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外資系メーカーの仕事内容、日系メーカーとの違いとは?業界別人気メーカーランキングも解説!

 2018年4月19日  Posted by  編集部

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外資系企業のなかでも、企業数で大きな割合を占めている外資系メーカー。おなじメーカーとは言っても、その規模や働き方は日系企業と大きく異なります。今回はその仕事内容と業界別人気企業、日系企業との違いについて解説します。

外資系企業の4割が「卸売業(メーカー)」。その仕事内容とは

外資系で一番多いのがメーカー

経済産業省が2017年に公表した「第51回外資系企業動向調査(2017 年調査)の概況」を確認してみると、集計された3217社のうち1259社が卸売業(メーカー)であることが分かります。実に、外資系企業の全産業のうち39.1%を占めていることになり、最多の業種です。つまり、日本にはかなり多くの外資系メーカーが参入していることになります。

(参考:経済産業省 第51回外資系企業動向調査(2017 年調査)の概況

外資系メーカーの仕事とは?

外資系メーカーには、営業・生産統括・消費者調査・研究開発など、さまざまな部門があります。

営業

営業職に関しては日系企業と仕事内容が似ており、小売店や卸売店に自社商品を置いてくれるように営業をかける仕事です。しかし、長期間かけて定着した日系企業商品の場所を取らなければならないため、外資系企業はメーカーに限らず「営業が大変」であると言われています。

生産統括

サプライチェーンとも言い、大手外資メーカーP&Gでは「PS」と呼んでいる職種です。メーカーとして欠品を起こさないように、生産数量をコントロールする仕事です。仕事内容が多岐に渡るため高い専門性が求められ、未経験で中途採用されることはない職種だと言われています。

消費者調査

消費者調査部門は、マーケティングと近い位置にあります。マーケティングにおいては消費者の動向やニーズが非常に重要なので、企画された製品コンセプトなどが消費者にマッチするかどうかをテストするなどの仕事を行なっています。

研究開発

R&Dとも呼ばれる研究開発は、海外で開発された商品の原本が日本に即したものになるように調整をする部門です。成分レベルの開発はすでに海外本社で行われているため、商品を日本の法律に合わせたり、パッケージ開発を行うことが主な仕事になります。

代表的な外資系メーカー

消費財メーカー人気ランキングTOP3

  1. P&G Japan
  2. ユニリーバ・ジャパン
  3. 日本ロレアル

アメリカ・オハイオ州で設立され、名前を聞くことも多いP&Gがトップにランクインしました。P&Gは世界でもトップクラスの収益を誇る外資系メーカーですし、2位のユニリーバ・ジャパンは「リプトン」「LUX」など多くのブランドを生み出した企業です。3位の日本ロレアルは世界トップの外資系化粧品企業で、「メイベリン」などが代表的な商品です。

化学メーカー人気ランキングTOP3

  1. デュポン
  2. ダウ・ケミカル
  3. BASF

化学メーカーでは、1位と2位にアメリカ生まれの企業が2つランクイン。3位のBASFはドイツに本社があり、世界最大の化学メーカー。なお、2017年にデュポンとダウ・ケミカルは合併・経営統合され、新しく「ダウ・デュポン」として生まれ変わっています。

電機・重工メーカー人気ランキングTOP3

  1. GEジャパン
  2. ABB
  3. 日本ヒューレット・パッカード(HP)

1位の日本GEは、法人向け総合金融事業のGEフィナンシャルサービス、不動産事業のGEリアル・エステートなどが合併された企業でしたが、融資事業に関しては2015年に三井住友フィナンシャルグループが買収し子会社となりました。2位のABB電力や重工を主な事業としていますが、世界4大産業用ロボットメーカーのひとつでもあります。

製薬メーカー人気ランキングTOP3

  1. ジョンソン&ジョンソン
  2. ファイザー
  3. アストラゼネカ

世界最大級のヘルスケアカンパニーであるジョンソン&ジョンソンが人気ランキングでも1位にランクイン。2位のファイザーは医薬品の売上高が世界トップ、3位のアストラゼネカはイギリスの「ゼネカ」とスウェーデンの「アストラ」が合併して誕生した企業です。

外資系メーカーと日系メーカーの違い

外資系では自ら希望しないかぎり職種転換はない

外資系企業では、メーカーに限らず「職種の変更」や「異動」が少ないという特徴があります。ゼネラルに社会人としてのスキルを身につけていく日系と異なり、ひとつの職種を極める専門職としての能力が重視されます。

また日系企業は新人を教育する文化があるのに比べ、外資系はそのような文化はなく「やりながら覚える」ことが求められます。

外資系は、昇進か、さもなくば会社を去る

終身雇用・年功序列の考え方が残る日系企業では、勤続年数が長くなれば、ほぼ間違いなく給与は上がっていきます。対して外資系メーカーは、とにかく成果主義です。

外資系メーカーでは、自分で仕事を探して完遂する能力が常に求められ、それができるようであれば昇進、できなければすぐに辞めてしまう…という働き方が一般的のようです。日本と比べ、海外のほうが転職に対するハードルが低いのも理由の一つかもしれませんね。

外資系は、男女平等に出世の機会がある

男女雇用機会均等法が認知されてから少しは改善されましたが、日本はいまだに男性社会といわれ、女性が出世し管理職になるのは難しい状況が続いています。

やはりそのあたりの整備は外資系企業のほうが進んでおり、ROBERT WALTERSの「職務動向調査 2016」によれば、「女性管理職が2割以上いる」と回答している社員が29.8%と3割に迫っています。ちなみに、日系企業では11.9%にとどまっています。

(参考:ROBERT WALTERS 「職務動向調査 2016」

「外資系メーカー」とはいえ、P&Gやジョンソン&ジョンソンなどは日常的に耳にすることが多い企業です。外資系企業は、日本にいながら海外と同じ働き方を実践することができる場です。一般的に就職・転職の難易度が高いとされているので、憧れだけで決めず、覚悟を持って挑戦しましょう。


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