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もしあなたに年上の部下ができたらどうする?年上部下をマネジメントする極意

 2018年4月6日  Posted by  編集部

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将来的に労働力人口が不足する事態が避けられないことが明らかになり、今後、「高齢人材」の活用は政府主導でますます活性化していくと考えられています。

そうなるとそのような高齢人材はじめ、自分たちより年上の部下が増えてくる可能性のある、若手のビジネスパーソンは戸惑う気持ちもあるのではないでしょうか。あるいは現在進行形で、年上部下を抱え、マネジメントに悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では、年上部下をマネジメントする上で、ぜひ参考にしていただきたい内容をまとめました。

年上部下との接しかた(1)指示や命令ではなく、お願いや協力を仰ぐ

指示や命令という、口調や言い方で発信してしまうことは、年上に限らず、あまり上手いマネジメントとは言えないのかもしれません。

「もう月末です。経費の精算書をまだ出してくれていないのは、〇〇さんだけですよ」

→常習的に提出が遅れているような悪質性があるならともかく、普通に提出を促せばいいような場面で責めるような言動は慎むのがマネージャーの役割でしょう。

「以前お願いした記事のレポートですが、私の指示文をそのまま使っています。この表現ではレポートの性格にそぐわないことくらいわかりますよね?」

成果物に対して主観を押し付けすぎてはいませんか? またこういう言い回しは感情的なイライラを相手にぶつけているように感じられ、冷静な所作でないことは誰が見ても明らかです。

上の表現もたとえば次のように言い換えれば、感じ方はいかがでしょうか。

「〇〇さん、月末の経費精算書ですけど、また経理からせっつかれちゃってまして。彼らも決算が大変なんで同情できるんですけどね」

「〇〇さん、以前上げていただいたレポート拝見しました。全体的によくまとまっていると思うんですけど、この箇所の表現、私がちゃちゃっと書いちゃったのがそのまま引用されているんで、ここだけ直してもらえますか? そうしたらもう完璧ですんで

いかがでしょう。同じ内容の指摘でも、言い方ひとつで印象が全く違います。

マネージャーの目的は、自身の感情をぶつけてフラストレーションを発散することではないです。チームメンバーを上手くマネジメントして、最適化していくという目的さえ忘れなければ、自然と後者のような表現になるのではないでしょうか。

年上部下との接しかた(2)あえて管理しない

マネジメントとは日本語で「管理」と訳されるケースが多いように見受けられますが、それではマネジメントという語義の一部しか表現されていません。マネジメントとは、チームをつくり、そしてそのチームの個々のメンバーに上手く働いてもらい、成果を出すことによって、会社の事業を最適化することです。

ですから、当然、「管理」することも必要になってくるでしょう。チームですから当然ルールがありますし、それをガチガチに運用する統制もマネジメントの一部であることは間違いありません。

しかし、一方で、チームの最適化がかなうのならば、必ずしもガチガチの「管理」をしなくてもいい、という発想もまた同時にあります。

特に年上部下などは、あなたよりも、長く働いているので、少なくとも時間的な経験値は豊富です。長年の職業人人生で編み出してきた働き方が仮に、既存のシステムに完全に適合するものでなかったとしても、それを既存のルールやシステムに合わせようとする努力は果たしてマネジメントとして良手と言えるのでしょうか。

むしろそういう仕事のやり方を特に矯正はせずに、自由にやらせてみた方が、マネージャーとしても年上部下としても精神的に楽ではないでしょうか。つまり、時には、硬軟織り交ぜたマネジメントを展開することもマネージャーに求められるひとつの柔軟性という資質と言えるのかもしれません。

ただし、その部下に仕事のやり方も任せてしまう場合は、他のチームメンバーとの兼ね合いもあるでしょうから、こう釘を刺すのはいいかもしれません。

「〇〇さんの経験値を尊重して、特例としてそのやり方を認めます。しかしその代わりに、しっかり業務目標を達成させてくださいね」

年上部下との接しかた(3)仕事の評価と人間性の評価をしっかり切り離す(年上に対しての敬意を忘れてはいけない)

「亀の甲より年の功」ということわざがあります、どういう意味かというと、年長者の豊富な経験値は貴重なリソースなので、尊重して有効活用した方がいい、というものです。つまり、年上部下というリソースを上手く使いこなせるかも、あなたのマネージャーとしての器量にかかってくるということです。

ですから、部下とは言っても、それは飽くまで職制上の地位に過ぎないということは意識して、年上部下と対峙しましょう。

部下だからと言って、年上の人に、ため口を聞いたり、言動を揶揄したりといった行為は、あなたがよほど、そういうキャラクターとして周知・他認されていないと、白昼のオフィスではとても悪目立ちします。

時には、マネージャーとして不適格の烙印を押されてしまう危険性も。年上部下に限りませんが、部下だからと言ってぞんざいに扱うようなことはせず、一定の礼節をもって、接するように日頃から気を付けてもらえればと思います。部下だからと言ってないがしろに扱っていい、などという法はありません。

むしろ、部下や弱い立場で働いている人たちをこそリスペクトできるようなマネージャーは、魅力的です。

そもそも年齢は関係ないのでは?

上に書いてきたマネジメントの考え方は、当然、何も、年上部下に限定される話ではなく、年下部下に対しても、基本的には同様でしょう。

つまり、年齢差別はしないように上手く差配する、のがマネージャーのひとつの仕事なのではないでしょうか。

年上だろうが、年下だろうが、チームを上手く機能させるために執るべき策を執り、打つべき手を打つのがマネージャーなのだという意識を持って臨んでいただければと思います。


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wakabayasi

法学部卒業。新卒でSEとして従事。 転職歴2回。1回目が監査法人。2回目は出版社の経理として転職。 退職後、現在はフリーライターや塾講師、証券投資などして生計を立てています。

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