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デキるあいつがやっている「社内営業」。その効果と具体的な方法は?

 2018年3月17日  Posted by  編集部

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「ゴマすりだ」「媚びている」と思われがちな「社内営業」ですが、使いこなすことで強力な武器になります。できる人は無意識にできているものですが、筆者のようにコミュニケーションが苦手な人からすれば、かなり高度な技術です。しかし「技術」は、誰にでも身につけられるものです。

今回は社内営業の必要性や具体的な方法について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

社内営業はなぜ必要?

社内の人間は3つに分けて考える

まず、自分と同じ会社の同僚(上司も含む)は、自分との関係性によって3つに分類されます。1つ目は「知らない同僚」で、職場こそ同じものの全く関わりのない人です。次に「知っている同僚」。これは、顔と名前が一致し、たまに会話するレベルの同僚です。そして、最後に目指すべきは「仲間の同僚」。お互いに好意的で、能動的に情報を共有するような関係です。

この「3つの同僚」は規模の大きい企業に顕著で、部署が同じでも課が異なるだけで名刺交換するような、いわゆる縦割りの関係性であるとそれぞれの差が大きくなります。ただし大企業だけでなく、フロアやデスクの島が違うなど「組織による分断」によって関係が薄くなることは、どんな企業にでもありえます。

社内営業の必要性

社内の人間というのはビジネスとしての付き合いではありますが、やはり感情が行動に出てしまうものです。同僚に対しどんなに平等に接することを心がけていても、その対応には差が生まれるのは当然でしょう。

たとえば同僚がミスをし、それをリーダーや責任者であるあなたが謝罪しなければならない場面があるとします。その際、同僚が「知らない同僚」や「知っている同僚」くらいでは「ちくしょう、なんで俺が怒られなきゃいけないんだよ」と思うかもしれません。しかし、公私ともに仲のいい「仲間の同僚」である場合は、「まあ、しょうがないか。いっちょ俺が代わりに謝ってくるぜ」という気持ちになりませんか?また逆の立場だとして、プロジェクトの会議に「仲間の同僚」が多ければ多いほどあなたの意見は通りやすくなります。より大きな仕事を任せてもらえる可能性も大きくなります。

このように、社内営業は社内での活動を円滑に進めるのに非常に有効な手段であるといえるのです。

社内営業にマイナスなイメージがつきまとうのはなぜ?社内営業をしたくない理由

上司に媚びたくない

社内営業はときに、ネガティブなイメージを持ちます。稟議や待遇改善などの意見を通したいときに社内営業は大活躍するわけですが、それは「根回し」ともいえる行動だからです。根回しというのは上司に媚びるような、ゴマをするような印象がつきまといます。「自分は上に媚びないぞ」というスタンスの方からすれば、社内営業はあまりやりたくない、もしくはやるべきでないと考えるかもしれません。

仕事なんだから協力してもらって当たり前

また、「社内営業なんかしなくても協力するのが普通だ」と考え、わざわざ社内営業をしないと協力的になってくれない同僚を敵視する方もいるかもしれませんね。おっしゃる通り、同じ会社の人間は「(名目上)会社の利益に貢献する」という同じ目的のもと協力しあうべきです。

しかし、同じ会社の名前を背負っているからといって、必ずしも「仲間の同僚」である、という状況はまずありえません。他の部署が良い成績を出したところで自分の給与に影響がない場合がほとんどですから、多くは自分や自分の所属する集団の利益だけを考えています。むしろ仕事を押し付けあったり、自集団の手柄が奪われそうな場合は情報を隠したりすることさえあります。ですから、社内の人間はデフォルト状態が「敵」であるくらいに考えた方がよいかもしれません。

自分一人でできるという思い込み

最後に、そもそも他人に頼ることを嫌う人もいます。このような人は、社内営業などをして協力を得るのはダサい、能力が低い奴だという思い込みがあるのだと思います。しかし、他人に相談せずして良い仕事が出来るのは、ほんの一握りの人間だけです。堀江貴文氏でさえファッションコーディネートはアウトソースしているわけですし、「自分1人で出来ること」には限界があるのです。それに気づかず、一人で出来ると思い込み続けているのは逆に危険で、独りよがりの成果になってしまっている恐れがあります。

効果抜群!社内営業の方法

それでは、ここからは「実際に社内営業はどのようにやればよいのか?」を説明していきます。

ちょっとだけ顔をみせる

最も簡単な方法は、「顔を出すこと」。これだけです。アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱した「単純接触効果」にもとづき、人は面識の数が増えるほど基本的には好意度が上がるようになっています。

いわゆる「喫煙所コミュニケーション」の利点はここにあり、他の部署であっても同じ喫煙所に集まることで簡単に顔見知りになることができるのです。また、喫煙所にいる時点で「タバコ」という共通項がすでに確立されているため、会話もはずみやすくなります。

もちろん非喫煙者でも可能なのですが、要件がないのにわざわざ他のフロアに行って挨拶をするのは抵抗があるかもしれません。そこで、次の方法を試してみることをオススメします。

お菓子を配る

非喫煙者の方でも実践しやすいのが、お菓子の配布です。コンビニなどで新商品が出ると、なんとなく「食べたいな〜」と思っているものです。そこで、あなたが率先して購入し、「このお菓子、自分は美味しいと思うのだけど、どう?」と配ってみるのです。お菓子を貰えるのは基本的には嬉しいことですし、新商品であれば感想を共有しやすいので会話がはずみやすくなります。

ランチに誘う

以上の方法で「知っている同僚」になったら、次は「仲間の同僚」に引き上げたいところです。そこで、ランチのお誘いをかけてみます。ご飯を食べながらであれば会話もしやすくなりますし、食事中は口を動かしているため沈黙の正当化がなされ、苦になりづらいでしょう。

また、これは上司への社内営業にも有効です。基本的に忙しい人に、わざわざ雑談を申し出るのは忍びないでしょうから、昼前のミーティング後などの「相手の時間をなるべく奪わないタイミング」に「ちょうどいいので、ランチでも行きますか?」と声をかけてみましょう。

(相手の得意なことで)教えを乞う

立場が上の人に対して有効な手段です。相手が好き、または得意なことを調べておいて、「自分は普段アクション映画ばかり見るのですが、日本の映画でオススメはありますか?」などの質問をします。得意分野を誰かに教えるのは快感なことですし、自分の趣味に興味のある人間には好意的になりますよね。

 

社内営業はマイナスに思われがちですが、実は仕事を円滑に進めるための重要なツールなのです。自分だけではどうにもならないことでも、「仲間の同僚」が多ければ能動的に助けてくれるようになります。使いこなせば、社外への営業活動以上に役に立つかもしれません。


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