キャリアアップマガジンTOP  >   転職にいい時期と悪い時期がある!?自分にあったベストな転職時期の見極め方

転職にいい時期と悪い時期がある!?自分にあったベストな転職時期の見極め方

 2017年11月30日  Posted by  編集部


どんなことにも、一番いいタイミングがあります。もちろん、転職にもいい時期と悪い時期があります。いい時期であれば、求人数も多く、あなたにぴったりの会社が見つかる可能性も高いですし、さらに、きちんと転職活動のスケジュールを組めば、しっかりボーナスをもらってから退職することもできます。

転職時期は市場動向や採用ニーズから判断


まずは、自分が転職しようと考えている業界の景気がいいのか、求人が増加傾向にあるかといった点が判断材料となります。自分なりのリサーチを行なう前に、以下の3つについて調べてみてください。

1.業界全体の景気を見る

希望の業界が決まっているときはもちろん、「営業がしたい」など職種しか決まっていない場合でも、伸びている業界の方が採用されやすい傾向にあります。そのため、業界ごとの景気や短期的な予測を知っておくことといいでしょう。

ネットを調べればたくさんの情報が出てきますが、帝国データバンクの「景気・業界動向」など、信頼できる会社の情報をまずは見てみることをおすすめします。その上で、ニュースや新聞、業界にいる先輩や友人からの生の情報を加えることで、より正しい情報を得ることができます。

2.求人数を調べる

総務省統計局のデータ(総務省統計局「労働市場関係指標(求人倍率・就職率・充足率・求人数・求職者数・就職件数))によれば、年によって若干バラツキがありますが、2月から3月と、8月頃および10月から11月に、求人数が増える傾向があることがわかります。

加えて、DODA「転職市場予測」のような業界ごとに求人数の動向をまとめているサイトがありますので、希望する業界をチェックしてみると、より正確に転職にいいタイミングがわかります。

3.会社ごとの個別の状況を把握する

ボーナス時期(6月および12月)の直後にあたる7月頃や1月頃に、中途採用の求人件数が増える企業もあります。また、新規採用をした社員が早々に退職し、急遽、求人ニーズが高まる時期として考えられるのは、5月や6月です。志望先企業の最新状況を知るには、インターネットやハローワークの公開情報、転職コンサルタントなど専門家からの情報を参考としてみましょう。

また、企業によっては面接時に入社可能日を聞かれる場合があります。これは企業の採用担当者が人員の過不足について時期ごとに予測をして、採用計画を立てているためです。採用担当者にとっては、採用計画の目標達成が生産性とイコールとなるので、同じような経歴・スキルの応募者がいた場合には、採用計画で予定している期間内に入社できそうな人の評価が高くなります。このことからも、企業ごとに採用ニーズが高まる時期を調べることはとても重要です。また入りたい企業がある場合は、採用ニーズの高まる時期にスムーズに入社できるよう、現職を退職するための準備も着々と整えましょう。

年齢、勤続年数、ボーナスの時期など、自分の事情を考慮する


適切な転職時期を判断するためには、自分自身の個別の諸事情も、しっかりと考えておきましょう。少なくとも以下の点をおさえておきたいところです。

1.年齢

自分自身がどの年代にあるかによって、積極的に転職活動をすべきタイミングかどうか判断することも重要です。業界や業種によって、若手(20代)であるほうが転職に有利な場合もあれば、一方で、中堅クラス(30代から40代)のほうが有利に交渉を進められるケースもあります。

2.勤続年数

現在の会社で何年くらい勤務し、どの程度のスキルや経験・知識を身につけているかによって、最適な転職時期が異なる可能性もあります。業界や職種によって必要な経験年数や資格が違うことはもちろん、特に理由もなく、勤続1年前後で転職を繰り返していると「忍耐力がない」など社会人としての資質を疑われる可能性も出てきます。

3.ボーナス時期

昇給のタイミングや、賞与・ボーナス時期もしっかりと考慮に入れてることが必要です。転職後すぐには昇給やボーナスがないことを考えると、現在の会社で「あと少し勤務していれば、ボーナスがもらえたのに」と後悔することがないようにしたいですね。

4.ライフプラン

転職は、金銭面にも少なからず影響を及ぼすため、住居の新規購入や結婚、出産や育児などライフプランを考えながら、タイミングを見極めることも重要です。

目指す先が同業種か否かで転職時期も異なる


転職したいと考えている企業の業種が、現在勤務している企業と同業種か否かによって、自分にとっての最適な転職時期が異なる場合もあります。

■同業他社への転職の場合

今までの業務経験が、次の転職先で生かせる可能性が大きいです。したがって、現在の勤め先で一定の評価を得られるような経験と実績を積むまで、転職のタイミングを延期することも考えてみてもいいかもしれません。つまり、よりよい条件・待遇の会社に転職するのであれば、自分の市場価値を十分に高めてから転職したほうがいい、ということですね。

■異業種への転職の場合

一方、異業種の企業への転職を希望している場合には、過去の経験や実績が雇用条件に影響しない可能性が大きくなります。そのため、1歳でも若いうち、できれば第二新卒枠で挑戦する方が、採用される確率がぐっと上がります。

転職したい時期から逆算して転職活動を開始しよう


転職にいい時期を見極めることができたら、次は、いつごろから転職活動を始めるべきかを考えましょう。転職活動では、候補となる企業のリサーチと選択、志望先企業への応募、数回にわたる面接など、いくつかのステップがあり、自分だけの都合でスケジュールを組むことが難しい可能性も往々にしてあります。特に、現在の会社に勤務しながら転職活動を行なう場合には、時間的にもかなり制約があるため、ある程度時間的に余裕を持っておくことも重要です。

とはいえ、あまりに転職活動期間が長すぎてしまうのも考えもの。心身ともに疲れてしまうことは目に見えていますし、だらだらと長引かせてしまうと意欲も薄れてしまいます。転職活動の期間としては、3ヶ月〜6ヶ月を目安にして、そこから逆算して自己分析、企業研究、応募、面接のスケジュールを組んでみましょう。

また転職先企業が入社してほしい時期(採用計画どおりの時期)に入社できるようにするためには、「現職の繁忙期をどう乗りきるか?」ということも念頭に置いて転職のスケジュールを組みましょう。繁忙期が来る前に辞めてしまうか、また繁忙期でもスムーズに仕事を引き継いで退職できるように、時間をかけて万全の用意をしておく必要があります。本意ではないかもしれませんが本当に転職したいのであれば、現職の繁忙期と、転職時期が重ならない業界や職種の企業を調べて活動することも1つの手です。市場動向や採用ニーズに関して定期的に情報収集することを欠かさないでください。

なお、転職活動に必要な期間については、次の記事もぜひ参考にしてみてください。「転職成功者の3割は3ヶ月で内定。転職活動を短期間で終えるべき理由と、短期で内定の秘訣は?

まとめ

転職時期の最終的な決定は、勤務先の状況や自身のライフプランなど総合的に判断し、円満退社につながるよう、慎重に行ないましょう。また、転職活動中の情報管理を徹底し、現在勤めている会社の周囲に予期せぬ噂が流れないよう、日々の行動や言動に注意することも大切です。


Rebe career 編集部

Rebe career編集部です。若手ビジネスパーソン向けに、スキルアップの方法論や今後のキャリア選択の参考になる良質なコンテンツを毎日配信しています。

関連する記事

”初めて転職”で不安な方へ。
20代の転職に強いキャリアエージェント

近々相談したい(登録1分)