高収入・未経験者でも飛び込める?製薬会社の営業・MRの仕事内容
2018年3月9日 Posted by 編集部


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製薬会社と病院の架け橋となるMRは、営業職でありながら製薬に対する専門知識が業務の基盤となる特殊な職業です。「未経験では入れない」と思う方もいるようですが、チャレンジすることは可能です。MRの仕事内容や未経験者の転職についてご紹介します。
製薬会社の営業、MRとは
MRの仕事内容
MR(Medical Representatives)とは、医薬品に関わる営業職を指します。日本語では「医薬情報担当者」という意味になり、製薬・医薬品などの専門知識を持っていることが重要となります。
MRが扱う領域は、病院で処方される医師の判断が必要な医療用医薬品です。いわゆるドラッグストアで売られる市販薬は別の担当者が存在します。
MRは病院の医師や看護師に正しい医療用医薬品の用途や使い方を説明し、新しい医薬品が開発された時はその情報を伝え、売り込みます。
MRは専門的知識を持った営業職
MRが誕生した背景には、医薬品メーカーの営業マンが膨大な情報量の医薬品をカバーしきれなかったことがあります。曖昧な情報伝達や誤った営業によって、結果として患者の健康を害することにつながってしまいます。
そういったことから、専門的知識を持った営業の在り方を実現するために誕生したのがMRです。MRは病院のニーズのヒアリングと医薬品開発の現場からの発信を仲介することで、的確な医療用医薬品を患者に届ける手助けをします。
人の命を守り、自身も成長するMR
人の健康や命を守ることにつながるMRは、営業職の中でも実感する社会貢献度は高いでしょう。また、製薬の最先端を走る研究職や開発職のメンバーと病院の間をとりもつことは、知識欲を満たす刺激的な人間関係を構築するとともに、コミュニケーション能力も鍛えられます。
自身の成長や社会貢献を感じることのできるMRは、総じて働くことに魅力を感じられる職種と言えるでしょう。
未経験者でも積極的にMRに挑戦すべき3つの理由
未経験者も安心!MR認定試験や研修の充実
MRは専門的知識が必要となることが、未経験者にとっては高い壁に感じることでしょう。しかし、知識が重要だからこそ社内研修などの体制が万全であり、MR認定試験など習熟度を確認できる制度も充実しています。
未経験者が転職を実現したケースもあり、医薬品に関連する情報だけでなく英語や経営学、ホスピタリティトレーニングなど幅広い研修を受けながら営業スキルを高められる環境がある企業も存在します。経験値はあるに越したことはありませんが、未経験だからという理由で諦めてしまうのはもったいないかもしれません。
専門知識があれば営業方法は共通
医薬品に関する専門知識の習得に励めば、実務内容は通常の営業職と変わりありません。病院の担当医師との関係性を保ちながら、商品となる医薬品の魅力を的確に伝えていきます。2012年4月以降は公正取引委員会による禁則が発令され、医療業界ならではの過度な接待もなくなりました。
人命を扱う仕事だからこそ医師のアポイントがとりづらいなどの特殊な点はありますが、相手を思いやりながら自身の商品について学習を怠らないことは営業職の共通事項です。
収入面や環境面で生活水準が向上する
MRは初任給でも平均年収400万~500万円を得ることができ、かつ実績による年収アップの可能性が高いため、報酬の面で満足できないことはほぼないでしょう。
また、担当する顧客は高収入層なので、品質の高いものへの触れ合いや福利厚生の充実など、あらゆる点で生活水準を高めることができます。
MRに転職する時に押さえておきたい3つのポイント
外資系の選択肢があるときは外資系がおすすめ
製薬会社には内資系と外資系の2種がありますが、年収の向上や労働環境の自由さを重視するならば外資系がおすすめです。実力主義・実績重視の企業文化が根付いた中で、在宅勤務など柔軟な働き方を取り入れながらスキルアップを目指すことができます。
外資系製薬会社のMRへの需要は年々高まっており、創薬のスピードや規模の観点から言っても国外製薬会社の方が将来性は増しています。
オンコロジー領域(癌領域)は医師との二人三脚が必要
MRで扱う領域を細分化した際に注目されるのはオンコロジー領域です。癌に対するアプローチには病院での業務経験が優遇されます。各患者の病状によって必要な医薬品や対応方法が異なり、医師とMRが協議しながら薬品投与の指針を立てる必要があるからです。
非常に専門的な知識が必要となる領域である一方、需要が高まるオンコロジー領域は、特定の条件を満たす人材であれば挑戦すべきでしょう。
ニーズが高まるCNS領域は経験が活きる
CNS領域もオンコロジー領域同様MRへの需要の高い領域です。CNSとは中枢神経系領域のことで、精神科、神経科、疼痛の3種に分類できます。
いずれも患者の感覚に寄り添った対応が必要であり、MR自身の経験したことが活きるケースも少なくありません。てんかんや統合失調症、双極性障害などの症状を扱うなかで、細かい薬品などの投与量を提案するといった非常に患者に近い業務も携わるため、患者とのつながりを感じたい方にはおすすめです。
安定した専門職MRにチャレンジしてみよう
MRは安定した収入を得ながら、自身のスキルアップもできる専門営業職です。前職の経験や知識が必要となる領域もありますが、充実した研修を通じて未経験者がスキルアップすることも十分可能な業種です。もしも製薬関連に興味があり、なおかつ営業職への意欲があるならば、MRにチャレンジしてみましょう。

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