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30代でも、転職回数が多くても、転職を成功させるには?

 2018年5月16日  Posted by  編集部


年齢や回数を気にして、転職に二の足を踏んでいる人も多いと思います。ですが、本当に年齢や回数が転職に影響するのでしょうか。そこで今回は、採用担当者の本音から、転職を成功させるのに必要なポイントを考えていきます。

(1)どの年齢が一番、転職成功率が高い?

実は、10年前に比べ転職成功者の平均年齢は上がっています。ここでは、年齢が上がった背景や、どのくらい上昇したのか、また、どの年齢が1番、転職成功率が高いのかを見ていきたいと思います。

転職成功者は30代が1番多い

DODA「転職成功者の年齢調査(2017年下半期)」によると、転職成功者の平均年齢は32.1歳。男性は32.7歳、女性は29.7歳となっています。

また、男女合わせた年齢平均の内訳として、最も多かったのが「25~29歳」の38.1%、続いて「30~34歳」の23.8%。対して最も少なかったのが「24歳以下」の9.5%でした。

転職年齢が上がった背景

同じ調査結果から見ると、転職成功者の平均年齢は、過去10年で3歳上昇しています。平均年齢が上がった背景は何なのでしょうか。

まず、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など、最新技術が注目されている中、社内に必要なスキルを持つ人材が不足していることが挙げられます。

こうした状況に対応するには、即戦力となってくれる経験者が必要です。つまり、若い未経験者ではなく、知識や技術を身につけた、比較的年齢の高いベテランでなければ意味がないのです。

このように採用する企業側のニーズが変わったことが、平均年齢が上がっていることの大きな理由だと考えられます。

(2)転職回数で転職成功率は変わる?

つづいて、転職回数が多いと採用は厳しいのかどうか、また、転職回数が多くても採用されるにはどうしたらいいか、について考えて見ましょう。

年代別の転職回数

リクナビNEXTによるアンケート結果によると、20代の76%が「転職経験なし」ですが、30代になると半分以上にあたる53%もの人が転職を経験しているようです。

ちなみに、30代での転職回数の内訳では、「転職1回」が24%(約4人に1人)、「2回以上の転職」が29%(3人に1人)となっています。

では、転職回数が増えると、どんな影響があるのでしょうか。転職が成功するかどうかの基準は、どこにあるのか見ていきましょう。

3回以上の転職回数はアウト?

同じくリクナビNEXTの採用担当者に向けたアンケートの結果によると、転職回数が1~2回までは、気にすると答えた人はたったの10%でした。

しかし、3回目では「気にする」が40%と大幅に増加。4~5回目では、68%が気にすると回答しています。

とはいえ、3回目以上だからといって、転職できないというわけではありません。3回以上という回数は気になりつつも、人材不足で採用をしたいという理由から、実際には、転職回数が多くても採用しているようです。

採用したなかで1番多かった転職回数

上のアンケートで、採用担当者は3回以上の転職回数を「気にする」と回答していましたが、一方で、90%以上の企業が「採用したことがある」と回答しています。

つまり、面接までたどり着ければ、3回以上の転職経験があっても、転職理由や、その伝え方次第で、採用を勝ち取ることができます。

(3)転職の成功率を上げる方法

転職回数が多くても成功している人が工夫したポイントは、いったい何だったのでしょうか。

複数の応募手段を利用する(求人サイト、エージェント、ハローワーク)

共通していることは、必ず複数の手段で求人情報をチェックしていることです。たとえば、転職サイトだけでなく、ハローワークに行ってみたり、転職エージェント(人材紹介会社)へも登録しておきましょう。

自己PRを工夫する

自己PRとは、自分の強みや長所を、仕事・企業のどこで活かすことができるのかを、伝えるものです。たとえば、単に「英語が得意です」といわれても、採用担当者からすれば、どれくらいの英語力かも分かりませんし、仕事にどう活かせるのかも分かりません。

これでは「英語が得意らしい」という印象で終わってしまい、せっかくのスキルも採用につながらない可能性があります。

では、どうすれば自己PRとして伝わるのでしょうか。ポイントは長所が「どの位のレベルなのか」「仕事に、どう活かすのか」を明確にすることです。

具体的には、「英語は話す力を中心に身につけてきたため、海外の取引先との商談も可能です」など、活躍している姿を担当者に想像させるようなアピールが必要となります。

ちなみに、長所がスキルや資格の場合、短期間で身につけたことをアピールできれば、より良い印象を残せるかもしれません。

以下に、例を紹介します。参考にしてみてください。

<例>

「毎日朝と晩に1時間ずつ独学で学習を行い、英語力を磨いてきました。徹底してTOEICの出題傾向を研究し、文法や単語を効率よく学習することで、たった1年でTOEICの点数を455点から、820点まで伸ばすことができました。

身につけた英語力を活かして、貴社の貿易部門で、相手国との交渉などに力を発揮していきたいです。」

内定承諾前に給与について確認する

転職回数が多いと、都度、給与がリセットされてしまい「こんなハズでは、、、」と後悔することも。しかし、相手企業で活かせるスキルや資格があれば、給与を落とすことなく転職できる可能性があります。

内定を承諾する前に、資格手当の対象となる資格や、たとえ業界未経験でも、営業など同じ職種に勤めていた経験があるなど、給与UPにつながるものがないかを洗い出しておきましょう。

何より重要となるのが、思い切って交渉する勇気です。採用されたいと思うあまり、条件を妥協してしまえば、また転職を繰り返す原因にもなりかねません。「長く勤めたいからこそ交渉しているんだ」という姿勢を貫けば、相手企業から良い条件を提示してもらえるかもしれません。

転職回数は気にしない!しっかり準備をして内定をつかもう

転職回数が多いことが、それほど不利にならないということが、おわかりいただけたでしょうか。大事なのは、あなたが今、仕事に対してどう向き合っていて、これからどうしたいか、ということです。この点をしっかりと伝えられれば、転職成功率はぐっと上がります。


hiro

日本と台湾、中国のクォーター。 ITベンチャーでデザイナー・エンジニアを経てライターに転身。 訪日観光客向け、スマホゲーム、恋愛など、さまざまなジャンルのメディアで執筆している。 座右の銘は「成功の反対は失敗ではなく、何もしない事」。 保有資格はマイクロソフトオフィススペシャリスト・パソコンスピード認定試験1級・色彩検定3級・HTML5。

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