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働く女性なら考えたい!キャリアプランの立て方とその必要性

 2018年1月30日  Posted by  編集部


「仕事するならキャリアプランを立てたほうがいい」と聞くけど、実際それって私に必要?と思っている女性も多いのではないでしょうか。実は女性こそ、「キャリアプラン」をしっかり立てる必要があります。キャリアプランの必要性と立て方を事例を交えて解説していきます!

どうして必要なの?女性にとってのキャリアプラン

1.キャリアプランって何?

そもそもみんながよく口にする「キャリアプラン」とは何者なのでしょうか? キャリアプランとは、働く上で将来的に「どのようになりたいか」という目標を持って計画を立てることを指します。自身の人生設計の中の、「働くこと」に関するプランですね。会社で働く中で5年後、10年後などの先々を見越したプランになります。「5年後にはチームを持ってリーダーとして活躍していたい」や「10年後はこの分野で新規事業を起こし、こんな成果を挙げたい」というように、長期的な視点で考えることが必要になります。

2.女性にとってキャリアプランが大切な理由

では、女性にキャリアプランが必要な理由とは一体何なのでしょう? それは、女性にとってライフイベントによるキャリアへの影響がとても大きいからです。内閣府が発表している男女共同参画白書 平成28年版によると、平成27年時点の女性の非労働力人口2,887万人のうち、301万人が就業を希望しています。しかし現在求職していない理由の中で、「出産・育児のため」が最も多く32.9%となっています。時短での勤務や保育施設・サービスの拡充が進んできているとはいえ、女性が働くうえで出産・育児のようなライフイベントが実際に及ぼしている影響は大きいのです。

また、近年では「結婚しない」「出産をしない」という選択をする女性も増えてきています。ライフイベントやキャリアに対する女性の価値観が多様化する中で、企業や社会の制度が整うのを待っていては「こうなりたい」という自分の人生を実現させることができません。女性は自分自身でキャリアのことをしっかり見据え、プランを立てて実行していくことが大切なのです。

女性がキャリアプランを立てる時に考えるべき
3つのポイント

 

1.どんな人生を歩みたいか、いくつかの軸で考えてみる

キャリアプランは前述したとおり「働くこと」に関するプランです。しかし実際にキャリアプランを考える際には、「自分がどのように人生を歩みたいか」と合わせて考える必要があります。

たとえば、結婚・妊娠・出産などライフイベントを予定している女性は、その前後で起こりうる事態を想定して考えなければなりません。結婚であれば「相手が都心で働いているから、引っ越しがあるな……」であったり、妊娠・出産であれば「5年後くらいに産休が取れれば、仕事との兼ね合いもベストかな」など仕事上の影響が出てくる予定があるかもしれません。

あるいは、お金の使い方からキャリアプランを逆算する方法もあります。「都内23区内に庭付きの家を建てる」「ボーナスで欲しかった高級車を買っている」「昇進して給与アップして、子どもが留学したいと言ったらさせられるようにしておく」のように、人生で使うお金を軸にキャリアプランを描くのもいいでしょう。

率直に、「こんな仕事がしたいから、それを実現させるためには……」でも構いません。3年後、5年後、10年後の自分はどんな人生を歩みたいか、またそのために仕事をする中でどうなりたいのかを、仕事、ライフイベント、お金などを軸に考えてみましょう。

2.「未来の自分」に向かって、
具体的なアクションを考え実行する

大体のプランが完成したら、まずは直近の目標である3年後の自分に向かって、さらにアクションを具体化させてキャリアプランを立てましょう。今の自分は3年後に思い描いている理想の自分とは、一体何が違うのかを考えてみてください。そして、今と未来の自分のギャップを埋めるために、いつまでに何を実践すべきか考えましょう。

たとえば3年後のあなたが、「海外支社へ赴任して、やってみたかった事業に携わる」をプランに入れたとしましょう。海外支社に行くためには、現地で使われている英語がコミュニケーションには欠かせないようです。そこで、「3年後にはビジネスレベルの英会話がスムーズにできる」ようになるために英会話スクールに入学したり、TOEICを受験して800点を目指す、TOEICのために帰宅後毎日1時間は英語の勉強をする…のように、今自分にできることのレベルまで目標を落とし込みましょう。5年後、10年後などのその先も同様に考えてみてください。

キャリアプランを立てたところで、そのプランを実現できなければ、ただの「夢物語」で終わってしまいます。思い描いたプランが実現できるよう、まずは今の自分ができるアクションにまで考えて実行していきましょう。

3.地道に実行しながら試行錯誤!
キャリアプランはどんどん変わっていい

立てたプランを地道に実行していけば、きっと思い描いた「未来の自分」を実現できるはずです。しかし人生というのは、予期せぬ出来事の連続でもあります。「こんなはずでは……」というハプニングもあることでしょう。

キャリアプランはぜひ、地道にアクションを実行しながら見直しをしていってください。「全然結婚願望なんてなかったのに、急転直下で結婚してしまった」「親の介護が必要になって田舎に戻らなければならなくなった」など、想定外のことが起こった時にもきちんと見直すことで、その時の自分が考える「最良の未来」を見直せるはずです。

また、自分の考えたキャリアプランやアクションが「本当に自分に実践できるかどうか?」は常に持っていたい視点です。あまりにも理想高くプランを考えてしまったばかりに、やるべきことが多くなり過ぎてパンクして、結局どれもこれも中途半端……では元も子もありません。客観的に自分のプランやアクションを見直しながら、描いた「未来の自分」に少しでも近づけるようにしていきましょう。

こんな場合はどうしたらいい?
女性のキャリアプランを事例でご紹介

キャリアプランの考え方や立て方はわかったけど、具体的にイメージするのが難しい……という女性も多いと思います。そこで最後に世の働く女性たちが実際にどのようにキャリアプランを描くのか、具体的な事例をご紹介します。

1.出産しても仕事を続けたい女性の場合

仕事を始めると同時に、何年か後には結婚をしたい!出産もしたい!と考える女性は多いと思います。産休や育休は労働者の権利ですので、上手に使いながら仕事も続けていけたらいいですよね。とはいえ、入社してすぐに妊娠してしまうのは制度上でも仕事上でもアウトです。

まず、産休や育休は取得のための条件があります。特に気を付けなければならないのが育休です。女性の場合の育休期間は、産休期間中は含まずに子どもが1歳になるまで(1歳の誕生日の前日まで)取得できます。ただし、その会社での雇用期間が1年未満の人は取得することができない場合があります。また、仕事上でも育休取得には気を遣いたいところがあります。入社したてで覚えることや、しなければならないことが多い中での妊娠や産休・育休の取得は、日本の企業では印象が悪く映る場面のほうが圧倒的に多いです。

妊娠・出産を経て、産休・育休を取得しながら仕事を続けたい希望のある女性は、「いつ頃妊娠するのか」「いつ頃産休を取るのか」をきちんと踏まえたうえで、自分のキャリアに差し障りがないよう考える必要があります。パートナーがいる場合は、パートナーとも仕事を両立させるためにはどのように2人で協力していく必要があるのか、プランを話し合っておきましょう。

2.出産後、一時的に辞めてしまう女性の場合

出産を機に一時的に仕事を辞めて、育児に専念するのも1つの選択肢でしょう。子どもを産み育てる経験というのは、何物にも代えがたい経験となるはずです。しかし、その場合は自身のキャリアが途切れてしまう事実はしっかり理解しておきましょう。

弁護士や看護師などの国家資格を持っている人なら、出産後に仕事を辞めてブランクがあったとしても、その後同じ仕事に復職するのは難しいことではありません。もちろん復帰後の”慣らし期間”は必要にはなりますが、その後はほぼ復職前と同じような待遇や時間で働ける可能性はあります。

しかし、その他の一般企業などで勤めている女性は事情が違ってきます。育児などで仕事のブランクのある女性を正社員として採用してくれる企業の数は決して多いとは言えません。また、まだまだ厳しい環境ながらも、子どもを生み育てながら働ける社会になりつつある日本で「子育てのために退職した」という理由をよく思わない企業がないとは言えないのが事実です。キャリアプランを立てる際には、出産前後で仕事のブランクがあると未来のキャリアに大きく影響が出る可能性があることを認識しておくことが必要です。

3.キャリアチェンジしながら夢を叶える

「新卒の時に、入りたい企業があったのに……」「やりたい仕事があったのに違う部署に配属されてしまった」と、自分が当初希望していたキャリアと違う方向に進むことになってしまったという経験のある人はいると思います。自分が行きたかった会社ややりたかった仕事がすぐにできずとも、今いる環境で夢に近づくための近道を探りましょう。

まず、やりたいことをやるための下地づくりが肝心です。今の仕事で成果や結果を出せば、希望している会社への転職や希望部署への異動などを現実的に検討した時にも、あなたの実績として評価してもらえます。また仕事とは別に「やりたいことの勉強を積んでおく」というのも1つの手です。その分野に自分自身が精通できるだけでなく、転職や異動の際に評価してもらえる可能性があります。

「スタートが自分が望んでいたものと違った……」という人も、その後に自分が希望しているキャリアを積むには今どうすればいいかをしっかりキャリアプランに落とし込み、どんどんアクションを実践していきましょう。

キャリアプランを考えて、「未来の自分」を幸せにする!

いかがでしたか? キャリアプランの必要性や、立てた後のアクションの落とし込み方、また事例などに沿って考え方のポイントをご紹介しました。「未来の自分」を幸せにできるのは、きっと「今の自分」だけです。幸せな未来のために、しっかりキャリアプランを考えてみましょう!


Rebe career 編集部

Rebe career編集部です。若手ビジネスパーソン向けに、スキルアップの方法論や今後のキャリア選択の参考になる良質なコンテンツを毎日配信しています。

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