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次に転職するなら休日の多い企業、と考えている求職者向け。休日の多い企業ってどんな会社?

 2018年4月10日  Posted by  編集部


あなたは、現在の職場の休日数に満足していますか? 相対的に、現職のあなたの休日数が多いのかどうか、平均休日日数や業界の比較などで確認されてみることをオススメします。また、休日の多い企業の見分け方なども解説していますので、転職する際の参考にしていただければと思います。

業界や仕事で休日にどのくらい差があるの?

年間休日の平均は107.5日

厚生労働省が発表している「平成27年度の就労条件総合調査」によると企業の平均的な年間休日総数は107.5日だそうです。

これを多いと見るか、少ないと見るか、人によって意見が分かれそうです。

企業の事務職、いわゆるホワイトカラーと呼ばれるような働き方をしている人たちからすると、「少ない」と感じられるでしょう。一方、サービス業などに従事しておられる方からすると、「多い」と感じるのかもしれません。

休みの多い業界・職種

それでは、休みの多い業界・職種とはどんなものなのでしょうか。アンケート調査の結果を以下にまとめます。

休みの多い業界
自動車・輸送機器メーカー 135.2日
電子・電気部品・半導体メーカー 132.7日
医療機器メーカー 130.5日
機械・電気機器メーカー 130.5日
設備関連・プラントメーカー 129.6日
家電・AV機器メーカー 129.6日

 

休みの多い職種
先行開発・製品企画(モノづくりエンジニア) 134.4日
生産技術(モノづくりエンジニア) 131.4日
エンジニアリング(モノづくりエンジニア) 130.7日
設計開発(モノづくりエンジニア) 129.8日
研究開発(ITエンジニア) 129.5日
社内SE(ITエンジニア) 129.5日

休みの少ない業界・職種

逆に、休みの少ない業界や仕事についても見ておきましょう。

休みの少ない業界
コンビニエンスストア 95.8日
外食・レストラン 96.0日
芸能・芸術 99.1日
理容・美容・エステ 105.0日
放送 108.2日

 

休みの少ない職種
美容師・エステティシャン 90.3日
建築施工管理 98.5日
調理スタッフ 100.8日
ホール・サービススタッフ 103.0日
スーパーバイザー・エリアマネージャー 108.2日

 

休みが多い仕事・会社の特徴

報酬の対象が成果ではなく労働時間

上の表をご覧になればお分かりのように、休日の多い業界はメーカー・製造業です。そして休みの多い職種はハード、あるいはソフトの区別はあるものの、エンジニアであることもわかります。

メーカーの工場勤務などでは、ラインを管理する仕事などが多いと推察されますが、これは定量的なノルマを獲得するというよりはどちらかというと、一定時間働くことが報酬の対象であることから、ラインを止めている間は休みになるという側面があるのでしょう。同じように、時間管理されている事務職も休みが多い傾向にあります。

大企業

また、メーカーというのは、往々にして大企業が多いです。大企業はとりわけ、労務回りのコンプライアンスは社会的に厳しく監視されていることはご存じでしょう。

あまり無茶で過酷な労務状態を放置していると、社員の母集団も大きいので、労基署などに駆けこまれる可能性があります、そこで監査などが入ってしまうと、企業イメージに著しくダメージを受けます。それゆえ、相対的に、休みを多くしなくてはいけないという背景も手伝っているのかもしれません。

顧客が法人で土日休み

また、休みの多い業界および職種を見てみると、全て、BtoBの企業と職種であることが判然としています。BtoBということは取引相手先も法人ということで、土日が休みです。

よって、メーカーなどのBtoB企業は、土日を休みにしやすい、というのも、休みが多い理由のひとつなのではないかと推察されます。

OB訪問や面接時の質問で、休日が多いかどうか見極めよう!

休日が多いかどうか、業界や仕事によって傾向はあるものの、やはり個別企業によって違いはでてきます。そこで、OB訪問や面接時の質問で休日数を判断する方法をご紹介いたします。

顧客は法人?それとも個人?

(質問の意図)

上にも書きましたが、顧客は法人(BtoB)の方が、土日が完全週休二日制になっており、休みが多い傾向があります。(もちろん例外はありますので、要確認ですが)

(質問の例文)

「御社のホームページで確認したところ、お取引先企業は通信業の大手法人が多いようにお見受けしました。御社では、同業界の競合他社とは違う特徴などはありますか?」

チーム、それとも個人で仕事を進める?

(質問の意図)

個人で仕事を進める場合、誰かが有給休暇などを取得したその日に、緊急対応などに駆り出されてしまう可能性は否定できません。よって、仕事がひとりの人間に属人的に集中することを避けるために、チームワークの統制を整備しているのかを聞いておくと良いです。

(質問の例文)

「御社では、お客様を担当する場合は、複数人のチームで対処するのでしょうか?それとも、担当はひとりで対応するのでしょうか?」

営業のサイクルはどのくらいのスパン?

(質問の意図)

成果物といっても会社によっていろいろあるでしょうが、納品期限が決まっていないことはほとんどないでしょう。その納品のスパンはどれくらいの間隔があって、休みを取れるだけのゆとりがあるのかどうか探ってみましょう。

(質問の例文)

「御社では定期的に納品があると思いますが、そのスケジュール管理はどのように行っているのでしょうか? 通例のルーティーンワークと納品締切直前ではスケジュール管理手法も変えておられるのでしょうか?」

休日の多さだけに囚われることのないように気を付けましょう。

以上、休日の多い業界や会社を見極め、個別具体例を調べる方法論などについて書いてきました。

休日の多い業界や企業はその高待遇で優秀な人材を集めようとしていますので、休日以外の待遇にも好影響があるのではないかと思います。

しかし、あまりに休日の多さばかりにこだわって、自分の志向性を見失わないようにすることだけは気を付けていただきたいと思います。

 


wakabayasi

wakabayasi

法学部卒業。新卒でSEとして従事。 転職歴2回。1回目が監査法人。2回目は出版社の経理として転職。 退職後、現在はフリーライターや塾講師、証券投資などして生計を立てています。

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