ビジネスメールのマナー|迷いがちな締めの方法を3ステップで解説
2018年3月4日 Posted by 編集部


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社会人には、スムーズに気持ちよく仕事を進めるために最低限押さえておきたいマナーがあります。総称して「ビジネスマナー」と呼ばれるこのマナーは、知っているつもりでも意外と知らなかったり、覚え間違えていたりする場合もあるものです。
今回は、ビジネスメールの中でもとくに抜けてしまいがちな“締め”の文章ついて一緒に確認していきましょう。
ビジネスメールの締めで押さえておくべき3つのポイント
まずはじめに、丁寧にビジネスメールを締めるために押さえておくべき3つのポイントをご紹介します。想いのこもった丁寧なメールで、上手に信頼関係を築くことができるようにしていきましょう。
ポイント1:「取り急ぎ」はNG
メールを締める際の「取り急ぎ」というフレーズは、できる限り使用しないのがベストです。「取り急ぎ」の言葉には、時間がない中でがんばって時間を割きましたという意味が込められているためです。
日常的なフレーズとして使用してしまう場合もありますが、送り先の相手にとても忙しい状態がずっと続いているという印象を与えかねません。どうしても時間がないため「取り急ぎ」と書く場合を除いては、「まずは〜」のような表現を使用すると良いでしょう。
ポイント2:「敬具」は不要
手紙を書く際によく見かける「拝啓」「敬具」などのフレーズ。ビジネスメールの場においても付ける必要があるのではと思われがちですが、そんなことはありません。
ビジネスメールでは、いかに簡潔に相手に用件を伝えることができるのかがもっとも重要なポイントです。そのため、行を多く必要とする挨拶文やフレーズは使用しなくて良いこととなっています。ビジネスメールの締めの際には、敬具の代わりに「今後ともよろしくお願いいたします」「引き続きよろしくおねがいいたします」などの締めの一言を添えて送るようにします。
ポイント3:お体ご自愛くださいは間違った表現
季節の変わり目に使用頻度の高い「ご自愛ください」という表現。ときどき「お体ご自愛ください」と書いてしまう場合がありますが、じつはこの表現は間違いなのです。
「ご自愛ください」には、もともと「お体を大切にされてください」という意味が込められているため、二重敬語の表現となってしまうのです。間違いやすいポイントなので、しっかりと覚えておきましょう。
メールの締めに使える文例(1)基本・感謝・お詫び
ここでは、メールの締めに使える文例をご紹介します。まずは、基本的な文例や感謝・お詫びの気持ちを込めた際の表現について見ていきましょう。
基本的な締めの文例
まずは、基本的な文章の締めからご紹介します。
- 「何卒よろしくお願いいたします。」
- 「今後もお付き合いよろしくお願いします。」
- 「今後ともよろしくお願いいたします。」
- 「引き続きよろしくお願いいたします。」
- 「どうぞよろしくお願いいたします。」
- 「それでは、今後ともよろしくお願いいたします。」
感謝を伝える文例
メールで感謝を伝える際には以下のような例文があります。ただし、感謝の想いは直接述べることでよりしっかりと伝わるものです。実際に会うことができるのであれば、直接感謝の想いを伝えましょう。
- 「心より感謝申し上げます。」
- 「ご厚情を賜り、誠にありがとうございました。」
- 「本当にありがとうございます。」
- 「深謝いたしております。」
- 「厚く御礼を申し上げます。」
- 「重ねて御礼を申し上げます。」
お詫びを伝える文例
相手に迷惑をかけてしまった場合のメールでは、本文中でのお詫びはもちろんのこと、締めでも必ず、再度、お詫びの言葉を添えるようにしましょう。
- 「お詫び申し上げます。」
- 「ご期待に沿えず申し訳ありませんでした。」
- 「お役に立てず申し訳ございません。」
- 「ご理解の上ご容赦いただきますようお願い申し上げます。」
- 「深くお詫び申し上げます。」
- 「重ねてお詫び申し上げます。」
- 「大変申し訳ございませんが、お引き受けいたしかねます。」
メールの締めに使える文例(2)返信が欲しい・返信不要・断る
続いてご紹介するのは、返信を求める・返信不要の際、断りを入れる場合の締めの文例です。
連絡や返信が欲しい場合の文例
連絡や返信を促すメールであっても威圧的になるのではなく、やんわりとした言葉遣いを選んで伝えるようにします。緊急性の高い場合には「至急」「〜までに」などの文言を合わせて伝えると良いでしょう。
- 「ご連絡お待ちしています。」
- 「ご連絡お願いします。」
- 「ご連絡を賜りますようお願いいたします。」
- 「ご連絡いただけますと幸いです。」
- 「ご連絡をお待ち申し上げます。」
- 「ご連絡をお待ち申し上げております。」
- 「ご連絡いただきますようお願い申し上げます。」
- 「至急ご連絡いただけますようお願い申し上げます。」
- 「お返事お待ちしております。」
- 「お返事お待ち申し上げております。」
- 「お返事いただけますと幸いです。」
- 「〇月〇日までに、お返事いただきますようお願いいたします。」
- 「ご回答のほど、よろしくお願いいたします。」
- 「折り返しお返事いただければ幸いです。」
- 「何卒ご回答賜りますようお願い申し上げます。」
- 「お手数ですが、お返事くださいますようお願いいたします。」
- 「ご多忙のところ恐縮ですが、ご都合お知らせくださいませ。」
- 「大変勝手ながら、○○日までにご連絡をいただきますようお願いいたします。」
- 「恐れ入りますがご連絡賜りますようお願い申し上げます。」
返信不要の場合の文例
返信を求めていない、必要がない場合は、メールの締めにその旨を記載します。
- 「ご返信は不要です。」
- 「ご返信にはおよびません。」
- 「何かご不明な点がありましたらお知らせいただければ幸いです。」
相手の依頼や要望を断る場合の文例
相手からの申し出や依頼を断らなければならない場合には、メールの締めでお詫びのことことを添えます。
- 「お詫び申し上げます。」
- 「ご理解いただけますと幸いです。」
- 「ご期待に沿えず、申し訳ありませんでした。」
- 「ご理解の上ご容赦いただきますようお願い申し上げます。」
- 「深くお詫び申し上げます。」
ビジネスメールを使用する際に最低限押さえておくべき締めのポイントを厳選してご紹介しました。もしも、再び迷ってしまったり、不安な点が出てきた際には定期的に確認してしっかりとマスターしましょう。

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