タイマー必須!転職の適性検査を乗り越える対策方法は?
2018年2月9日 Posted by 編集部

転職中の難関といえば適正検査。実施されることの多い適性検査の種類と具体的な内容、対策方法についてご紹介します。今後、転職活動をおこなう際の参考にしてみてください。
転職で大切な適性検査の対策とは?
応募者の仕事の適正はもちろん、性格を知るためにおこなわれる適性検査。「一問でも多く答えなければ」と時間を気にして焦るあまり、適当に答えてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、適性検査は問題をただ解けばいいというわけではありません。多くの企業が「自社の求める人物像に近いかどうか」「採用ポストにふさわしい人材かどうか」ということを重要視しています。
嘘をつくのはよくありませんが、企業理念や求める人物像をよく考えてから解答しましょう。それが、適性検査を乗り切るための一番の近道と言えます。
能力検査と性格検査それぞれの対策方法は?
能力検査における具体的な対策は、とにかく事前準備を徹底しておくことです。そもそも能力検査とは、ただ単に応募者の常識力や学力だけではなく、受験者の一般常識のレベルや基礎学力を判断するための検査でもあります。
そのため、本屋さんなどで過去の問題集を買ってひたすら解く、という地道な勉強方法が受かるためのポイントです。1問1問じっくり問題を解く丁寧さも重要ですが、スピード感も大切にしたいところ。そのため、必ずタイマーで時間を測ることをオススメします。
一方の性格検査には、具体的な対策方法がありません。というのは、性格検査とは応募者の正確や価値観を知るためのものであり、正解があるわけではないからです。
そのため、頭であれこれ考えずに「はい」「いいえ」で素直に答えるのが一番のポイントと言えるでしょう。しかし、ただ思いのままに答えてしまうと「うちが求める人材とは少し違う」となってしまう可能性もあります。経営理念や社風など、あらかじめ企業についてをリサーチしておくといいかもしれません。
転職時によく使われる適性検査の対策方法は?
SPI
適性検査の代表格ともいえるのが「SPI」。このSPIとは、『Synthetic Personality Inventory』の略で、「適性検査のスタンダード」「筆記試験の王道」とも呼ばれているもの。能力検査と性格検査の2種類があり、ことわざや慣用句、文章作成能力などさまざまな問題で構成されています。
このSPIをクリアする一番の方法は、ひたすら問題を解く。これが受かるための最短ルートです。本屋さんに行くと、中途採用専門の過去の問題集が置かれています。繰り返し問題を解くことにより、問題の傾向を知るきっかけにもなります。
玉手箱
「玉手箱」は、適性検査のなかでは一番認知度の高いWebテストです。職種や業界を問わず、多くの企業が玉手箱を導入しています。具体的なテスト内容は、「言語」「計数」「英語」「パーソナリティ:性格検査」の4つです。
1項目あたりの問題数が非常に多いため、1つの問題にかけられる時間が少なくスピード感が鍵となります。転職先の企業からは、あらかじめ適性検査についての共有があるはずです。問題数の多さに慌てることのないよう、過去の問題集でトレーニングをしておきましょう。
CAB、GAB
商社、金、証券、総研など幅広い企業で実施される適性検査のひとつに、「CAB・GAB」があります。「CAB・GAB」には、ペーパー版とWeb版の2種類があり、総合的能力を測るテストです。
CABは、「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」の4科目で、GABは、「言語」「計数」「性格診断」が主な出題内容。CABとGABの両方のテスト結果をもとに、応募者の処理能力のスピードを判断します。そのため、練習問題を解くときは必ずタイマーで時間をはかりましょう。
どの問題にどれだけ時間がかかったのかを分析、実行してPDCAの回転率をあげることで、解答スピードもアップします。
適性検査対策は完璧にしてから挑もう!
せっかく書類選考は通ったのに、適性検査で落ちてしまってはせっかくの頑張りも水の泡になってしまいます。最終選考までコマを進めて採用を勝ち取るためには、ひたすら練習問題を解く、タイマーで必ず時間をはかるなどして、対策を徹底しましょう。
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