キャリアアップマガジンTOP  >   知っているようで実は知らない、ボーナスのあれこれ

知っているようで実は知らない、ボーナスのあれこれ

 2018年2月21日  Posted by  編集部

【期間限定】目的別 おすすめ転職サービスまとめ

特徴 公式サイト

マイナビジョブ20's
★第二新卒・20代前半向け
・20代転職に特化。
・第二新卒&~4年目は特にオススメ
マイナビジョブ20's

公式 

パソナキャリア
★大手転職希望・転職知識がある方向け
・サービス利用者は25万名超
・管理職求人も多数
リピーターも増えてます。転職ならパソナキャリア

公式 

キャリコネ
★給与・人間関係・働く環境を重要視したい方向け
・無料会員登録で”社員クチコミ”見放題
昇給有・残業無って本当?求人票には掲載されない情報が満載【キャリコネ】

公式 

みんな大好きなボーナス。

しかし業界平均や、最近の業界ごとの支給金額の増減。ボーナスの額面と手取りの違い。控除額の計算方法や、転退職時のボーナスに関する注意点など、若いビジネスパーソンは意外と知らないことも多いのではないでしょうか。

ボーナスは相対的に金額が大きい支給ですので、知らず知らずの内に、損してしまっていることなどもあるかもしれません。

ここではそんなボーナスの基本的なことをまとめましたので、ボーナスのイロハについて学んでいただければと思います。ボーナスをより知ることで、世の中の仕組みすら見えてくることもあるかもしれません。

ボーナスの平均額はどのくらい?

中小企業も含めた平均支給額は?

日本経済団体連合会の調査によると、中小企業も含めた2017年冬のボーナスは前年比+0.04%で全平均が75万2,189円でした。これは中小企業も含めた東京都内1,000の民間労働組合を対象にした調査で、その内、妥結した286組合の平均状況です。

職種別に見ると、「生活関連サービス、娯楽業」の前年比はなんと+13.11%で一番伸び率が大きくなっています。元々の平均額が少ないというのもあるのでしょうが、同職種の人手不足を反映して、市場原理により、他業種に近づいたという側面もあるのかもしれません。

次に上げ幅が大きいのが、前年比+7.07%の建設業。現状、東京オリンピック特需などの影響で、建設業の有効求人倍率は4倍を超えているとも言われていますから、人手不足が大きく影響している可能性は高いでしょう。

逆に下げ幅が大きいのは、「金融・保険業」の△3.02%。昨今の銀行員の大幅人員削減の報道などにもある通り、銀行員を中心としたホワイトカラーはサービス業や建設業とは逆に、人員過剰を起こしているのかもしれません。

意外と少ない?東証一部上場企業

東証一部上場企業(205社)2017年年末賞与の妥結平均金額は71万2,898円で、対前年比△0.1%と、下がってしまいました。

大きく下げた業種は「繊維業」でなんと△11.7%。繊維業界は少なくとも妥結時点において、あまり景況感が芳しくなかったのでしょうか。それにしても下がり幅が大きいです。

一方で上がり幅が大きいのが、「建設業」で+7.1%です。上記したように、「建設業」の人手不足はかなり深刻なようです。しかし、これはオリンピック特需などによる急性的な人手不足の可能性があり、企業としては基本給を上げるのではなく、支給額を増減させやすい、ボーナスを多く払うことで急性的な人手不足に対応しようとしている可能性があります。

ボーナスっていくらもらえるの?

ボーナスの計算方法

基本的には、基本給に〇カ月分という乗数を乗じて計算します。たとえば、基本給が25万円で、2.5カ月分支給されると仮定すると、次の計算式でボーナスの額面金額が計算できます。この場合は、25万円×2.5か月=625,000円ですね。

ボーナスから控除される金額

<健康保険料>
上に書いた625,000円は額面金額です。ここから健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、源泉所得税が控除された金額が手取りになります。それでは実際に、ボーナスの手取り金額を計算してみましょう。

たとえば基本給が35万円で、2.5か月分が支給されるケースを考えてみます。額面は35万円×2.5か月=875,000円です。

保険料額表を見て健康保険料率を確認します。ここでは9.91%となります。労使折半なので、875,000円×9.91%×1/2=43,356円。健康保険料は「43,356円」となることが分かりました。

<厚生年金保険料>
厚生年金保険料率は18.182%ですから、労使折半で、875,000円×18.182%×1/2=79,546円。厚生年金保険料は「79,546円」となります。

<雇用保険料>
雇用保険料率は0.3%ですから、875,000円×0.3%=2,625円。雇用保険料は「2,625円」となります。

<源泉所得税>
源泉所得税の計算するにあたっては、まず源泉所得税率を特定します。特定方法は、前月分の給与から社会保険料等を差し引いた金額を用いて、算出率表から該当する算出率を抽出します。

仮に、「前月分給与35万円で扶養家族0人」とすると、健康保険料は17,342円、厚生年金保険料は32,025円、雇用保険料は1,050円となるため、これらを控除すると、

350,000円-17,342円-32,025円-1,050円=299,583円となります。

これに該当する所得税率は、算定表より6.126%となります。
ボーナスの金額から、社会保険料等を控除した金額にこの所得税率を乗じて所得税を求めますので、

(875,000円-43,356円-79,546円-2,625円)×6.126%=45,912円。

つまり、源泉所得税額は「45,912円」だということが分かりました。

<手取り額>
額面金額から、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税をそれぞれ控除すると、

875,000円-43,356円-79,546円-2,625円-45,912円=703,561円。

つまり手取りボーナスは「703,561円」となります。

転職前の会社と転職後の会社できちんとボーナスをもらうには?

現職と転職先のボーナス支給時期と条件を確認する

一般的にボーナスは夏と冬、2回支給される会社が多いようです。支給時期は夏が6月末~7月上旬、冬が12月上旬の会社が多いようですが、これは社内規定などで支給時期を確認しておきましょう。

同時に規定で確認しておかなければならないのが、支給ルールです。一般に多いルールとしては、冬のボーナスが12月10日支給ならば、12月1日にその会社に在籍していなければならない、といったような規定です。

つまり退職予定の企業からボーナスの支給を受けたい場合には、在職日など、支給規定を満たすようにコントロールしなければならないのです。

退職の申し出はボーナス支給後にする

退職の申し出は、ボーナス支給後、あるいはボーナスの明細が配布された後にしましょう。その理由は、ボーナスを減額されてしまう危険性が高いからです。

ボーナスの意味合いとしては、支給直前の6カ月間の勤務に対する月額給料以外の報奨です。ボーナスは通常、その支給額が上長の査定や、直近6カ月の会社の経営成績などに左右されます。つまり、査定や支給額基準などは、経営層や管理職が恣意的に操作することが可能なのです。

本来的には、過去6カ月間の報奨なのですから、会社実績や個々の実際の働きに応じてボーナスは支払うべきで、その金額を恣意的に操作するべきではないのでしょうが、性悪説に立てば、「どうせ辞めていく人間に払うなら少なければ少ないほど良い」と経営者や管理職が判断してしまうのも無理からぬことなのです。

ですからそういった性悪説を前提に、より多くのボーナス支給を受けるために、労働者側も退職日を操作するくらいのことをしているのが現状なのです。

両方のボーナスをゲットするスケジュール

たとえば、冬のボーナスの支給日12月10日退職の届け出をしたとして、およそ1カ月後に最短で退職。すぐに転職先に入社するというスケジュールで考えると、転職先の会社において早く入社すれば早く入社するほどに、ボーナスの算定期間は増えます。

ボーナスが支給されたらすぐに退職届を出し、なるべく早く転職先に入社するようにすれば、退職企業、転職企業両方のボーナスをゲットすることも可能です。

ボーナスのことをよく知って賢い労働者になりましょう。

今までは、ただなんとなく年に2回もらって嬉しかったボーナス。しかし、いろいろ知っていくとボーナスの見え方も違ってくるのではないでしょうか。

自分のいる業界のボーナスが下がり基調ならば、実はあなたの現在いる業界は労働力が供給過剰気味なのかもしれません。あるいは、将来を見据えて、業界チェンジを図ることなども検討するべきフェーズを、ボーナスの金額は教えてくれているかもしれないのです。

また、875,000円が額面のボーナスの支給を受けるとおよそ175,000円弱の控除を受けているのも冷静に考えてみると、かなり大きい金額の話です。

元々はボーナスから社会保険料は控除されていなかった歴史的背景などを考えると、ボーナスからも社会保険料を徴収しなければならないほど、過去と比べて現在は、相対的に国の財政が痛んでいる状況を窺い知ることもできます。

ボーナスをただもらって嬉しい、ではなく、その背景や経緯などに思いを馳せられるようになることが本当の意味での社会人ということなのかもしれません。


【期間限定】目的別 おすすめ転職サービスまとめ

特徴 公式サイト

リアライブ
★ベンチャー企業でキャリアアップしたい方向け
・非公開 優良ベンチャーを厳選紹介
・8月末までの登録で限定コンテンツ公開

公式 

ハタラクティブ
★転職自体悩んでる…初心者向け
・スキマ時間で気軽にキャリア相談から可能
・転職知識をしっかり教えてくれる
第二新卒ならハタラクティブ

公式 

パーソルテクノロジースタッフ
★エンジニア向け
・高時給でハイレベルな求人多数
・無料登録で非公開求人の閲覧可能
エンジニア派遣の「パーソルテクノロジースタッフ」

公式 

Rebe career 編集部

Rebe career編集部です。若手ビジネスパーソン向けに、スキルアップの方法論や今後のキャリア選択の参考になる良質なコンテンツを毎日配信しています。

関連する記事

”初めて転職”で不安な方へ。
20代の転職に強いキャリアエージェント

近々相談したい(登録1分)