテージになります。こうした点から考えると、転職活動におけるOB、OG訪問はかなり有効な手段と言うことができます。

その分、OB、OGとアポイントメントを取ったり、実のある質問をするために事前研究を綿密にしなければいけないなど、事前準備は大変ですが、それらの行動のひとつひとつが希望の企業、希望の職種への就職につながっていきます。

自己投資と捉え、まずは行動あるのみでしょう。経験値が大きくなれば、OB、OG訪問もこなれてきますし、先方の評価も上がってきます。


Rebe career 編集部

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