お辞儀のマナーの基本とは?ビジネスシーン別に徹底解説!
2018年2月9日 Posted by 編集部

職場や取引先でお辞儀をするシーンはさまざまです。日常生活でお辞儀に慣れているつもりでも、意外とビジネスマナーとしてのお辞儀の基本を知らない人も多いのでは?
相手に対して失礼なお辞儀をしていないか不安な方は、お辞儀のビジネスマナーをおさらいしましょう。
お辞儀の基本姿勢とは?ステップ解説
ステップ1:背筋を伸ばす
ビジネスシーンで失礼のないお辞儀は、姿勢を正すところから確認しましょう。立っている場合、座っている場合問わず、背筋をまっすぐに伸ばしてください。この際、手の位置は自然に横につけているか、手前で重ねます。
ステップ2:相手を見つめる
お辞儀をする際は、一度相手を見つめることがポイントです。お辞儀は相手に対して敬意を表するとともに、敵意のないことを表すための動作です。相手を大切にする気持ちを前提とし、基本姿勢を確認しましょう。
ステップ3:腰から曲げてお辞儀する
頭を下げる時は、腰から曲げ、首だけが下を向かないように心がけてください。また、相手をとらえた目線はお辞儀の間は自然に外します。角度については後述しますが、浅くなりすぎないよう意識しましょう。
ステップ4:相手に対する気持ちを忘れずに
心の中でゆっくりと「1,2,3」と数えたら再び元の姿勢に戻ります。相手に礼の気持ちを伝えるためには、流れるようなお辞儀は避けましょう。お辞儀をそそくさと急いで行うと、逆に失礼に当たる場合もあります。なぜお辞儀をするのかを、常に心にとどめておくことが大切です。
お辞儀の3つの種類と使い分け方
お辞儀は傾ける角度によって3つの種類があり、ビジネスシーンではそれぞれ用途によって使い分ける必要があります。
種類1:会釈
会釈とは、15度ほど上体を倒して行うお辞儀です。最も浅い角度のお辞儀となりますので、きちんとお辞儀として相手に伝わるよう角度がついているか自分で確認しましょう。
社内でのあいさつや、会議室の出入りの際、歩きながらお辞儀するシーンではほとんどこの会釈を使いますが、相手の目を見ることと立ち止まることを忘れないようにしましょう。
種類2:敬礼
敬礼とは、30度ほど上体を倒す一般的なお辞儀です。訪問客や上司など目上の人に対して行う際は、敬礼を行います。丁寧にお辞儀することで、ビジネスマナーとして好印象を与えることができるでしょう。
また、特定の相手ではなく、オフィスに対して出社や退社の挨拶をする際も敬礼を行います。不特定多数に行うお辞儀は中途半端になりがちですが、しっかりとお辞儀する習慣をつけましょう。
種類3:最敬礼
最敬礼とは、45度ほど上体を倒す、最も深いお辞儀です。相手に対して特定の感謝や謝罪を示す必要がある場合は、最敬礼を用います。また、会社にとって重要な立場の人物に挨拶する際にも最敬礼が適切です。
いずれも、相手に対して最上の礼を尽くす気持ちがあることを示すためのお辞儀となります。気を付けたいポイントは、体を深く倒しすぎないことです。45度以上の角度をつけた最敬礼は、美しくない上に、いきすぎると失礼な態度ととられます。
こんなお辞儀はビジネスシーンでNG!
お辞儀の基本姿勢と種類を確認できたので、注意してほしいポイントをいくつかご紹介します。
ポイント1:お辞儀と同時に発言しない
「お疲れ様でした」「おはようございます」など、挨拶の一言とともにお辞儀をするシーンはビジネスの場合多くあります。習慣になると、ついお辞儀に含めて一言を口走ってしまいますが、ビジネスマナーとしては失礼です。
正しいタイミングは、一言を言い終えると同時にお辞儀を始めてください。発声で相手に挨拶する意志を表明してから、焦らずお辞儀しましょう。
ポイント2:睨まない
お辞儀をする際に相手を見ることが大切ですが、この際に表情がこわばっていると睨んでいるような印象を作ってしまいます。
特に、初めて会うクライアントなどの場合は、初回のお辞儀での印象は後のビジネスに大きな影響を与えかねません。目元に笑みを浮かべるよう意識すると良いでしょう。難しい場合は、顔をリラックスさせるよう心にとどめておくだけで、相手に柔らかく受け取ってもらえます。
ポイント3:足元をばらつかせない
移動時やすれ違う瞬間などの会釈は、タイミングを図るのが難しいですよね。つい足元が動いている間にお辞儀を始め、足の位置がずれたままお辞儀してしまうこともあります。
こういった止まらないお辞儀は、相手に伝えたい思いや印象に立ち返れば、逆効果になります。お辞儀をすると決めたら足を止め、足の位置を正してから動作を始めましょう。
お辞儀をマスターしてビジネスシーンで好印象を与えましょう
お辞儀は基本的な動作であり、ビジネスマナーとして大切な要素です。社内外問わず、相手に対して自然なお辞儀で礼を伝えられると、関係は円滑になるはずです。
基本姿勢とチェックポイントを活かし、美しいお辞儀を心がけましょう。
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