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やたら短い面接、顔が疲れた面接官…ブラック企業を面接から見分ける方法とは?

 2018年5月7日  Posted by  編集部

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日本社会に蔓延するブラック企業は、その採用の方法に特徴があります。今回はその中でも面接にフォーカスし、ブラック企業の見分け方を解説していきます。

面接でわかるブラック企業の見分け方(1)面接前編

メールや電話のやりとりが22時以降や休日にもある

まず、面接の連絡の時点でブラック企業を見分ける方法があります。選考の予定を組む際に日程を調整することがあるわけですが、そこでの連絡が22時以降や休日にも行われているとなると、ブラック企業である可能性を怪しんだほうがいいかと思います。

通常、選考を受ける側の人間は一般的なビジネスマナーに沿ってメールや電話を行ないますが、その返事のメールが業務時間外であるはずの深夜や休日に返ってくるということは、実際に内定をもらって働き始めた時に自分がその立場になる可能性があるということです。企業が求人で定めている休日や定時をチェックし、連絡が時間内であるかを確認しておきましょう。

社長だけ羽振りが良さそう

なんとなく社長という立場には「お金持ち」のイメージがありますが、そうとは限りません。社長は自分の所得を犠牲にしてでも従業員に給与を支払う義務があるので、企業全体として売り上げが芳しくなくても身銭を切って従業員の生活を優先する立場です。ですから、小さな企業やベンチャー企業だと社長よりも従業員のほうが潤っていることも少なくありません。

そんな現状がある中、「社長だけ羽振りがいい」「社長だけブランド物をたくさん身につけている」と感じたら要注意です。その企業では社長の役員報酬だけが多めに設定されていて、従業員に適正な金額が回っていない可能性が考えられます。またこのパターンでは、明らかに労働基準法に違反した支払い方式であることもままあります。

頻繁に求人広告を出している(転職サイトに掲載している)

また、求人広告を常に出している企業は離職率が高いことが想定されるため、警戒したほうが良いでしょう。離職率が高く慢性的に人手不足な企業は、やはり何らかの原因があって生まれているのです。

また、転職サイトにいつまでも求人が掲載されている場合は「求人が成功していない」証拠でもあります。このような企業は「とにかく誰でもいいから応募してくれ」という考えから、応募条件のハードルが極端に低いという特徴もあります。

面接でわかるブラック企業の見分け方(2)働く人・オフィス編

面接官の顔が疲れている

面接会場に入ったら、まずは面接官の顔をチラ見してみましょう。その表情が浮かないものであれば、仕事が楽しくなかったり長時間労働をしていたりする可能性があります。

また優良企業は社内全体に活気があるもの。採用担当者に限らず、オフィスですれ違う人などの表情も確認しておきましょう。

オフィスが整理整頓されていない・汚い

面接のためにオフィスを訪れる際、その様子をチェックするのも重要です。先に述べたような人手の足りていない企業では、社員ひとりあたりの仕事量が多すぎるためにオフィスを整理整頓する時間が確保できません。またそもそも「汚くても問題ない」と考えている場合もあるかもしれませんが、どちらにせよ問題です。

社内の精神状況はオフィスの雰囲気に反映されるので、デスク・トイレ・受付なども出来る限り確認しておくと良いでしょう。

成績グラフとスローガンの掲げ方

オフィスに営業成績の棒グラフや社訓などが掲示されている企業は少なくありません。それ自体には問題はないのですが、注目すべきはその掲げ方です。

成績のグラフが所狭しと貼られていると目標達成へのプレッシャーが強い企業、掲げられているスローガンが精神論的なものである場合、業務の理論的なテクニックを教えていない企業であることが想定されます。このような企業は、成果が芳しくない時に原因を個人に押し付けようとする傾向があるため注意が必要です。

面接でわかるブラック企業の見分け方(3)面接内容編

求人広告と違う条件や仕事内容

ブラック企業がブラック企業だと言われる大きな要素のひとつに、面接で求人広告と異なる条件を提示してくるというものがあります。応募者が仕事を求めていることからその立場を利用して、本当の情報を面接時まで隠しているのです。休日・労働時間・残業代などの表記が実際と異なるかどうかを見分けることは難しいですが、面接で「おかしいな」と思ったら検討しなおすことが重要になります。

雑談ばかりで仕事の話がない

面接は、応募者を採用するか否かを判断するために設けられている場です。一般的には時間もそこまで長くなく、応募者と企業の相性をはかる貴重なタイミングなのです。そんな面接において仕事に関係のない雑談ばかりするようでは、応募者がどのような能力を持っているのか・本当に自社とマッチしているのかを判断することなど不可能です。

このような企業では、それこそ応募者を単なる「人手」「道具」と考えている恐れがありますし、応募者側からしても面接で全く仕事の情報が得られないのは時間のムダでしかありません。

短時間の面接で内定を出す、内定承諾の返事を急かす

企業が面接を行うとき、多くは「人事や現場の人間による面接」と「役員を含んだ面接」までを行います。組み合わせはこの限りではないものの、本当に優秀な人材を手に入れるためには「なるべく多くの社員の意見を複合的に加味して採用したい」と考えるはずです。

しかしブラック企業は人材が定着せず、早急に人手を確保したいと考えているため、面接がやたらと短い・いきなり社長面接というパターンが多い傾向にあります。さらには面接中に内定を告げ、その場で返事を求める「オワハラ(就活終われハラスメント)」に近い手法をとる企業も存在します。

 

就職活動や転職活動での失敗を防ぐためには、とにかくいろいろな方面からの情報収集が重要となります。長時間労働・残業代未払いなどの「絶対的なブラック企業」を避けるのはもちろんのことですが、「そこまでブラックではないが自分との相性が悪い企業」に就職・転職してしまうこともないように、面接をひとつの判断材料にして慎重に検討しましょう。


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市根井

1994年生まれ群馬県在住、新卒でいきなりフリーライターになりました。 群馬メディア「gooma」、観光メディア「SPOT」などで記事を書いています。得意分野は地方・フリーランス・WEBなど。 http://gooma.jp

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