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職務経歴書の書き方とは?自分の強みをアピールするためのコツ

 2017年11月25日  Posted by  編集部


職務経歴書を書く前の準備として、自己分析が必要とされているのはなぜなのでしょうか。転職活動で職務経歴書は、自分の強みをアピールするための材料となるものです。職務経歴書に書くべき内容や書き方の種類などについてまとめました。

職務経歴書を書く前に自己分析が必要な理由


転職では、即戦力としての実務能力を求められるケースが多く、応募先の企業でどのように活躍できるか、「ウリ」になる部分をいかにアピールできるかが、採用の合否を決める鍵となります。そこで、これまでの経歴をアピールする材料となるのが職務経歴書です。

職務経歴書は、これまでの経歴をただ羅列していくのではなく、自分の強みをアピールするプレゼン資料だと意識して作成しましょう。職務経歴書を書く前に自己分析をすることで、自分がアピールできる強みを見出すことができます。

自己分析を行うときは、まずは、転職したい理由を明確にしましょう。転職理由は志望動機と表裏一体となることが多く、それに沿った志望動機であれば、面接の際にもロジカルに話しやすいです。

次に、キャリアの棚卸しを行います。これまでどんな仕事をしたか、担当した業務や身についたスキル、実績などを書き出していきましょう。また、心掛けてきたことややりがいを感じたこと、嬉しかった経験や苦しかった経験も加えていきます。

最後のステップは、書き出したものを分析し、自分の強みとなる部分を見つけ出して、言語化していく作業です。自分の強みが整理できたら、具体的なエピソードも織り交ぜてまとめると、具体性のある強みが導き出せます。こうして自己分析を行うことで、アピールポイントが明確になった職務経歴書を作成しやすくなります。

職務経歴書に書くべき内容とは


最初に、記入年月日と氏名を記入します。冒頭に職歴の要約をつけると、これまでの経歴の概略が採用担当者に伝わりやすいです。

職務経歴書に記載する職歴は、履歴書の職歴欄よりも詳しく書くことを意識してください。たとえば、今いる会社がベンチャー企業や家族経営の中小企業などの場合、採用担当者が社名だけではどの程度の企業規模で、どういった事業を営んでいるのかわからないことが少なくありません。企業ごとに在籍期間を記載するとともに、事業内容と資本金、売上高、従業員数といった会社概要を添えるとわかりやすいです。

また、入社や退職だけでなく部署の異動や昇格などキャリアステップごとに、所属部署や役職、職務内容、実績などを記入します。職務内容は、「いつ」「どこで」「誰に対して」「何を行ったのか」と実績・成果を記載します。実績は売上などの数値や表彰などを記載すると具体性があり、評価されやすくなります。マネージメント経験がある場合も、評価のポイントになることが多いです。

資格や特技は履歴書にも記入欄がありますが、応募する職種に直結する保有資格などがあれば、補足する情報を加えて職務経歴書にも記入します。また、資格を所有していなくても、ソフトやツールの使用経験や対応できる言語環境、語学力など、応募職種で活かせるスキルがあれば書いておくことで、アピールに繋がります。

また、派遣社員やアルバイトとして活躍した期間が長い方は、派遣社員や、アルバイトとしての職務経験を職務経歴書に記載してもよいかどうかという疑問があると思いますが、結論的には、書いて問題ありません。

なぜなら、職務経歴書というのは、経験してきた仕事の詳細を書くための書類であり、かつ、その仕事をしてきたことで、あなたは何ができるのか、どのような能力を培って、どういう風に仕事をしてきたのか、を表現するレジュメであるため、そこに雇用形態は関係ない、というのが建前となっているからです。

ですから、職務経歴書の書き方としては、派遣社員やアルバイトとしての経験を通じて、「何ができるようになったのか」「どんな仕事が得意なのか」「仕事をどのような工夫をして行ってきたのか」などの観点から職務内容を個別具体的に書ければグッドです。これは正社員も派遣社員もアルバイトも特段変わりありません。

また、派遣社員としての職務経歴がある方は、職務経歴書に書くのは、派遣会社ではなく、派遣先企業であるということは注意しましょう。

正社員でも派遣社員でもアルバイトでも同じですが、「どのような業界で」「どれくらいの規模の」「どんな仕事をしてきたのか」が重要です。

職務経歴書を読む側からすると、行ってきた仕事のレベルや責任分掌と、働いていたところは密接につながっているということを意識しておきましょう。

最後に、これまでの職歴を通じて得た自分の強みなどの自己㏚を記入します。なお職務経歴書には、趣味や特技といったプライベートな内容は不要です。

職務経歴書の3つの書き方(編年体式、逆編年体式、キャリア式)


職務経歴書の主な書き方には、編年体式、逆編年体式、キャリア式の3種類があります。

■編年体式

入社や異動の年月を見出しとし、職歴を時系列で古い方から順番に書いていくオーソドックスな方法です。経歴が一目で順を追ってわかりやすく、職務の習熟度も伝わりやすいことがメリットです。ただし、アピールポイントが際立つようにする工夫が必要です。転職や社内での異動が少ない人、社会人経験が浅い人などに向いています。

【2012年4月 〇〇〇〇株式会社入社】
業務内容:ソフトウェア開発
資本金:120億円
年商:1,900億円
従業員数:1,250名
3か月間の新人研修において基本的なビジネスマナー、システム開発の基礎を学ぶ。
【2012年7月 金融システム本部に配属】
金融システム開発に携わる。主に生命保険の受発注管理・入出金システムの開発を担当。
【2015年9月 産業システム本部に異動】
産業システム本部にて、通信インフラシステム開発に携わる
主には、設計書作成およびシステムテストを担当。

■逆編年体式

時系列で新しい方から職歴を記載していく方法です。過去の職歴よりも現在の職歴の方が応募職種に近く、関連する仕事での職務経験をアピールしたい場合に向いています。逆順であることがわかりやすいように書くことがポイントになります。

【2015年9月~】
産業システム本部に異動
通信インフラシステムの開発に携わる。主な担当は設計工程およびシステムテスト。
【2012年7月~2015年8月】
金融システム本部に配属。
主に、生命保険系システムの開発に携わる。
担当は生命保険ウェブサイトの受発注管理・入出金管理システムの開発工程。
【2012年4月】
新卒にて〇〇〇〇株式会社入社。
3か月間の新人研修において基本的なビジネスマナー、システム開発の基礎を学ぶ。

■キャリア形式

職務内容やプロジェクトを見出しとして、職歴を書いていく方法です。応募する求人に近い職務内容に重点を置いて記載できる点がメリットになります。ただし、時系列がわかりにくくならないように、職務内容やプロジェクト単位では時系列に沿って書いていきましょう。キャリア形式は、技術職など専門性の高い職種についている人や、転職回数が多く、複数の職種にまたがって、キャリアを積んでいる人に向いた書き方です。

生命保険系システム開発に関わる経歴
【2012年4月~2012年6月】
新卒にて〇〇〇〇株式会社入社。新人研修において、3か月間、基礎的なビジネススキルおよびシステム開発を学ぶ。
【2012年7月~2015年8月】
金融システム本部に配属。
<職務>生命保険システム(受発注管理・入出金管理)開発に従事。
<使用言語>Java,C#,HTML,SQLなど。
産業系システム開発に関わる経歴
【2015年9月~現在】
産業システム本部に異動。
<職務>通信インフラシステムの開発に携わる。主な担当は設計工程およびシステムテスト。
<使用言語>Java,C++,HTML,VBなど。

転職やキャリアチェンジが多く経歴が複雑なときは、編年体式とキャリア形式を組み合わせるなど、採用担当者にわかりやすく、強みをアピールできるものとなるように工夫しましょう。

まとめ

自分の強みをアピールできるよう、職務経歴書は工夫することが大切です。職務経歴書を書く前に自己分析を行って、自分の強みを見出したうえで、採用担当者に伝わりやすいように、書き方も熟慮しましょう。


Rebe career 編集部

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