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転職理由が結婚って採用ではマイナス?結婚にベストなタイミングは?

 2018年2月20日  Posted by  編集部


転職の理由が「結婚」の場合は、一見するとおめでたいようにも感じます。しかし、企業側からすると採用を渋る傾向もあるようです。

転職理由を「結婚」にすると採用が不利になる理由

残業や休日出勤に対応できない

急な残業や休日出勤に対応できないかもしれない、という理由から採用を渋るパターンです。結婚式を間近に控えている場合は、式場や日取り、ウェディングドレスの試着、引き出物選びといった式の準備で忙しくなるもの。

企業によっては、繁忙期になると残業や休日出勤が発生するケースもあります。そのため、急な残業や休日出勤にも臨機応変に対応できる人材が欲しいと考えているのです。

すぐに辞める可能性がある

スキルや経験、能力も申し分なく仕事への意欲があれば話は別かもしれませんが、「結婚」という理由に対して、「動機が不純すぎる」と考える面接官もなかにはいます。

結婚していても、営業職や総合職でバリバリ仕事をする女性も増えているのは事実です。それでも、出産や育児でいつ会社を離れるかわからない、という不安を抱えながらの採用は、企業にとっては大きなリスクになるのではないでしょうか。

すぐに育児休暇を取得するかもしれない

近頃は多くの企業で、働く女性への理解が高まってきています。女性に限らず男性でも育児休暇で仕事を数ヶ月〜1年間休むケースもよく聞きます。

ちなみに、育児休暇は、雇用開始日から1年経ってから取得することができます。1年経ってすぐに育休に入られてしまっては、休んでいる間のポジションの穴埋めは誰がするのか、業務は誰に引き継ぐのかといった部分を懸念してしまうのです。

「それでも働きたい!」と思ってもらえる上手な転職理由の伝え方は?

例文1.残業や急な対応も可能なことを暗に伝える

「結婚に伴い、転居が必要だったため、退職いたしました。結婚しても変わらず仕事を続けたいと考えており、引っ越し後、家庭も落ち着きましたので、前職で携わっていた総務人事の経験を活かせる仕事がしたいと思い、御社を志望しました。

主人も就業に賛成してくれており、一日も早く戦力として貢献したいと考えています。これまで培った総務人事の経験を活かし、尽力する所存です」

例文2.やむを得ない退職だったことを伝える

「結婚を機に夫の仕事に合わせて、引っ越すことになりました。前職の仕事を続ける意思はありましたが、新居からの通勤が困難なためやむを得ず退職いたしました。

結婚しても仕事は続けたいと考え、新しい職場への転職を決意致しました。前職の経験を活かし、御社に貢献していきたいです」

結婚と転職のベストなタイミング(男性編)

地元に戻るなら地元で転職してから結婚

結婚を機に転職を考えている人は、一定数いると思います。今は都内で働いているけどゆくゆくは地元で暮らすことを考えている場合、地元で転職先を決めてから結婚するのがスムーズかもしれません。

その際、住宅ローンを組んでおくことをオススメします。勤続年数が長い=支払い能力があると判断されるので、ローンの審査も通りやすくなるはずです。

そうは言っても引越しや結婚式の費用などで今すぐ地元には戻れない、ということもあるもの。その場合は、面接の際に結婚することを正直に伝えたうえで、その会社に骨を埋める覚悟があることをアピールしましょう。

結婚と転職のベストなタイミング(女性編)

多忙になる結婚式半年前を避ける

結婚式を挙げるとなると、式場選びからはじまって、招待状の手配や作成、参列者の座席配置、引き出物選び、参列者に提供する料理の試食、ウェディングドレスのフィッティングなど、決めなければならないことが山ほどあります。

そのため、結婚式の準備で忙しくなる半年前の転職は避けるのが無難です。シフト調整に融通がきくパートタイムであれば話は別ですが、正社員となると急な打ち合わせや商談など差し込みタスクが入る可能性は十分にあり得ます。

転職後2年間は仕事にフルコミットする

子どもを産むなら、転職してから2年間は仕事にフルコミットするスケジューリングが理想です。先ほどもお話をしましたが、入社後1年間で育児休暇が発生してすぐに休みをとると、「育休を取るために転職した」とまわりから冷ややかな目で見られてしまうケースもあるからです。

実際、私が以前勤めていた会社で転職して1年後に育児休暇を申請した女性に対し「給料泥棒」と陰口を言っている社員が何名かいました。

ある程度、仕事で実績を積んで社内外からの信頼を得てから職場を離れる方が、後ろ髪を引かれることなく休めるのかもしれません。また、その方が産後も職場に復帰しやすくなるのではないでしょうか。

長く働き続ける意欲をアピールすることが大切

結婚に限らず、転職理由のいかなる場合においても採用担当者が一番気がかりなのは、すぐに辞めないかどうか。

いくら有能な人でも、すぐに辞められてしまっては採用に費やした時間もコストも水の泡になってしまうからです。一生骨を埋める気持ちでやり抜くくらいの覚悟と気構えが必要なのではないでしょうか。


watanabe

会社員を辞めてフリーランスとして記事を書いたり写真を撮ったりしています。美容、農業、インバウンド、取材記事などさまざまなジャンルの記事を書いています。

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