編集者って何をやってる人?未経験でも転職できる?
2018年2月14日 Posted by 編集部


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編集者とは、書籍や雑誌を編集する人のこと。また、読者にウケそうな企画を立て、その企画を実現させるためには誰にどんな仕事を依頼すればいいのか、そのためにはお金がどれくらいかかるのかを考えることが編集者にとって一番重要な仕事なのです。
編集者の仕事
編集者とは
そもそも編集者とは、雑誌や書籍などの企画、制作をおこなう人のことです。編集部内の企画の予算を引っ張ってきたり、取材先へのアポイント、カメラマン、デザイナー、イラストレーターの手配といったディレクション業務に加え、記事の編集もメインの仕事となります。自分で取材をして記事を書くこともあれば、外部に依頼することもあります。
また、校了日(締切日)を常に意識しながら、出版物が予定通りスムーズに進んでいるかなど、編集部全体のスケジュール管理も重要な業務のひとつ。つまり、編集者というのは、編集部内の指揮官と言えるでしょう。
紙媒体の編集者の仕事
原稿の誤字脱字の見直しやディレクション業務など、紙媒体とWebの編集者の仕事内容に大きな差はありません。強いていえば、企画コントロールが大きな違いと言えるでしょう。雑誌や書籍の場合は、読者層や雑誌のコンセプトがきっちり決まっています。
編集者はすでに決まっている大きな企画をもとに、「読者にどんな企画がウケるのか」「どんな切り口で進めるか」「誰が巻頭ページを担当するのか(台割り)」という編集方針を決定するのです。つまり、企画を提案する段階で手綱を引くのが編集者の重要な役割と言えます。
Webの編集者(Webディレクター)の仕事
一方のWeb編集(Webディレクター)の場合は、幅広いテーマのなかから自由に企画を提案することができます。Webリテラシーの高い読者(ユーザー)に記事を読んでもらために、どのような企画が興味を引くのか、読者のインサイトをきちんと理解しておくべき必要があります。
紙媒体でウケた企画がWebでウケるのかといったら、必ずしもそうとは限りません。紙媒体でもWebでも企画立案が編集者の主な仕事になるのですが、Web媒体の編集者を目指すのであれば、情報リテラシーの高さも重要な要素のひとつと言えるでしょう。
編集者に必要な3つの能力
企画力
これは編集者に限ったことではありませんが、仕事ができる人ほど企画力に長けているという特徴があります。企画会議やブレスト、企画書作成が苦手な編集者も一定数いるものです。
しかし、ここで大切な企画力というのは「自分が面白いと思う企画を出すスキル」ではありません。「読者は何に興味があるのか」「どうすれば雑誌を手にとってもらえるか」「タイトルをクリックしてもらえるか」と読者のインサイトを深堀することが重要なのです。
企画に正解はありません。そのため、企画会議の場ではだんまりするのではなく、積極的に発言をして企画を提案する姿勢が大切です。
ディレクション(段取り・調整・進行管理)
カメラマン、イラストレーター、デザイナー、ライターなどさまざまな人が関わり合いながら、ひとつのコンテンツが完成します。撮影スタジオや謝礼金の手配に加え、スケジュール調整や先を見越した段取りの良さも求められます。
さらに、原稿の進行状況の確認といった企画における進行管理も編集者の重要なスキルです。編集者自身が「この企画をどう見せたい」「読者に何を訴求したいのか」という具体的な考えをきちんと持っていなければなりません。
クオリティコントロール
編集者は企画やディレクション業務が中心となるため、それほど高い文章力が求められているわけではありません。しかし、細かな表現や表記ユレ、誤字脱字など、細かいところにこだわるミクロの視点が必要です。
とはいえ、言い回しや句読点の位置、表現方法にこだわりすぎてしまうのは禁物。というのも、「編集者テイスト」になってライターの色が消えてしまう可能性があるためです。
ライターの特徴や人柄をよく理解したうえで、読みやすくてリズムの良い一定のクオリティーをコントロールするスキルが求められます。
未経験から編集者に転職するための方法
大手出版社は難しくても編プロなら編集者になれる可能性も
書籍、月刊誌、週刊誌、コミックなどすべて含め、全国に3,000近くある出版社への就職内定率は年間1,000人にも満たないと言います。つまり、4社で1人採用されるかされないかくらいの狭き門なのです。中途採用の場合は、「編集長レベル」「ディレクターレベル」のスキルを求められる場合が多く、即戦力として働ける経験値が重要となります。
そのため、大手出版社よりも街の小さな出版社や編集プロダクションなどで修行するというのもありなのではないでしょうか。ただし、出版社の仕事は想像以上にハード。複数の企画を抱えながら、翌月の企画や取材アポなどをすべて同時進行しなければなりません。「どんな辛いことがあっても絶対に逃げ出さない」「一流の編集者になる」くらいの気構えが必要かもしれません。
ライターから編集へステップアップする
ライターとして実力をつけながら、徐々に編集側にステップアップするというのもひとつの手です。数年前から、キュレーションメディア、オウンドメディアを運営する企業が増えており、どこも書き手を求めています。
そのため、Webライターとしてスキルを磨き、ある程度経験値を積んだら編集に挑戦してみてはどうでしょうか。ただし、編集者になるとクライアントワークが頻繁に発生するため、社内から信頼されているライターであるという条件が必須です。
編集者には臨機応変さが求められる
出版社を舞台にしたテレビドラマや映画の影響もあり、編集者というと「常にパソコンや原稿とにらめっこ」「ひたすら誤字脱字をチェックしている」というイメージを持つ人が多いと思います。一見華やかな世界にも見えますが、実際は、企画立案やスケジュール調整、管理、記事のクオリティコントロールといったバックオフィス的な業務も多いポジションなのです。

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