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「あなたにとって仕事とは?」の問いから企業が知りたいこと

 2018年5月7日  Posted by  編集部

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仕事とは何か? 人生にとって永遠の課題のようにも感じますが、実は就職面接でよく聞かれる質問の一つです。では、企業がこの質問をする意図はいったい何なのでしょうか。

「あなたにとって仕事とは?」と聞く企業の意図

仕事に対する価値観を知りたい

企業がこの質問をする意図として、一つはあなたの仕事に対する価値観を知りたいということがあります。それが正しいかどうかよりも、回答から分かる価値観や個性をもとに「一緒に働きたい人物か」を判断していると言えます。

準備された志望動機だけでは本当に熱意があるのか分からないことがあるため、企業は違う角度から「仕事そのもに対する意識」を確かめているのです。

社風や経営理念と合うかどうか知りたい

同時に、企業はあなたの価値観が、社風や経営理念にマッチするかを見ています。たとえば、保守的で安定感を求める会社であれば「挑戦」や「革新」を強く求める人は採用しづらいでしょう。

会社は社長の理念を軸にものごとが決まるので、そこに合う人かどうかは重要な問題。どんなに能力が高く優秀だとしても、その企業に対して適性があるかは別の話なのです。

仕事に対する意欲を知りたい

企業にとって、仕事への意欲が高いにこしたことはありません。仕事では苦しいこともたくさんあり、そもそも意欲の弱い人はすぐにやめてしまうからです。

厚生労働省の調査『新規学卒者の離職状況』によると、大卒者の3年以内の離職率は32.2%と「3人に1人」が辞めている状況。理由は「労働条件が合わない」とか「人間関係がうまくいかない」というものが多いようです。けれども、これらはどこに勤めようとも起こりうること。もちろん程度によりますが、そういった困難も強い意欲をもって乗り越えられる人を企業は求めているのです。

また、新卒や第二新卒の場合は経験値が少ない分、どれだけやる気があるのかは重要な判断材料になります。転職であれば、前職を辞めてまで自社で働きたい理由を知りたいところ。意欲がある人ほど、入社してからの伸びしろが期待できますので、溢れる熱意をしっかりアピールしておきたいですね。

では次に、この質問に対して言ってはいけないNG回答を見てみましょう。

「あなたにとって仕事とは?」に対するNG回答例

自己成長・夢の実現→会社にとっての利益と結びつけられなければNG

「成長したい」「夢があります」というと、一見かなりの熱意があるように感じます。しかし、それが会社の利益に繋がらなければ、自分本位な人と見られてしまうかもしれません。

つまり、理由そのものが悪いのではなく、言い方の問題です。成長を通してどんな貢献ができるか? 夢の実現が会社とどんな関係があるのか? というところまで相手に伝える必要があります。

お金のため→短絡的・即物的すぎる

お金のために働くのは、誰もが同じです。正直なのは良いことですが、それでは「給料がもらえれば何でも良い」という印象を与えてしまいます。企業はその他の動機を求めているため、あまりに即物的すぎると思われてしまう回答は避けたいところです。質問の意図を考えると、収入などの条件面以外の回答を用意する必要があるでしょう。

(正社員として)働いたことがないのでわからない

新卒であれば、アルバイト以外に働いた経験がない場合がほとんどです。仕事とは何かと聞かれても困る、、、と思うかもしれません。しかし、企業はその場合「今のあなたはどう考えるか?」を聞きたいと思っています。

「(おそらく)今後は今までよりも○○が求められると考えます。」という風に、自分なりの考えを展開できることが大切になります。決して、分からないの一言で終わらせないようにしてくださいね。

基本的に面接では、誰でも当てはまること、分かり切ったことを答えるのはNGです。企業はさまざまな質問から、あなたにしかないプラスアルファの部分を引き出そうとしているので、その狙いを汲み取った回答をするように心がけましょう。

それでは以上を踏まえて、「仕事とは何か」の答えを3ステップで作ってみましょう。

自分にとっての「仕事とは何か」を見つける3ステップ

応募先企業の社風や理念を理解する

あなたが会社にマッチする人だとアピールするには、企業のことを知る必要があります。その際、HPやパンフレットに載っている社員の声などは参考になるでしょう。また、実際に社員と話す機会があれば、会社のどこにやりがいを感じているかが見えてきます。

「仕事とは何か」の捉え方は人それぞれでも、その企業に合った答え方は必然的に絞られてくると思います。自分の頭に職場の映像がはっきり描けるくらいリサーチしておけると良いでしょう。

仕事を通して会社や社会にどんな貢献をできるのか考える

企業研究ができたら、それを踏まえて自分が貢献できることを書き出してみてください。前職の経験を事業にそのまま活かせるのか、人柄が社風にフィットするので職場を活気づけられるのかなど、いろいろな角度から考えてみることが大切です。その中で、自分が考える「仕事とは何か?」に当てはまるものを絞っていくイメージです。

貢献できると思う理由(これまでの経験)を添える

最後に、あなたが会社に貢献できると考える根拠として、自身の経験を加えましょう。アルバイトやインターン経験、両親からの教えなどのエピソードは、あなたの回答に説得力を持たせてくれます。アピールポイントは周りと被ることも多いですが、個人の経験は他の就活生と違う印象を与えるチャンスです。

「以上の理由(経験)から、貴社においてもこんな風に働きたい」といった意気込みで締めくくるとおさまりが良く、強い入社意欲をアピールできます。

考え方はそれぞれ!でも企業に合わせた言葉で話そう

「仕事とは何か?」の問いに正解はありません。しかし、その質問から企業が見極めたいのは、あなたが自社に合っているか、ゆくゆくは利益をもたらすかどうかです。個性や価値観をただ伝えるのではなく、常に「~だから貴社にメリットがあります」というかたちで示すことが大切ではないでしょうか。


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和田

東京在住のフリーライター。公務員からライターに転身し、転職サービスサイト、女性向けメディアなどで記事を執筆。自己実現、女性の活躍、美容健康にも高い関心がある。

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