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文系と理系の就職活動の違いは?どっちが有利?

 2018年4月25日  Posted by  編集部


文系と理系では学習内容が違うように、就職活動における採用基準・方法にも大きな違いがあります。文系は人間性や熱意を重視されますが、理系は大学での研究活動のような専門性に比重が置かれます。今回はそんな文系・理系の就活の違いについて解説します。

1.文系の就職活動の特徴

文系就職では自由応募が基本であり、求められる人物像は職種によって多種多様なことが特徴です。スキルよりも人間性が重視されますので、何よりも徹底的な自己分析が大切になります。

・自由応募が基本

文系就職は自由応募という一般的な形式が基本になります。理系の選考に比べて、エントリーシートの提出から最終面接までの選考過程が多いのが特徴です。メリットは「幅広い選択肢から自分の将来を決められる」ことですが、選択肢が多すぎて「気に入った企業を見つけるのに時間がかかる」というデメリットもあります。

・人間性や熱意のアピールを重視

文系では、それぞれに研究テーマがある理系に比べて専門性がアピールしにくいです。公認会計士税理士といった資格を持っていれば別ですが、原則は今あるスキルよりも「将来性」を見られます。つまり、いかに人間性や熱意のアピールができるかが企業への印象を大きく左右することになります。

・学生時代に学んだこと経験したこと

大学での勉強が仕事に直結しにくい文系学生は、「アピールできることがない」と悩みがちです。中には、就活時期が迫ってから急いでボランティア活動などに参加する人も、、、しかしこれまでの経験をよく掘り返して、見る角度を変えると、今まで気づかなかったアピールポイントが見つかる可能性は十分にあります。

2.理系の就職活動の特徴

理系就職では学校による推薦枠応募も多く、大学で研究した内容や取り組み姿勢を問われるのが特徴です。人間性よりもスキルや経験が大切となります。

・推薦枠での採用がある

理系学生には「学校推薦」という就活制度があります。企業が大学の専攻ごとに採用枠を設けており、一般的に大学院修士の学生が対象となります。学生は指導教授から推薦状を書いてもらうので、自由応募よりもアピールしやすく選考を有利に進めやすい利点があります。ただし、前年までの企業と大学の信頼関係で成り立つ制度のため、「内定を断らない」ことが前提である点に注意が必要です。

・大手企業では修士以上の採用が主流ですが・・・

大手企業の研究開発職では大学院修士を条件とするところが多く、「研究職を目指すなら修士は必須」とよく耳にします。しかし、文部科学省平成29年度 学校基本調査」によると、理系学生で大学院などへの進学者の割合は36.1%に留まります。学部卒を研究職で採用する企業も多くありますので、進学には目的を持って、決して周りに流された選択をしないようにしましょう。

・技術面接・スペシャリスト選考がある

理系の選考では、学んできた専門技術の習熟度を確かめるため、研究開発部門との面談が設けられることがあります。技術系職員である面接官に、自分が研究してきたテーマについてプレゼンして質疑応答を行う形式が一般的です。加えて筆記試験を課す企業もあり、大学で学んできたことが仕事に直結する理系ならではの形式になります。

3.文系と理系の就職活動の違い

その他、就職活動において文系理系で異なる点をいくつか紹介します。

・エントリー数の違い

何社にエントリーするかは人によりますが、文系を中心として自由応募での採用を目指す学部生であれば、50社程度はエントリーします。一方、理系修士や業界を絞っている理系学部生であれば、1社あたりの分析に費やす労力も考慮して20~30社に落ち着くようです。中には5~10社に絞る人もいますが、そのほとんどは公務員志望や学校推薦に照準を合わせている理系修士の学生が大半になります。

・面接回数の違い

文系では面接は3回以上が基本であるのに対し、推薦枠などもある理系では1~2回で内定が決まるところも多いです。そのためエントリー数の比較と併せて、理系は文系に比べて就活にかける時間が大幅に短くなる傾向にあります。

・専門性を問われるか問われないか

選考過程や採用枠の違いからわかるように、専門性は文系よりも理系が圧倒的に問われます。見方を変えると、理系は大学での研究という「実績」が問われ、文系は大学で頑張ったことなど、これまでの過ごし方から読み取れる「人間性」に重点が置かれると言えます。

・まとめ

以上の違いを踏まえると、理系の方が対策をしやすい印象を受けるかもしれません。しかしそれは推薦枠を利用する人が多く、文系に比べて極端に選択肢を絞るからに過ぎません。自分の専攻とあまり関係ない企業であれば文系理系に優劣はほとんどないでしょう。

4.あなたと企業がかみ合うかどうか

求める人物像は企業ごとに異なります。無理に企業に合わせるより、自分の専攻や志向が企業でどう活かせるかを考えるほうが自然なアピールに繋がるでしょう。その点を意識して、志望する業界の情報には常にアンテナを張っておいてください。


Rebe career 編集部

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