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未経験の職種に応募するときの志望動機―NG例と成功する書き方のコツ―

 2018年2月28日  Posted by  編集部


未経験の職種に応募するとき、経験者にくらべて自分は劣っていると思っていませんか?志望動機の書き方を変えるだけで、未経験の職種でも経験値をカバーするあなたの魅力を引き出せます。未経験者のための志望動機の書き方とコツをご紹介します。

未経験の職種への志望動機でやりがちなミス

 

主体性のある志望動機が書けない

未経験の職種への志望動機は悩んでしまいがちです。インターネットなどの情報を頼りにもっともらしい志望動機をコピーしてしまう方もいるでしょう。しかし、自ら率先して就職したいといという気持ちが伝わらない志望動機は成功につながりません。

企業側の視点に立った志望動機がない

当然のことですが、就職活動には企業研究が重要です。企業側のニーズや求める人材を意識したアピールが求められますが、未経験の職種だとどうしても経験値を埋めることばかりに目がいってしまい、企業のニーズを考える余裕がなくなってしまいます。

今の自分に自信を持った言葉が書けない

未経験であるということは、不安につながります。経験者よりも足りない知識や時間を自覚してしまっては、どうしても自分に自信を持てないでしょう。その意識は、志望動機の言葉に落とし込まれてしまいます。

共通のスキルと差別化するポイントを探そう

異業種でも共通のスキルは必ずある

前職と異業種だと「なんの経験もない」と思いがちですが、丁寧に前職で学んだことを振り返れば共通のスキルは見出されるものです。

たとえば、スケジューリング能力や企画力、マネジメント力などの根本的な人間力の点はどの業種にも共通しています。前職で特に意識していた力を、今後挑戦する分野につなげてみると良いでしょう。

未経験なら経験したことを強みにしよう

あなたは前職でどんなことを経験しましたか?異業種に関係ないと感じている業務でも、視点を変えることで強みになる場合があります。たとえば、あなたが前職で経験した苦労から成果につなげたエピソードは、転職希望先でもあなたの底力を伝える要素になります。

専門的な経験でなくとも、あなたの経験してきたことは仕事に限らず必ずあなた自身の成長につながっています。そのポイントを上手に伝えることで、強みに転換しましょう。

“掛け算”で見つけ出すあなただけの志望動機

経験した職種に応募すると、どうしてもその職種ならではの志望動機や強みを選んで書いてしまいます。これはいわば“足し算”で、人材としての魅力の合計数は限界があります。

一方、未経験な職種の場合はあなたが今までに経験したことやスキル全てが志望動機の対象になります。組み合わせによっては、“掛け算”のようにシナジー効果を生み出すエピソードが存在するのではないでしょうか?

たとえば、営業職に未経験で転職する場合、「今までに営業した経験」を語る志望動機はありがちですが、「今までクライアントと接触することが少ない職種を、経験したからこそわかることがある」というエピソードは斬新でしょう。

未経験だからこそ魅力的に見える志望動機の書き方

前職の経験をアレンジして独自の志望動機にする

志望動機は、あなたがその企業に入社したい、新しい職種にチャレンジしたいという強い想いを伝えることが大切です。その想いを裏付けるエピソードとして、あなたが前職や今までの人生で経験したことを上手く取り入れましょう。

失敗から学んだことや、違和感から生まれた問題提起などは志望動機として特に強い想いを表現するのに適しています。嘘ではなく、あなたが事実として経験したことをアレンジし、“マイナスからプラスへ転じるための転職だ”という志望動機を考えてみてください。

未経験を埋める努力を志望動機に添えて伝える

いくら経験したことを積み重ねても、やはり未経験であるということは一種のネガティブポイントになります。そのネガティブポイントを払拭するためのコツは、「未経験であることを自覚している」ことを先にあなたの方から述べておくことです。

志望動機に経験値の浅さは今後の勉強で埋めたいという気持ちや、専門資格への挑戦といった具体的な施策を書き添えておくと、あなたのモチベーションが伝わるはずです。

志望動機には熱い想いと冷静な観察眼を混ぜる

未経験で書く志望動機は、想いで経験の分をカバーしようとする分「熱い気持ち」が先走った文章が躍ってしまうことがあります。一方、企業側はそういった志望動機をたくさん読んできた相手ですので、熱い想いだけであなたを差別化することは難しいでしょう。

良い志望動機を完成させるコツは、冷静な観察眼でその志望動機を確認することです。あなたが企業側だったらその志望動機に興味を持つでしょうか?良い人材だと感じるでしょうか?冷静な観察眼で確認し、必要のない動機はできる限り削除しましょう。

志望動機で語るストーリーは経験に勝る

転職や就職のきっかけはストーリーの始まり

志望動機はあなたの人生の転機を描くストーリーだと考えてください。あなたは、未経験の職種にチャレンジしたいと思う理由があり、転職または就職する意味があるからこそ志望動機を書いているはずです。

きっかけをストーリーの始まりとし、そこからどんな理由や根拠があって企業や職種を選んでいったのかをシンプルかつ読みやすくまとめることが大切です。

起承転結を意識した志望動機で説得力を持たせる

未経験の業種に飛び込むということは、逆にその理由が強いはずです。ストーリーの起伏を描いて志望動機であなた自身の生き方や個性に興味を持たせるよう意識すると、面接で会ってみたいと思わせることができるでしょう。

また、起承転結を意識して志望動機を書くことで、無駄のない構成を自然と作り上げることができます。人事の担当者はたくさんの志望動機を読んでいますから、無駄や隙があると最後まで読まれない可能性があります。

入社後の活躍を想像させる志望動機を書こう

志望動機はあなたの過去から現在までの想いを伝える場所ですが、将来の活躍まで想像させる志望動機が書けると好感度は高いでしょう。

「これだけの経験を過去にしているのならばきっと自社でも活躍するはず」、「これだけ強い想いで挑戦したいのならば高い目標を成し遂げるだろう」という推測が誰でも持てる志望動機になるように意識してみましょう。

未経験を強みに個性ある志望動機を書こう

未経験の職種に挑戦することはハードルが高くなると思われがちですが、実はそれを強みにすればあなただけの志望動機を書くことができるのです。

その職種が未経験であることで負い目を感じることなく、あなたが今まで経験したことをどのようにまとめるかを意識して志望動機に挑みましょう。時間をかけて志望動機を作ることで、あなた自身のキャリアの考え方を再認識できるきっかけとなりますし、面接の準備に直結します。


宿木雪樹

広報/企画分野での企業経験を経て、フリーランスへ。ニーズに応じた企画/執筆を担当。2018年1月よりMAMORIOチーフエディター。一緒に仕事した方を"幸せにする”がモットー。”幸せになる考え方”をコンセプトにしたブログ「宿木屋」運営中。

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