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病院事務職ってどんな仕事?他業種からも転職はできる?

 2018年2月13日  Posted by  編集部


病院事務職は人気の職種の1つであり、テレビCMなどで病院事務職への就職や転職に有利になる、資格講座の案内を目にすることもよくあります。人気があるだけに狭き門だと思われますが、他業種からの転職は可能なのでしょうか? 今回は病院事務職という仕事について見ていき、さらに他業種からの転職事例も2つご紹介します。

病院事務職とは?


まずは、病院事務職とはどんな仕事なのかを見ていきましょう。

病院事務職の仕事内容

普段、私たちが病院で接するのは医師の先生や看護師さんがほとんどだと思います。もちろん、病気を診てもらうわけですから、医師や看護師と接するのは当たり前のことですが、それ以外にも多くの人が病院で働いています。

病院事務職は、病院の運営に携わる仕事です。たとえば受付や会計、カルテの管理、広報や医師・看護師の勤務管理、病院経営なども病院事務職の仕事と言えます。いわば患者さんと医師・看護師をつなぐパイプ役となり、病院を支えている存在です。

求められる能力・応募条件

病院事務職にはさまざまな能力が必要とされます。受付や会計の仕事をするのであれば、患者や医師・看護師と接する機会が多く、電話対応なども行わなければいけませんので、コミュニケーション能力が重要です。

カルテが間違っていることがあれば、患者の命に関わる事態にもなります。かんたんな検査や医療器具の洗浄・消毒などを行うこともありますので、仕事を正確にこなす能力と几帳面さも必要です。

医師や看護師になるには国家資格が必要ですが、医療事務職に関しては特に資格を持っていなくてもなることができます。ただし、「医療事務」資格などがあれば採用で有利になります。

医師や看護師のように「まずは大学に通って資格を取ってから」という順序を踏まずとも、医療事務への転職活動をしながら、資格を取得するという方法で十分に転職できる可能性があります。

キャリアパス

入社後は病院の受付に配属されて、患者と接する仕事や、会計、カルテの整理などの実務を任されることが多いようです。当然のことながら医師と看護師がいて、患者が来ることで病院の経営は成り立ちます。医師、看護師、患者と接する機会が多いのは、病院事務職でステップアップをしていく上で良い経験となることでしょう。

その後、病院の広報や企画、あるいは管理職など、病院の運営に携わる仕事にステップアップし、将来的には病院の経営に携わる仕事ができる可能性もあります。

異業種・異職種から病院事務職に転職した事例(1)エンジニアから事務職へ


転職活動をしている方にとっては「病院事務職は異業種・異職種からでも転職できるのか?」ということが、もっとも気になる点だと思います。そこで、ここからは異業種・異職種から病院事務職に転職した実例を見てみましょう。

ひとつめは、新卒から4年間システムエンジニアとして働いた後に、病院事務職に転職したAさんの事例です。

システムエンジニア時代は激務で、残業も多く、徹夜をする日もあったそうですが、結婚して子どもができたときでも続けられる仕事をしたいと思い、病院事務職への転職を決意したそうです。

医療システムのエンジニアをしていたので、病院に行く機会もあり、全く医療と無関係ではなかったと言います。それでも、エンジニアと事務職では大きく仕事が異なり、ほぼ未経験と言えます。もちろん、医療事務の資格もありませんでした。

そんな状況で、Aさんが心がけたことが、「活かせるスキルを伝える」ということと、「自信を持って面接に挑む」という2点でした。

「ExcelやPowerPointの操作ができる」「資料作成のスキルがある」など、たとえ異業種でも、必要なスキルは共通するものです。また、患者のカルテやデータを管理するのも医療事務職の大切な仕事だと思い、エンジニアとして働くことで身についたデータ管理のスキルもアピールしたそうです。

面接ではとにかく自信を持ち、活かせるスキルを最大限にアピールして「この人と仕事がしたい」と思ってもらえるように心がけたということです。こうして、システムエンジニアから病院事務職への転職を見事に果たしました。

異業種・異職種から病院事務職に転職した事例(2)工場勤務から事務職へ


病院事務職では「中高年の転職は難しい」と言われていますが、Bさんは50代で、しかも工場勤務という異業種から病院の事務長への転職に成功しました。

Bさんは部品を仕入れて製品を組み立てるメーカーで、労務管理や品質管理を担当していました。ある日、病院事務職の人材を求めていた病院が人材エージェントを経由してBさんをスカウトしたということです。

病院が希望していた人材は「工場管理に長けたマネージャー」でした。一見、工場と病院は関係ないように思われますが、多くの人が働いていて、大量の医薬品や医療機器を安全に管理しなければいけない病院では、工場の管理者が適任だと考えたわけです。

Bさんは最初こそ思わぬスカウトに驚いたそうですが、病院の採用担当者と実際に顔を合わせたところ、意気投合しました。これまでの経験を活かせるということで、病院の事務長に転職を決意したそうです。

活かせるスキルをアピールし、病院事務職への転職を成功させよう

「経験がないから」「資格がないから」といって、病院事務職の仕事を諦める必要はありません。ご紹介したAさんやBさんのように、異業種・異職種での経験しかなかったとしても、病院事務に活かせるスキルは何かしらあるものです。それをうまくアピールしたからこそ、病院が求める人材像とマッチして転職に成功したと言えます。まずは病院事務職という仕事を知ること、そして今の自分が持つスキルがどう活かせるのかを考えることが重要です。


Rebe career 編集部

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