転職エージェントとの面談時の服装は私服?それともスーツ?
2018年2月14日 Posted by 編集部

応募した企業との面接では、スーツまたはオフィスカジュアルが定番ですが、転職エージェントとの面談は、どのような服装で臨めばいいのでしょうか? 「相手の仕事を考えたら、やっぱりスーツでしょ」「ハローワークみたいなもんだから、私服でいいんじゃない?」などいろんな意見がありますが、どちらが正解なのでしょうか。
転職エージェントとの面談はスーツ?私服?
面談の服装は基本的に私服でOK
転職エージェントとの面談に行くときの服装は、基本的には私服でOKだと言われています。転職エージェントはあくまでキャリアをコンサルティングする役目を持つ相手なので、面談の際の洋服が直接採用の可否につながるわけではありません。
また、コンサルティングをする立場からすれば、あなたがどんな人柄でどのような強みを持つ人材なのかを見極めるため、できる限り自然なあなたを見たいはずです。今後のサポートで信頼関係を構築していく相手だと思えば、気取らない服装が望ましいでしょう。
とは言え、人の第一印象の9割は見た目で判断されると言われているため、社会人として恥ずかしくないよう、TPOをきちんとわきまえた服装を意識してください。
リラックスして話せる服装にする
転職エージェントとの面談は、リラックスしながら話すフランクな雰囲気を大切にしています。そのため、自由な服装で来てもらった方が求職者の本音を引き出しやすいそうです。
無難なのはオフィスカジュアル
私服OKとは言っても、デニムやワンピースといったカジュアルすぎる服装、奇抜で凝ったデザインの服装は避けたいところ。カーディガンやコットンパンツなどのオフィスカジュアルは、無難で当たり障りがありません。転職エージェントとの面談のときはおしゃれは封印し、常識をわきまえた服装を意識しましょう。
キャリアコンサルタントをする立場から見れば、ある程度のキャリアをあなたの話と外見からイメージします。大切な要素である服装であまりにも個性を主張すると、キャリアサポートする時もその印象が判断基準になってしまうかもしれません。
清潔感や誠実さなど、すべての人事採用で好感がもてるポイントは服装にも意識をすると良いでしょう。キャリアをサポートしたい、と感じさせる程度の節度があれば十分です。
転職エージェントとの面談でNGな服装(男性編)
ダメージデニムや短パン
クラッシュ加工が施されたダメージデニムやダボダボしたワークパンツ、短パンなどは面談にはふさわしくありません。また、Tシャツなどカジュアルすぎる服装も避けましょう。
理想は、真っ白なワイシャツもしくは細いストライプが入ったワイシャツ。その上に、テーラードジャケットやカーディガンを羽織り、黒やダークグレーなどのコットンパンツを合わせると清潔感があり好印象です。
最近はオフィスカジュアル向けのセットアップがお手心価格で販売されています。ぜひこの機会に買い揃えておいてはいかがでしょうか。
サンダルや派手なスニーカー
赤、オレンジ、ブルー、ピンク、グリーンといった派手な色合いのスニーカーは、ビジネスシーンには不向きです。やはり、オフィスカジュアルにマッチするのは皮靴ではないでしょうか。
皮靴は履きはじめたばかりの頃はきつくても、履けば履くほど足にピタッとフィットし、靴擦れの心配もありません。
バッグ、リュックサック
転職エージェントとの面談に持って行くバッグは、履歴書や職務経歴書といったA4サイズの書類が入るものがオススメです。できればリュックサックは避けるようにしましょう。提出する書類が折り曲がっていると、「だらしのない人」と思われてしまう可能性があります。
無地で真っ黒ないかにも転職活動中です、というビジネスバッグより、レザートートやワンポイントが入っているものなど、遊び心があるデザインでも良いかもしれません。
転職エージェントとの面談でNGな服装(女性編)
キャミソールや胸元が大きく開いたトップス
女性は、着て行くトップスに注意が必要です。というのも、胸元がざっくり開いていたり、刺繍やスパンコールといった装飾が派手なものを着ていると「ビジネスマナーがなってない」「転職先の規則を破るかもしれない」と勘違いされやすいからです。
女性は女性に厳しいと言われているので、面談相手が女性の場合は敵意を持たれてしまう可能性も考えられます。ここはおしゃれを忘れて、首元までしっかりボタンがついている白いブラウスを身につけるのがベストです。また、下着が透けないよう黒やベージュのインナーを着ることも忘れずに。
ヒールの高い靴
ヒールが7cm以上もあるミュールは、オフィスカジュアルにはふさわしくありません。歩くたびにカツカツカツカツ音が鳴るので、人によっては「耳障り」と思われ不快感を与えてしまう可能性もあります。
基本的には黒、ブラウンなどダークカラーのパンプスがおすすめです。身長の低さをヒールでカバーしたい人は、ヒールの長さが5cmで太めの安定感があるものを選ぶといいでしょう。
派手なネイルや濃いメイク
相手がいくら転職エージェントだからとは言え、派手なネイルや濃いメイクは避けたいところです。指先は意外と人から見られています。自爪だと生活感が出てしまうので、清潔感をアピールするならクリアネイルがオススメです。
また爪の白い部分3〜5mm残した、丸みのあるラウンド型がベスト。「物腰がやわらかそう」「温厚そう」など、相手に好印象を与えられるからです。
クリアネイルや自爪に抵抗があるという方は、薄いベージュや淡いピンク色でも良いでしょう。指先を明るくきれいに見せてくれます。
髪色が明るすぎる
女性に限らず男性にも共通して言えることですが、髪の毛の明るさにも注意しましょう。服装ばかりに意識が集中してしまうので、髪色は忘れがちな部分でもあります。
黒染めは不自然な印象を与えてしまうので、(美容院にあるレベルスケールの)6〜7レベルくらいで面談の2週間前に染めると自然な仕上がりになりますよ。
市販の薬で簡単にセルフカラーできますが、ハイトーンを暗くする場合はムラになりやすいので、ヘアサロンで相談しながらカラーするの一番安心です。
キャリアが伝わる服装で良い求人を引き出そう
人と会うときに一番大切なポイントは、清潔感があるかどうかです。「この人なら安心して仕事を紹介できる」と思ってもらえるよう、清潔さを意識した服装を意識しましょう。
また、今まであなたがどんなキャリアを築いてきたか適切に伝わることが、キャリアコンサルティングを目的とした面談では重要です。今後どのような企業に自分を見出して欲しいのか、どんな風に見て欲しいのかを意識した服装を心がけてください。
特にアパレル業界への転職を希望している場合は、好みのテイストやセンスを見られる可能性があるので、綿密に計画が必要です。このような配慮を加えることで、キャリアサポートする側も適切な求人をマッチングすることができるでしょう。
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