営業職に転職する際の「志望動機」はどう書けばいい?アピールするべきポイントと例文
2018年2月7日 Posted by 編集部

志望動機は思っていることをそのまま話すのではなく、書き方・伝え方を考えなければなりません。今回は、「営業職」への転職活動時の志望動機のポイントと例文をご紹介します。
まずは営業の種類を理解する
営業職への志望動機を考える前に、まずは営業について理解することから始めましょう。営業にはさまざまな種類があり、特徴が大きく異なります。
法人 or 個人
営業は、対象の顧客別に分類することができます。まず「法人営業」は、企業に対して営業するもので、BtoB営業と呼ばれることもあります。相手が企業ですので、アポイントを取ることが難しくない場合が多いでしょう。対して「個人営業」は相手が個人(消費者)となる営業で、BtoC営業と呼ばれます。個人相手の営業は休日が勝負となるため、休日出勤をしなければならない場合が多い営業方法でもあります。
有形 or 無形
売り込むものが有形か無形か、という分類もあります。「有形商材」を扱う営業は「形があるもの・物理的に触れることができるもの」を扱うもので、メーカーや製薬、不動産などで多い営業です。対して「無形商材」は主に「サービス」を指し、人材・コンサル・金融などの業界における営業はこれを扱います。
短期 or 長期
営業は、その戦略によって分類することもできます。「短期」の営業は、新規見込み客の開拓から成約までを短期間で一気に行う営業で、成果が出るまでの期間が短いことに特徴があります。「長期」の営業は見込み客を育成することから始まり、時間をかけて徐々に成約まで繋ぐための営業となります。
ルート or 新規
「ルート営業」と「新規営業」という分類方法もあります。「ルート営業」はすでに取引を行っている顧客を対象に行う営業で、それぞれの顧客との信頼関係を深める目的があります。対して「新規営業」はいわゆる「飛び込み営業」が多く、こちら側を全く知らない顧客に対して受注を促す営業です。個人に対してネット回線の契約を売り込む光景をイメージすると分かりやすいかと思います。
営業職の志望動機でアピールすべきポイント
数字や結果を出す覚悟
営業職の成果として企業から求められるのは、紛れもなく「数字」そして「結果」です。数字は売り上げに直結するため、営業職は企業の存続に関わる重要な仕事なのです。そのため、人と競争して成果を上げたり商品を売り込んだりすることが好きであること、実績を上げる覚悟があることを伝えると効果的です。前職が販売職などであれば、商品を売り込む世界に身を置いていた経験があることをアピールしても良いかもしれません。
顧客の課題を聴く(見い出す)力
営業職では顧客のニーズを見出して相手に合った提案をするので、まず最初に情報収集力が試されることになります。そのため、顧客の課題に耳を傾ける力があることを伝えるのも効果的です。また、これはルート営業であっても新規営業であっても求められるスキルとなります。過去に誰かの課題をヒアリングして解決したような経験があれば、アピールするべきでしょう。
トラブル対応力
どんな職種にも共通するポイントですが、特に営業職において「トラブル対応力」は非常に重要な能力です。教わったこと、マニュアルに沿った業務ができることも大切ですが、想定外の問題が発生したときに正面から受け止めて解決に臨む姿勢は重要となります。
営業職の志望動機の例文を紹介!
同業界・同職種で転職する場合
異業界・同職種で転職する場合
同業界・異職種で転職する場合
未経験の場合
営業は未経験でも貢献できる可能性が高い職種ですが、その特徴をおさえて志望動機をしっかり考えておくことで、より内定に近づくことができます。書類選考や面接を突破するために、効果的に志望動機を伝えられるようにしておきましょう。
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