履歴書の職歴にアルバイト経験は入れても大丈夫?
2017年12月12日 Posted by 編集部


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履歴書のメインになるのが、学歴と職歴です。ただ、既卒や第二新卒の場合、ほとんど学歴だけになってしまうので、職歴欄が寂しくなってしまいます。履歴書の職歴にアルバイト経験は入れても良いのか、記入する場合の注意点も紹介します。
履歴書に職歴として書くべきアルバイト、書かなくてよいアルバイト
履歴書にアルバイトの経験を書くべきかどうかは、アルバイトの内容と状況によります。アルバイトの履歴を書いた方が良い場合と、書く必要がない場合に分けて詳しく見ていきましょう。
・履歴書に書いた方がいいアルバイト
2つのケースが考えられます。①学生時代に応募先の仕事内容に繋がるようなアルバイトをしていた場合と、②正社員として働いて退職した後アルバイトをした場合です。前者の仕事につながるアルバイトは、たとえ学生時代の経験であってもアピールできます(②については、のちほど説明します)。
・履歴書に書く必要がないアルバイト
転職活動期間中の短期のアルバイトは、スキルをアピールするほどでもないので、書く必要はありません。
掛け持ちをしていた場合と、転職活動中にアルバイトをしていた場合の記載方法
掛け持ちをしていた場合、転職活動中にアルバイトをした場合、それぞれのアルバイトの記載方法を確認してみましょう。
1.アルバイトを掛け持ちしていた場合
同時期に2つ以上のアルバイトを掛け持ち(Wワーク)していた場合には、以下いずれかの形で記載します。
①会社ごとに記載する
平成29年4月 〇〇株式会社入社(アルバイト)
平成29年 12月 〇〇株式会社退社
平成29年6月 株式会社△△入社(アルバイト)
平成29年 11月 株式会社△△退社
②会社ごとに1行にまとめる
平成29年 4月 〇〇株式会社 アルバイト勤務(平成29年12月に退職)
平成29年 6月 株式会社△△ アルバイト勤務(平成29年11月に退職)
2.転職活動中にアルバイトしている場合
正社員として働き、退職後アルバイトをした場合は、履歴書へのアルバイト経験の記入が必要です。履歴書にアルバイトの履歴を書かないと、退職後何をしていたのか伝わらず、無職だと思われてしまいます。また、空白の期間に何をしていたのか重視する企業は意外に多く、無職である期間にマイナスの印象を抱かれることも多いです。アルバイト経験がある場合、次の就職先が決まるまでのつなぎとして働いていたなど、理由があれば決してマイナスにはならないので、履歴書に記載して不安要素を減らしておきましょう。
アルバイト経験を上手にアピールできる書き方
アルバイトでも、採用担当者に熱心に取り組んでいたこと、工夫して取り組んでいたことが伝われば、十分なアピールポイントになります。たとえばバイトリーダーなど人をまとめた経験は大きなアピールになります。どんな風に指導して、何を工夫し、その結果何を得られたか。チームで協力する仕事だったなら、自分はどの立ち位置で、チームのためにどんなサポートをし、どのような結果になったかなどです。さ
らに一歩進んで、アルバイトの経験が自分にどんな影響があり、これからの仕事にどのように役立てていけそうかまで記入できると良いでしょう。
詳しく記載することで、応募者の仕事に対する姿勢や、問題解決にどのように取り組んだのかがわかり、人物像が伝わりやすくなります。さらに、仕事にどう役立てるかまで記入しておくと、入社後のイメージも伝わります。
アピールしてみよう!アルバイト経験を光らせる例文
では実際にアルバイト経験をアピールするような文章を書いてみましょう。Aさんが転職活動するにあたって、塾講師のアルバイト経験をアピールするとしたら、こんな文章になるのではないでしょうか。
Aさん・女性、29歳、人材紹介会社の営業職に応募します。
私は「目標を達成するために、逆算した計画を立て実行できる」人間です。その力を発揮して、塾講師のアルバイトで受け持っていた高校生の偏差値を1年間で25伸ばし、見事第一志望の大学へ合格させました。*1
その高校生は理数系科目の点数が伸び悩んでいました。面談をして伸び悩みの原因を探ると、理数系科目への苦手意識が勉強や受験に対するモチベーションが上がらないことに影響していることに気がつきました。*2
そこで私は、まずその子が得意な文系科目の対策から開始することにしました。受験までのスケジュールの中で、前半は文系科目の比重を多くし、少しずつ理数系科目の勉強時間や量を増やしていくことで、受験当日まで勉強のモチベーションが続くように気をつけました。
また、受験まで3回あった模試でも、段階的に目標の点数を科目ごとに設定し、その子が確実にクリアできるハードルを用意することで、大学合格に現実味を少しずつ持たせる工夫もしました。*3
結果的に文系科目から受験対策を始めた結果、その子は受験や勉強に対して前向きになり、模試の点数も順調に上げることができて、第一志望の大学に合格させることができました。
貴社においても常にお客様1人1人の仕事探しの課題と向き合い、計画的、段階的に解決策を提案していける営業になりたいです。*4
*1 具体的な数値などを入れるとより現実味が増す内容になる
*2 自分で見つけた問題や課題について簡潔に提示する
*3 課題に対して、何を考えてどんな工夫を行ったか記載する
*4 アルバイトで活かしてきた能力を、どのように仕事で活かしたいかも書く
まとめ
場合によっては、履歴書の職歴欄にアルバイト経験を入れるのも効果的です。履歴書に自己PR欄があれば、アルバイトでの経験をアピールポイントにすることもできます。アルバイト経験を履歴書に盛り込む場合は、創意工夫や努力した点などより具体的に記入するようにしましょう。

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