キャリアアップマガジンTOP  >   上司にLINEを教えてはダメ?仕事とプライベートを両立するコツ

上司にLINEを教えてはダメ?仕事とプライベートを両立するコツ

 2018年4月17日  Posted by  編集部


ワークライフバランスという言葉は、「仕事ばかりしていてはダメですよ」という思想から生まれたもの。20代はその言葉通り、プライベートを重視して仕事を選んでいます。では、仕事とプライベートを切り分けるにはどうしたら良いのでしょうか。また、そもそも切り分ける必要はあるのでしょうか。

プライベート最優先!イマドキの20代の仕事に対する価値観

20代が仕事に求めることの第1位は?

求人・転職支援サービスのエン転職が行なったアンケートの結果、「20代が仕事に求めること」第1位は「プライベートを大切に働けること」でした。

プライベートが充実している状態というのは「仕事終わりや休日を寝て過ごす」ということではなく、「仕事以外に存在している楽しいことや生きがいに時間を充てられる」状態のことです。働いて、働くために休んで、働いて…の繰り返しだけでは、自分を見失ってしまうという不安があるのです。

「成長できる」だけでは選べない

続いて、「自分が成長できる仕事」≒やりがいのある仕事に対して、どのような意識で取り組みたいかという意識調査。「成長できる仕事であれば無理してでも取り組みたい」という意見が多いかと思いきや、「業務量や労働時間に無理がない範囲で取り組みたい」と回答した人が74%を占めています。

その理由は、「自分自身の時間を大切にしたいため」というものが最高で64%でした。つまり現代の20代において仕事は「自分自身の時間」ではない、プライベートの時間を蝕む存在であるという意識が垣間見えます。

仕事は生きるための手段でしかない

「仕事に求めることは何ですか」と聞いて「仕事以外が充実していることです」という回答が1位になってしまうわけですから、多くの若者にとって仕事は「生きるための手段」「プライベートを満たすための手段」でしかないのです。

仕事をしなければ賃金が得られなくなり、生活ができなくなる。趣味を楽しむための最低投資ができないのも悲しい。それだけは避けたいが、それより上は望みません。がむしゃらに長時間労働しても、プライベートを充実させることによる対価には及ばないと考えています。

(参考:HUFFPOST 20代は、何に仕事の価値観を求めているのか?

仕事とプライベートを上手に切り分ける方法

多くの20代が「プライベートの時間を充実させたい」と考えていることは分かりましたが、そのためには「プライベートの時間に仕事のことを考えない」ための工夫が必要になります。

職場の人にLINEを教えない

休日や退勤後に上司から「今から動ける?」などという連絡が来ると、一気に仕事の世界に引き戻されてしまいますよね。「すみません、無理です」と断れる人であっても、せっかくのプライベートに仕事が入り込んでくることを快くは思わないでしょう。

これを防ぐためには、基本的に職場の人間・仕事上のコミュニティにLINE(プライベートでも使う連絡先)を教えないのが最も効果的です。仕事の人間とは「仕事用の携帯番号」、「仕事用のメールアドレス」でのみ連絡を取るようにし、休日はそれらを遮断するのです。最近では「Eight」などのビジネス用のSNSも登場しているので、そういったものを活用しても良いでしょう。

カバンは部屋ではなく玄関に置く

プライベートの時間に仕事のことを忘れるためには、仕事に関連する道具も隠した方が良いでしょう。家にいる間はカバンを見えないところにしまうなり、玄関に置くなりする。なんなら仕事のスケジュールを確認するための手帳は職場に置いてきてしまってもいいです。

「休みの日なのについつい書類整理などをしてしまう…」という人も少なくありません。それを防ぐには、物理的に仕事との間に壁や距離を作ってしまいましょう。

習い事や友人と会うなど予定を入れる

「予定がないと定時で帰れない」、「ぼーっとしていると仕事のことを考えてしまう」という人もいるでしょう。分かります。筆者も、「今日は休みだ!」と決心しても締切のことが頭をよぎってしまいます。

そんな人におすすめなのが、「やらなければいけないこと」を予定に入れてしまう方法です。習い事を始めたら予約の時間に合わせて教室に行かなければいけないですし、友人と予定を入れたら遅刻しないように集合しなければいけません。そうやって半強制的に仕事以外のことに集中することで、確実にプライベートの時間を確保することができます。

仕事は生活、生活は仕事。「ワークアズライフ」という考え方

仕事とプライベートを切り分けたい人はイヤイヤ仕事をしている

「プライベート(自分自身の時間)を充実させるために仕事をする」という考えは、「仕事=しなければならない、嫌なもの」という前提に成り立っています。

しかし、そんな「嫌なもの」が、1週間のうち5日間も占めているわけですよね。つまり仕事とプライベートを切り分けたい…という人は、社会人人生の5/7をイヤイヤ過ごしていることになります。どう考えても、もったいない。

ワークアズライフ!仕事とプライベートをわける必要はない

ワークライフバランスという言葉に代表されるように「ワークとライフのバランスが大事だ」と言われる中、最近話題になっている考え方があります。

それは、「ワークアズライフ」。研究者、メディアアーティスト、実業家など様々な顔を持つ落合陽一氏が、著書『超AI時代の生存戦略』等でたびたび語っている概念です。

ワークアズライフは仕事とプライベートを分離せず、寝ている時間以外はすべて「仕事でありプライベートである」とする考え方です。そもそも「仕事=楽しいもの」と思えてしまえば私生活に仕事が入り込んでもストレスにならず、わざわざプライベートの時間を確保する必要もない。非常に社畜的な思想に見えますが、実は「これこそが働き方改革だ」という意見もあるほど、現代人にマッチした考え方なのです。

参考:落合陽一『超AI時代の生存戦略』(大和書房)

タイムマネジメントではなく、ストレスマネジメントを

これまでの「ワークライフバランス」では、仕事とプライベートを時間軸で分離してライフを確保しましょう、という「タイムマネジメント」が重視されてきました。

対して「ワークアズライフ」では、「ストレスマネジメント」がキーワードになります。仕事はプライベートでありプライベートは仕事であるので、時間で分離する必要はありません。最も優先すべきなのは、「楽しいかどうか」「ワクワクするかどうか」「ストレスがないかどうか」という精神的なマネジメントです。

自分にとっての「ストレスのない活動」とは?

そしてこのワークアズライフを実践するうえでは、「自分が楽しく・ストレスなく行える活動」をとても大切にしていくことになります。

たとえばYouTuberが分かりやすい例です。「HikakinTV」であればビートボックス、「きまぐれクック」であれば調理、「おーちゃんねる」であれば昆虫採集。彼らの場合はそれぞれが好きなことをストレスなく発信してるうちに、のちのち仕事になったわけです。

彼らレベルまでエンターテイメントに寄せる必要はありませんが、とにかくご自身が楽しんで行えることを探してみましょう。それは普段の仕事の中から見つかるかもしれませんし、全く予想外のところから見つかることもあります。

 

日本社会においては、多くの人が生きるために働いています。そしてその時間は、人生の中で大きな割合を占めている。そうなれば、「働き方」は「生き方」と言ってしまっても良いかもしれません。「仕事とプライベートを分ける」という生き方と、「仕事もプライベートも一緒だ」という生き方のどちらを選択するのか…重要なのは、自分に合った方法で人生を過ごすことです。

https://doda.jp/careercompass/compassnews/20161104-26369.html


市根井

市根井

1994年生まれ群馬県在住、新卒でいきなりフリーライターになりました。 群馬メディア「gooma」、観光メディア「SPOT」などで記事を書いています。得意分野は地方・フリーランス・WEBなど。 http://gooma.jp

関連する記事

”初めての転職”で不安な方へ。
第二新卒の転職に強いキャリアエージェント

近々相談したい(登録1分)

;