五月病とうつ病の違いは?五月病にならないためのポイントとGW明けの過ごし方
2018年5月7日 Posted by 編集部

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GWが終わると次にやってくるのが、五月病。うつっぽい症状が続くのは辛いですよね。そこで今回は、五月病になりやすい人の特徴や「うつ病」との違いといった基本的な知識と、五月病を悪化させてしまう習慣と、予防・改善する方法をご紹介いたします。
五月病とは?
五月病の定義
五月病とは、GW(ゴールデンウイーク)が明ける五月中頃から「つまらない」、「やる気がない」などの感情面での変化や、「倦怠感がとれない」など身体的な不調が続くことの総称です。
症状がうつ病と近いことから、うつ病と混同されることも多い一方、5月にこのような症状が出るとだいたいが「五月病だからすぐ治る」と軽視されてしまいます。
しかし、五月病は悪化させてしまうと本当にうつ病につながるケースもあるため、注意が必要です。
五月病とうつ病の違い
五月病はあくまでGWという年度初の長期休暇を経て訪れる症状で、仕事や学業をする人々の大半が長期休暇以降に倦怠感などを感じるため名称がつけられた兆候です。
一方、うつ病はひとつの病として定義されており、生活に支障をきたす可能性が高く、個人のケアにとどまらず病院での治療などが必要なケースがほとんどです。
うつ病の初期症状は五月病とほとんど同じで、時期が五月以降に重なっていると見落としがちです。つまり、五月病とうつ病のボーダーを自身が感じ取り、早期に判断と対応をすることが必要なのです。
どうして“五月”になりやすい?
GWは多くの人にとって、「(お正月からの)がんばった数ヶ月」の後に来る「長期休暇」です。緊張の糸が途切れると、今までは認識すらできなかったストレスや体の疲れが一気に押し寄せ、回復に時間がかかります。
GWのうちにそれらの疲れが解消できれば良いのですが、回復しきれないうちに再び多忙な日々が訪れると、その状態に対して身心は「もっと休みたい」という警告を発します。その結果、5月の仕事や学業にはどうしても身が入らない状態が比較的多くなり、うつ病のような症状につながるのです。
五月病になりやすい人の特徴
4月から新天地でがんばっている人
4月から新しい環境で働き始めた人や、まったく知らないメンバーの中に飛び込んだ人は、適応しようと必死に無理をしてきた日々だったでしょう。
そのストレスは思いのほか身心にこたえているもので、どんなに周囲に笑顔を見せていても、芯では疲労が蓄積し続けているはずです。そのストレスは、GWにドッとあなたにのしかかるでしょう。
年度末に向けて多忙だった人
すでに慣れ親しんだ環境にある人でも、3月まで追い込まれていた人たちもいるかもしれません。こういったタイプの人たちは、「GWまでがんばろう」と自分に言い聞かせながら4月を乗り切っていることが多く、GWに入った瞬間にその糸が途切れてしまうので、五月病になりやすいのです。
不調を抑えこんで働いていた人
季節の移り変わりによる風邪や花粉症、以前から抱えていた身心の不調などを見て見ぬ振りして働き続けていた人は、我慢し続けたことで肥大した疲労感に襲われることでしょう。不調をこらえることは、それだけでエネルギーを要します。また、GW明けにそのエネルギーを使うことに対して、体は抵抗します。
五月病を予防/改善する3つのポイント
「夏まで運動」を計画・実行する
運動をすることはうつ病の改善策でもよく挙げられますが、体内のリズムを崩すことなく、正常な疲労を与えて回復するサイクルを作ってくれるため、五月病にも役立ちます。
ただでさえ倦怠感のある時に「毎日スポーツを続けよう!」なんて前向きな目標を立てることは難しいので、とりあえず暑くなるまで、1ヶ月だけでも1駅分遠くまで歩いてみるなどの、小さな目標で運動のプランを立ててみてください。
また、家の中でできる運動プランを立てるのもおすすめです。休日に家でだらだらするのもたまにはいいものですが、そのうち10分、20分だけでもストレッチなどをしてみると、体が軽くなります。
いつもよりも「プラス1時間の休息」をとる
五月病の改善には休息をとる。これは言うまでもないことなのですが、GW明けは業務が重なりがちですし、意識的に休息をとれる人ならそもそも五月病にはなっていないでしょう。
時間を決めて休息を増やしてみてください。睡眠不足の人が突然、一日8時間眠る日々に切り替えることは難しくても、今までより1時間早く眠ることなら比較的取り入れやすいでしょう。無理に休もうとすると、休むことと思い通り休めないことがストレスになります。
「GWに休んだから働かなければいけない」は幻想
GWが過ぎると、いつも以上に働かなければならないと意気込む人がほとんどです。しかし、思い返せばそこまであなたはいつも以上にがんばっていたのですから、GWくらい休んで当然なのです。したがって、GWを過ぎていつも以上にがんばる必要などどこにもありません。
いつも通り、ではなく、むしろいつもより落としたエネルギーで、持続させていれば良いのです。できないことはできないと言ってよいでしょう。五月病を患い、体が重い状態で溜まり続けるタスクを抱えるよりは、生産的な判断です。
五月病を軽減しながら夏に向けてゆっくり過ごそう
五月病は誰にでも起こりうる症状です。五月病にかかったからと言って心が弱いわけでも、疲れがとれにくいわけでもありません。自然なものとして受け入れ、ご紹介したような改善点を意識しながら、ゆったりと過ごしましょう。やがて来る梅雨や夏に向けて、エネルギーをしっかり補給する五月を過ごしてくださいね。
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