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結婚後の転職はNG?今ドキ女子の転職・結婚事情を徹底解説!

 2018年5月11日  Posted by  編集部


働く女子のなかでも、多い悩みが、「結婚」と「転職」のタイミング。「転職は時間がかかるから、ひとまず結婚した後にしようかな」なんて考えている人はいませんか? ちょっと待ってください。どうやら転職するなら「結婚前」の方が良さそうです。今回は今ドキ女子たちの転職・結婚にまつわる、さまざまな事情を解説します!

転職するなら断然「結婚前」!その3つの理由とは?

エージェントや経験者の口コミを見ていると、結婚に伴う、転職のタイミングは「結婚前」の方が良さそうです。ではなぜ、結婚前に転職した方が良いのでしょうか?

1.雇用形態などを結婚後の都合に合わせて選べる

結婚前のタイミングであれば、結婚後の生活を見越したうえで良い条件の会社や雇用形態を選んで転職することが可能です。結婚を機に新居を構える人は、通勤に便利な勤務地を選んで転職活動を進めることもできます。

また、結婚後すぐに妊娠・出産の予定がある場合には、時短労働などが制度として認められている会社を探して転職活動できます。

ちなみに、ご主人と相談して家計を維持できるのであれば、パートやアルバイトなど時間の融通が効きやすい雇用形態を選ぶこともできます。

2.転職後すぐの産休・育休は取りづらい

結婚後、出産や育児を早い時期にしたいと希望している女性にとっては、死活問題とも言えるでしょう。

まず産前産後休業ですが、これは労働基準法 第65条で定められています。法律上では雇用形態を問わず、産前は出産予定日6週間前から、産後は出産翌日から8週間まで、基本的に就業不可となります。これは転職時期などを問わず、会社が必ず取らせなければならない休暇です。

しかし、転職して職場の人間関係づくりも十分にできていないうちに、急に仕事を長期間休んでしまうと、周囲の心象はあまり良くないでしょう。

そして、一番の問題が育児休業です。実は育休は取得のための条件が下記のとおりあります。

  • 同じ企業に1年以上雇用されていること
  • 育休明けにも引き続き雇用される予定であること、有期契約の場合その期間が1年以上あること
  • 週の労働日数が3日以上あること

つまり、転職してすぐ育休取得の申請をすることはできないのです。あくまで、「転職後1年を越えており、引き続き勤務することが明らかな場合」において、会社に育児休業を申請することができます。

これでは、結婚後に転職した場合、育休を取得できるようになるまで、時間がかかってしまうことがわかりますね。

 

3.結婚前の転職の方が、選べる仕事の幅が増える

結婚前後で転職を考えている人がいるのであれば、結婚前に転職活動をしたほうが仕事を選んで転職活動することができるでしょう。少しでも年齢が若いほうがポテンシャル採用される確率が高いことや、独身女性だと出張・転勤などにフレキシブルな対応ができると考える会社があるためです。

結婚してしまうと現職場では働きにくいことがすでに確定している人や、結婚後も長く働き続けられる職場を見つけたい人は、結婚前に転職活動をして、自分にとっての理想な会社を見つけておきましょう。

給与が下がってもOK?「寿転職」が増加中!

「寿転職」って何?

「寿退職」は聞いたことがあるという人が多いかもしれません。結婚を機に仕事を辞め、従来では女性が家庭に入る前提での退職のことを指していました。今の50〜60代くらいの女性に多いかもしれません。

「寿転職」とは最近出てきた言葉で、その名のとおり結婚を機に仕事を変えることを指します。「今の会社じゃ残業が多過ぎて家庭と両立できない」「育休産休を取れるような風土がないから、このままじゃ出産・育児は無理」など現職に何かしら不安を感じている女性が結婚を機に転職する女性が増えているようです。

賃金は下がっている?寿転職の良し悪し

寿転職と聞くとなんだかおめでたいイメージもありますが、実は寿転職後の新たに仕事に就くと賃金は平均8.5%程度下がるという実態が、内閣府の調査でわかっています。理由は退職後にパートなどで復職している割合が上がっていることが挙げられます。

内閣府の男女共同参画局が出しているライフイベントによる女性の就業形態の変化(平成23年)によると、結婚前は64.2%を占めていた正社員の比率が、結婚後に43.6%まで下がり、第1子出産、第2子出産、第3子出産となっていくに連れ減少傾向にあります。

他方、厚生労働省の出しているデータによると、仕事を出産・育児を理由に辞めて、新たに仕事に就いた人は2006年には約10万人強いました。2015年にはこれが約16万人、約5割も増えています。

注目すべきは、パートで働く人の割合が62%に急増していることです。賃金の低いパートでの再就職が5万人増えています。家庭や育児との両立を考えた時に「正社員では厳しい、働きづらい」と考える女性が未だ多いようです。

結婚前の転職を成功させる5つのポイント


女性が転職するなら、結婚前がいいことはお分かりいただけたかと思います。では結婚前に転職して、結婚後も幸せに働き暮らしていくためには、どのように転職活動をしていけば良いのでしょうか?転職活動を成功させるための5つのポイントをご紹介します!

1.自分が大切にしていきたい優先順位を決める

まず転職活動を始める前に「結婚後の自分が何を大切にして生きていきたいか?」という、自分の中での優先順位を明らかにしましょう。これは人によって、かなり異なるポイントでもあります。

「結婚や出産を経ても、バリバリ第一線で働きたい!」「仕事も続けたいけど、家族にとって良い妻や母でありたい」など、何を優先するかが変わると、選択肢に入る会社や働き方も異なってくるでしょう。

2.出産・育児の可能性を考えて仕事を選ぶ

出産や育児などのライフイベントは、女性のキャリアへの影響がまだまだ大きいのが現状です。結婚前に転職活動するのであれば、ここはしっかり考えたいところです。

いつ頃出産する予定なのか? ご主人と家事の分担はどうする予定なのか? ご主人の収入のみで育児期間を乗り切れるのか? など、それぞれのライフステージにおいて、自分がどのような働き方を選択するのが良いかを、一度考えてみましょう。

3.既婚者がどのくらい在籍しているかを確認する

いざ会社を選んで、説明会や選考会で採用担当者と会う機会があったら、ぜひその会社の既婚者の割合を質問しておきましょう。結婚してからも働きやすい環境かどうかは、実際に結婚していながら、その会社で働き続けている人がどの程度の割合がいるかを確認するといいでしょう。

逆に、独身の社員が多い会社は「結婚したあと働き続けるのが難しい理由があるのかな?」となることもあり、これでは結婚後も想定しての転職には、向いていない会社と言えるでしょう。

4.長く働き続けたい意思を伝える

転職活動で結婚の予定があることを、応募先企業に伝えると「もしかしたら出産・育児などですぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまう可能性もあります。結婚前の転職活動の鉄則ですが、結婚後も長く働き続ける意思があることを根拠とともに採用担当者へ伝える努力をしましょう。

たとえば、「義理の両親が近くに住んでいるので、子どもの面倒を見てくれます」「○○保育園を利用する予定で、延長保育の利用も考えています」など、長く働くことを想定しながら応募していることを伝えましょう。

5.情報収集は念には念を入れて行う

結婚後のことも想定しながら転職活動を行う際には、念には念を入れて情報収集を行いましょう。求人広告だけでなく、社員の口コミが載っている「Vorkers」や「カイシャの評判」なども参考にしながら、自分に合っていそうな社風かどうかも吟味しましょう。

「口コミや求人広告だけじゃ心配……」という人は、転職エージェントを使ってみると良いでしょう。その会社の今の状況や、直近で転職した人がいれば最新の情報をもらえる可能性もあります。使えるものは全て利用して、情報収集を行いましょう。

仕事も結婚も自分らしい選択ができるように行動しよう!

結婚前の転職がなぜ良いか?また寿転職の増加や、転職を最高させる5つのポイントをご紹介しました。仕事も結婚も自分らしい選択ができるように考え行動できれば、充実した結婚生活を送ることができるはずです!


大森由理

大森由理

ニーガタのオーモリ。既婚29歳の派遣事務とライター業。大学院まで運動生理学が専門、卒後は研究員として働く。キャリアに興味があり、人材紹介会社で1年営業をする。キャリア、教育、スポーツ、研究界隈が好き。近頃は「やってみるをやってみる」実行中。

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