実はこんなところも見られている!面接で気をつけたいポイント
2018年2月8日 Posted by 編集部

「就活・転職の面接では喋っている内容は勿論ですが、見た目の印象も優劣に大きく関わります。」こう話すのは、某インフラ企業にて面接官を長年務めてきた50代のTさん。お話を伺うと、堅実な企業だからこそ見られているポイントがありました。今回は、そのコアなポイントについてご紹介いたします。
電車内から面接は始まっている!会社に到着する前に…
会社に到着し入口に入る前に、身だしなみを整えます。立地が駅から数分であるならば、電車内の最寄駅周辺から面接がはじまっている、という心構えでいましょう。面接中は誰しもまじめに応答します。ですから、面接以外での時間の立ち振る舞いこそ面接官がチェックしたい点だそう。
歴史のある企業の場合、多くで中高年〜年配の面接官が担当します。なので、その世代の全員に好印象を持たれることが重要です。
来社までに気をつけるべきポイントは4つ。
・電車内で足を組まない
・イヤホン等で音楽を聴きながら歩かない
・飴やガムなどを口にふくまない
・歩きスマホをしない(地図を見る際も一度立ち止まって)
なにかをしながら歩いていると、チェックされるようです。Tさんの周りには、会社の手前で歩きスマホをしている就活生を見て不合格にした面接官もいるそう。社会問題にもなっている歩きスマホは、面接においても問題視されているようです。
さらに、入口に入る直前に靴の汚れをチェックしましょう。土の汚れなどはかなり見られています。そして、自分では意外と気付けないのが靴の裏側。まれに、テープや画鋲などを踏んでしまっていると、歩いたときにかなり目立つそうです。
第一印象が大事!入室する際は…
入室した際の第一印象は特に大事で、Tさんは「入ってから5秒で落とすこともある」こともあるほど。特に営業職には第一印象で決めるタイプの面接官が多くいるそう。では、そこをクリアするためには何が重要なのでしょうか。
入室する際に見られているポイントは大きく2点。
・口角の角度
・声量
口角が下がっていると、当然印象は良くありません。自信もなく見えます。
声量は小さくなければ、大きいぶんには構わないと話すTさん。最近の若者は声が小さい人が多く、はつらつとした挨拶はかなりの好印象だとか。
また、女性の場合はメイクを控えめに。リップの色は抑え、アイシャドウはラメが入っていないものにしましょう。メイクが濃いだけで倦厭する面接官もいるそう。
そして、堅い社風の企業や一部の公務員ではピアスの穴が空いているとそれだけでNGの企業も。そのような企業に転職する際は、転職の約半年前ほどからピアスの穴をふさいでいきましょう。
黒目の小ささで悩んで普段カラコンをつけている方は、着色径13mm台のものを装着すると良いです。違和感はほとんど生まれず、印象アップにつながります。
受け答え中に気をつけたいポイント!面接中は…
面接中は、返答の内容以外でも気をつけるべき点があります。Tさんの周りの面接官の中には、受け答えの内容をほとんど聞いてないという人もいるそう。
そのような面接官が見ているポイントは、意外と単純。
・姿勢・目線・指先が定まっているかどうか
・あいづちの適度さ
面接中は、身振り手振りを使うとき以外では指を動かさないこと。落ち着きがなく幼い印象を与えてしまいます。
姿勢は、胸をピンと張ること。猫背は自信がないように見られます。貧乏ゆすりの癖は、緊張するとどうしても発現してしまう場合もありますが面接のときばかりは抑えるようにしましょう。
あいづちは、あまりにも毎度はい、はい、とうなづくのも良くないそう。かと言って、全くしていないと本当に聞いているのか不安になるようです。
面接中、返答に困った時は面接官から目線をそらして考える場面があるでしょう。その際、目線の方向が下向きになってしまうと自信がなく見えてしまいます。目線を逸らす際は、上〜真横に向けると良いでしょう。
受け答えの内容は、どの話も前向きな結論や向上心が見えるようになると良いです。
話し方も重要です。緊張すると早口になってしまったり、吃ってしまうことがあります。緊張したときこそゆったりとした口調で話しましょう。また、中高年〜年配の面接官が多いことから、滑舌にもなるべく気を遣いましょう。いくら素敵なことを話しても、伝わらなければ何も話していないことと同じです。
堅い社風の企業の面接をマスターせよ
今回ご紹介したポイントは、ピアスの穴等少々厳しいものも含まれておりました。しかし、堅い社風の企業で通用することは日本中どこへ行っても通用します。このポイントを抑えれば、必ずや好印象を与え、面接をパスする近道になるでしょう。
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