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転職の理由はポジティブに言い換え可能! 20代が面接で使える転職理由の模範回答5例

 2017年11月29日  Posted by  編集部


転職の面接ではかならず、転職に至った理由を聞かれますが、ネガティブな事情の場合もしばしばあります。実際に面接ではどのように伝えるべきなのでしょうか?ネガティブな転職理由をポジティブに言い換える方法と、面接での模範回答を考えていきます。

20代でよくある5つの転職理由


就職してまだキャリアも浅い20代は成長段階でもありますが、なぜ転職を考えるようになってしまったのでしょうか?20代の転職理由、代表的なものを5つご紹介します。

1.やりたい仕事がある

まず、「他にやりたい仕事がある」という理由です。この場合は、仕事を続けていくうちに自分が本当にやりたい仕事が見つかった、というポジティブなパターンと、「想定外の職種に配属された」「新卒入社時に妥協してしまった」などといった現在の業務に不満を持っているネガティブなパターンの2つに分かれます。

2.労働時間に不満がある

主に「残業時間が多かった」、「休日出勤などがあり休みが取れない」といった、企業の労働条件による理由です。入社した企業がブラック企業だったというものも含まれます。度を超した労働時間は身体も精神も壊してしまうため、できるだけ早く転職を考えるべきです。

3.給与が安い

新卒での初任給は横並びであったものの、数年働いている間に、他社に勤める同年代よりも大きな給与格差があった、能力が評価されず給与に反映されない、といった不満がある場合にも、転職を考える要因になります。ただし面接で退職理由として述べると印象が悪くなってしまう恐れがあるので、言及は避けたほうがよい理由でもあります。

4.スキルアップしたい

企業のシステムや会社の都合上、入社して数年経っても社内でのスキルアップ・キャリアアップが望めない場合や、自社では扱う機会のない業務に挑戦したいというケースです。上昇志向のアピールにもなるので、面接で伝えると効果のある退職理由です。

5.会社の将来性に不安がある

自社の業績が思わしくなく将来に不安がある場合に、見切りを付けるケースです。会社が不祥事を起こした場合も該当し、それをきっかけとして退職する人も少なくありません。

このほかにもさまざまな理由で転職を考える20代がいますが、転職活動に成功するには、その理由と目的をはっきりとさせておくことが大切です。たとえネガティブな理由であっても、書類選考や面接で採用担当者が納得できるようなポジティブな志望動機へとつなげていくことができます。

ネガティブな転職理由の中にはポジティブな転職理由が必ず隠れている


「やりたい仕事がある」や「スキルアップしたい」という理由は、ポジティブな理由といえます。しかし、労働時間への不満や給料の安さは、あまりポジティブな理由とはいえません。また、会社の人間関係の悪さが原因、ノルマが厳しかったなど、「自分が悪いのでは?」とも捉えられてしまいかねないネガティブな理由で転職を考えている人もいるでしょう。

転職活動を行う場合には、面接で必ず転職する理由を聞かれます。ここで、正直にネガティブな理由を口にしてしまってはいけません。採用担当者が持つ「うちに来てもまた辞めるのではないか」という懸念を払拭させることが必要です。

しかし、ネガティブな理由も、ひとつ見方を変えれば、ポジティブととらえられる部分は必ず見つかります。人間関係の悪さが原因であれば「チームで協力して働きたい」、ノルマの厳しさが原因であれば「顧客と長期的な関係を築く営業がしたい」と言い換えることができるのです。
まずは、自分にとって転職への意思が決定的となった原因を、さまざまな角度から考えてみましょう。必ず何かポジティブな面が隠れているはずです。

ネガティブな転職理由を、面接で上手に伝えるには?


ネガティブな理由をポジティブに捉えなおすことが重要なことはわかりましたが、実際に面接で聞かれた場合の伝え方も考えておきましょう。大切なことは、ただ理由だけをポジティブにするのではなく、志望理由から筋道立てて説明できることです。また、その理由が、志望先の企業でないと実現できないということをアピールするのが効果的です。

では、ネガティブな転職理由の場合の、志望理由と転職理由を絡めた伝え方をご紹介します。

「労働時間への不満」は効率性をアピール

前職が長時間の残業が常態化した、いわゆるブラック企業だった場合には、その実態に触れても構いませんが、「長時間の残業よりも、効率を上げることにより高い成果を目指したいと考えるようになった」と回答するとよいでしょう。実際自分が取り組んだ施策などもあれば織り交ぜると効果的です。

面接官:

「前職の退職理由を教えてください。」

模範回答:
「私はスキルアップのために日常的に勉強をしたいと考えているのですが、前の会社では十分な時間が確保できませんでした。そこでクラウドを利用して情報共有を行ったり、社内SNSを導入して会議の効率化を図ったりと対策を提案したのですが、前職では電話対応の時間が定められていたため実質的な効率化には至りませんでした。今後も仕事において専門的な知識を身につけたいと考えており、そのためにもなるべく効率的に成果を出していきたいため転職を考えるようになりました。」

「給与が低い」は正当に評価されたい思いをアピール

給与が不満で転職を決める人というのは、前職でもある程度の結果を出しているはずです。それが評価や金銭面につながらないために給与が安いと感じてしまうのです。そこで、「前職では成果が給与に反映されなかったので、実力が正当な評価につながる会社で働きたい」とアピールします。もちろん、前職での実績についても例示することを忘れないようにしましょう。

面接官:

「どうして、転職を考えるようになったのですか。」

模範解答:

「前職では営業として勤務していたのですが、年功序列の意識が強く、自分の成果を実感できずにいました。そこでモチベーションを高めるためにも、成果が評価される成果主義の会社に転職したいと考えるようになりました。実力が正当な評価につながれば、営業としてのスキルを発揮できる自信があります。そこで自身のキャリアプランと照らし合わせ、収入面でも上を目指していきたいと考えています。」

「人間関係」が問題ならチームへの思いをアピール

人間関係の悪さが原因での転職の場合、その人にも問題はないのかという不安が残ります。そのため、逆に、「チームで協力し合い、より高い成果を出したい」と思っていることを伝えます。自分のコミュニケーション能力も同時にアピールするとよいでしょう。

面接官:

「転職のきっかけを教えてください。」

模範解答:

「私は周囲とのコミュニケーションが好きで、人と協力しながら働くことが得意なのですが、前職では業務上個人で動くことが多く、自分の力を十分に発揮できずにいました。そこで、高い成果をあげるためにもチームの中で協力し合いたいという気持ちが高まり、転職を考えるようになりました。またシステムエンジニアは、クライアントとの信頼関係を築き意思疎通をはかることも重要な業務の一つです。私は人との関わりの中でパフォーマンスを向上して、御社へ貢献できると確信しています。」

「会社の将来性の不安」は志望先の理念へ変換する

会社の将来性に不安を感じているという理由の転職の場合には、志望先の企業理念をあげ、安心して働くことができる、という点を伝えます。自分の理念と志望先の理念が一致していることをアピールしましょう。

面接官:

「前職の退職理由と、転職を考えた理由を教えてください。」

模範解答:

「前職はITサービスを提供するベンチャーだったのですが、若手社員の意見がなかなか通らない硬直的な組織だと感じていました。めざましい発展が進むIT業界では、常にトップを走り続けなければなりません。しかしその環境では、企業としての将来性に不安があります。その点、御社の経営理念は若手を尊重するもので、強く共感いたしました。私はITという仕事自体には魅力を感じており、長期的にこの業界で働きたいと考えているため、企業として芯が通っている御社を志望いたしました。」

 

まとめ

転職の面接で必ず聞かれる前職の退職理由は、「ポジティブに変換する」ことを忘れないようにしましょう。志望先の企業にとっても、自分にとっても重要なのは未来です。志望先の企業だから自分の思いが叶う働き方ができるという熱意を、転職する理由と同時に伝えましょう。


Rebe career 編集部

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